http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/680.html
Tweet |
加計学園疑惑 時代錯誤の「人治」政治が行われているのか ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/206653
2017年6月2日 小林節 慶応大名誉教授 日刊ゲンダイ 文字お越し
小林節氏(C)日刊ゲンダイ
加計学園の獣医学部新設の件で、前文科事務次官が「公平、公正であるべき行政の在り方が(政治的介入により)歪められた」と証言し、全国に衝撃が走った。それに対して、ある老ジャーナリストが、日本記者クラブのラウンジで、「行政が政治に従うのは当たり前のことではないか」と語っていた。
この際、政治(政権を握った政治家たち)と行政(官僚たち)の関係について、認識を整理しておく必要がある。
まず、全ての前提として、「法治」と「人治」の違いを確認しておきたい。つまり、人権と人間の平等が遍く認識されるまでの長い時間、人類は「人治」政治の時代を生きてきた。そこでは、先祖の軍事的優越性を世襲した王家とそれを支える貴族が国家権力を私物化し、役人たちはその使用人として仕えてきた。
その後、啓蒙思想と近代市民革命により、国家(権力機構)は国民大衆の幸福を増進する装置であり政治家と役人は主権者国民の公僕であるという正しい認識が確立された。
加計学園の獣医学部新設の件で、前文科事務次官が「公平、公正であるべき行政の在り方が(政治的介入により)歪められた」と証言し、全国に衝撃が走った。それに対して、ある老ジャーナリストが、日本記者クラブのラウンジで、「行政が政治に従うのは当たり前のことではないか」と語っていた。
この際、政治(政権を握った政治家たち)と行政(官僚たち)の関係について、認識を整理しておく必要がある。
まず、全ての前提として、「法治」と「人治」の違いを確認しておきたい。つまり、人権と人間の平等が遍く認識されるまでの長い時間、人類は「人治」政治の時代を生きてきた。そこでは、先祖の軍事的優越性を世襲した王家とそれを支える貴族が国家権力を私物化し、役人たちはその使用人として仕えてきた。
その後、啓蒙思想と近代市民革命により、国家(権力機構)は国民大衆の幸福を増進する装置であり政治家と役人は主権者国民の公僕であるという正しい認識が確立された。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK226掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。