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2017年05月21日 「ジャーナリスト同盟」通信
<渥美雅子編著「家族をこえる子育て」を読んで>
わが人生で、一つだけ恥ずかしいことをした。東京タイムズを辞めた時点で、1万円出版会を実施した。倒産寸前の会社だったので、希望退職金が僅かだった。生活費を確保するために「自民党派閥」(ぴいぷる社)を書いて、その宣伝と当面の生活費をねん出したのだが、考えてみると、これは自民党議員の集金パーティーに似ている。日本記者クラブと千葉市の京成ホテルの2か所で実施した。2度とやってはいけない行為である。日本記者クラブの出版会は、各社の政治部長が全員発起人になってくれた。千葉市の出版会には、同窓のよしみで有名な渥美雅子弁護士が駆け付けてくれていた。その時の写真が出てきたので、送付すると、彼女から「家族をこえる子育て」という本が届いた。読みながら、ふと右翼と男尊女卑は、特に一体であることに気付いた。
<口先だけの女性重視>
閣内に忠誠を誓う女性議員を起用していることは、決して安倍内閣の男女平等を意味しない。稲田・高市のことを知っている日本人であれば、彼女らを尊敬に値する人物と思ってはくれないだろう。
安倍や菅の女性重視論は、男尊女卑の裏返しである。その証拠に、身内のTBS記者の強姦事件をもみ消したことが、見事に証明している。被害者の怒りを週刊誌が、しっかりと報道してくれている。現在もそれは継続している。
被害者の無念を新聞テレビは、大きく報道する責任があろう。筆者は、同時にやくざにレイプされ、性奴隷よろしく歓楽街に押し込められているゴマンの、魅力的な女性の救済を取り上げるように訴えようと思う。やくざレイプ犯を放任していては、日本は永遠に近代国家を名乗ることが出来ない。おわかりか?
<幼児体験が大人になって狂暴化>
自らの体験を通して、家族問題・DV・子供問題に取り組んできた渥美さんの著書は「暴力と手を組む子供」の存在を指摘している。
具体的な事例も挙げている。「暴君で母親に対して滅茶苦茶に暴力をふるう父親」に傾倒する息子は、成長して暴力亭主になる。感じでは、この種の人間が右翼化して、政治に手を出してゆくと、公然と憲法違反をして恥じない。無知と無恥が共存する政治屋になっていく。
出来の悪い心臓の教育に困り果てていたという父親の話を聞いたことがあるが、心臓にも同じような幼児体験がベースになっているかもしれない。
<独善・独裁に走る右翼人間>
女性を対等に見ることのできない日本人・東洋人は多い。むろん、欧米にも存在しているが、アジアは特別であろう。女性を慰みモノ程度に扱うやくざレベルの男性が、右翼に多い。
神社で働いている女性を巫女と呼んでいるが、彼女らは神職に仕える立場で、対等ではないということを、最近氏子総代から聞いて頷いてしまった。
男尊女卑は、必然的に暴力的社会へと発展してゆく。腕力の強い男優先の社会である。これが政治のレベルに達すると、安倍に限らず、不都合なことは隠蔽したり、ねつ造する。いまの松野とかいう松下政経塾出身の右翼文科大臣を誕生させる?
独善と独裁は連動する。相手の立場を考えない。右翼の歴史認識がその典型である。そればかりではない、民意を排除する。最近では天皇の退位についても、皇室典範の改正を拒否して、特例法で処理する方針も同じである。これに天皇は、いたく失望しているが、右翼主義はおかまいなしに強行する。
右翼・軍拡・改憲・戦争も連動する。
一連の特定秘密・戦争法から、ついに共謀罪をも、強行する。公明党創価学会が、従来、国民と会員に約束してきた平和主義を、なんと放棄、死守しないという大変身が、安倍の右翼・独善・独裁を可能にしている。ということは、公明党創価学会も、男尊女卑が通用している組織・団体ということになろう。ゆゆしき一大事に気付く日本人でありたい。
木更津レイプ殺人事件も裏付けている。
<安倍昭惠の抵抗>
右翼人間に限ったことではないかもしれない。家庭の不和は、えてして男尊女卑から来ている。多くの女性が被害者だ。やくざがのうのうと魅力的な女性をレイプして、その後は男尊女卑の殿方に提供している日本社会の現出である。21世紀の性奴隷社会であろう。
右翼人間から、フィリピンのドゥテルテは誕生しない。ここに、日本の不幸・恥部の存続を約束させている。そこに幼児体験が絡んでいるとすると、ことは重大である。
全国民が、家族・DV・幼児体験について、両手を胸に当てて考える必要があろう。そして、はっきりと男尊女卑を拒絶するのであれば、日本にもドゥテルテが生まれてきて、やくざに限定した共謀罪でもって、やくざを根絶すればいい。安倍にはできない。
思うに、安倍晋三を方向づけた契機は二つある。一つはアメリカ留学である。ここでの体験は、加計と共有している?もう一つは北海道・札幌のススキノであろう。心臓の昔を知る自民党関係者の指摘である。
そこから夫婦円満な家庭は生まれない。昭惠も哀れだ。同情したい。彼女の相次ぐ暴走は、夫への反乱であろう。もしも、男女平等への闘争であるのであれば、それなりに意味がある。そうでなければ、監獄生活がお似合いかもしれない。
人生は厳しい。人間の幸福とは何ぞや、である。青い鳥はなかなか見つけられない。天皇でさえも、男尊女卑の政治に苦労しているのだから。
2017年5月21日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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