http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/405.html
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(回答先: 朝日新聞 / 元文科省事務次官・前川喜平さんが退任前に全職員へ宛てたメール 投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 26 日 23:10:05)
朝日新聞 / 元文科省事務次官・前川喜平さんが退任前に全職員へ宛てたメール
http://www.asyura2.com/17/senkyo226/msg/371.html
からの引用:
>文部科学省の任務は極めて重要です。私が考える文部科学省の任務とは、教育・文化・スポーツ・科学技術・学術の振興を通じて、誰もが明るく楽しくしあわせに人生を全うできる社会をつくること、未知なるものに挑戦し限界を克服し輝く未来へと前進すること、さらには自由で平等で平和で民主的で文化的な国をつくり世界の平和と人類の福祉に貢献することです。
>そして、私が考える文部科学省職員の仕事は、子どもたち、教師、研究者、技術者、芸術家、アスリートなど、それぞれの現場でがんばっている人たちを助け、励まし、支えていくことです。
>特に、弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べることは、行政官の第一の使命だと思います。
>その意味でも、文部科学省での最後の日々において、給付型奨学金制度の実現の見通しがついたこと、発達障害や外国人の児童生徒のための教職員定数改善に道筋がついたこと、教育機会確保法が成立し不登校児童生徒の学校外での学習の支援や義務教育未修了者・中学校形式卒業者などのための就学機会の整備が本格的に始まることは、私にとって大きな喜びです。
>一方で、もんじゅの廃炉と今後の高速炉開発に向けた取り組み、文化庁の機能強化と京都への移転、高大接続改革の円滑な実施など、数々の困難な課題を残して去ることはとても心残りです。
前川前事務次官個人の意思がどうであったかは分かりませんが、実態として、文科省の福島第一原発事故対応は非常におかしなものでした。また、東京オリンピック招聘に絡んでもおかしな動きでした。
1.スピーディのシュミレーションを何度も文科省は担当課が事故直後からやってました。しかし、一切菅内閣へ知らせることもせず、公開も遅れました。
2.事故後、環境中へもれた放射性物質や重金属毒性の研究について、ある意味、研究費を付けない方向で誘導がされた様子です。少なくとも、ホットパーティクル、つまり、スギ花粉よりも千分の1程度以上小さい微粒子として大気中に放出された放射性セシウムなどの微粒子が肺へ沈着することの研究がされ、公開されたが、そのことについて注意喚起を文科省として全く行わなかったことは事実。
3.文科省だけでなく、いろいろな官庁から地方自治体や大学へ行っているが、特に大学に於いて、文科省からの出向組が権力を握り、研究内容や授業内容、そして進級、入試の合否にまで口を挟んでいる様子。これが全国各地の教育をかなりゆがめている。
4.本来、311大地震で破壊された震源域の南北の隣接地域、つまり、青森県東方沖と関東平野の東方沖で次のM8地震が起こることは確実。そのことが分かっているのに、その危険性を隠ぺいして2020年東京オリンピック招聘に動き、開催費用高騰の問題を招き入れた。
本来は、AO入試の廃止と小学校から大学までの成績つけの透明化の制度を整備するべきでした。成績評価がかなりの程度教員の気持ち次第でどうにでもなる制度を作っておいて、給付型奨学金を整備するのは、入試制度の歪みを増すだけです。2010年2月の週刊朝日で東京6大学の学生各校30人とある塾の中学2年生に一般常識の問題を簡単な筆記テスト形式でやった結果の記事がありましたが、6×3−4÷2= をかなり多くの学生が間違え、中には東大の理系の2年生が居たことは衝撃的でした。総合成績一位は当然のごとくその塾の中学2年生30人でした。円周率の3.14を全く違った数値として答えた学生も多く、小学校から中学の学力が全く身についていない学生、それも一流大学の学生が多いことに驚きましたが、こういった状況を作ってきた責任はかなりの程度文科省にあります。
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