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石破氏、孤立状態 安倍首相との対決に意欲も(産経新聞):現下の情勢で「国防軍を保持する」で国会発議できるはずがない
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000560-san-pol
自民党の石破茂前地方創生担当相が、「ポスト安倍」をにらみ憲法改正で安倍晋三首相との対決に意欲的だ。首相が年内に自民党の改憲原案作成を目指し、9条への自衛隊明記などの議論を促すのに対し、石破氏は平成24年の党憲法改正草案に基づく議論をすべきだと譲らない。党内では改正実現の可能性がある首相の提案に賛同する向きが主流で、石破氏は早くも孤立しつつある。
「国民に『これが改正草案です』と示して、国政選挙を4回やっている。等閑視して議論を変えていくやり方は正しいと思わない」
石破氏は22日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、24年草案にこだわらず年内の党改憲原案取りまとめに意欲を示した首相を重ねて批判した。
首相が提案した9条1、2項を残した上での自衛隊の明文化について、石破氏は「党の今までの議論の積み重ねになかった考え方だ」と批判する。だが、石破氏と同じく24年草案の起草委員だった古屋圭司選対委員長は20日の講演で、過去に「複数の議員から提案があった」と証言した。
当時の起草委員長の中谷元(げん)前防衛相は21日のフジテレビ番組で首相の方針に賛同し、「ポスト安倍」を狙う野田聖子元総務会長も21日放映のTBS番組で「行き過ぎた草案から相当平和的になった」と評価。首相の“突然の表明”を批判した船田元(はじめ)党憲法改正推進本部長代行でさえ「草案より分かりやすい」と前向きだ。
24年草案は9条について、戦力不保持の2項を改正し「国防軍を保持する」としている。石破氏は、自衛隊が軍隊かどうかの位置づけを曖昧にしたままの改正には反対というわけだ。
ただ、公明党などの賛同も得るべく現実路線に転換した首相と比べ、石破氏は「国防軍保持」のまま他党の理解を得る目算について言及していない。
党執行部は首相の指示を受け、年内に改憲原案をまとめる方針だ。来年9月の総裁選では党内の意見集約どころか、国会で発議されている可能性さえある。9条改正の争点化は、時機を逸した看板にもなりかねない。(清宮真一)
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