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看過できない寺田最高裁長官の憲法記念日の言葉
http://kenpo9.com/archives/1387
2017-05-04 天木直人のブログ
憲法意念日に発せられた安倍首相のメッセージはメディアが大きく取り上げた。
その言葉は賛否双方の国民から注目され、皆の知るとことになった。
しかし、もう一つの注目すべき言葉がある。
それが寺田逸郎最高裁長官の憲法記念日における恒例の記者会見の言葉だ。
しかし、この言葉を報じたメディアは一部に限られ、しかも小さな記事だ。
寺田最高裁長官は何と語っていたか。
「社会の変化は動きを速め、裁判所の役割はますます重みを増している」
そう語ったという(5月3日毎日新聞)
よくもぬけぬけと語れるものだ。
きょう5月4日の東京新聞がこちら特報部で書いている。
政治を忖度する最高裁の最近の判決は委縮する一方だと。
東京新聞の指摘を待つまでもなく、この国の司法は政治に屈してきた。
その源は、米軍基地は違憲だと断じた伊達秋雄東京地裁裁判長の名判決を、あっさり覆した田中耕太郎最高裁長官の政治判決だ。
1959年の事である。
どちらも砂川基地闘争に由来して砂川判決と呼ばれるが、月とスッポンの違いがある。
そして田中砂川判決の裏には、米国と結託して司法を捻じ曲げた田中耕太郎最高裁長官の不都合な真実があったことが、米国の機密文書で明らかになった。
当時の被告から再審査請求訴訟が提起された事は当然だ。
私は米国極秘文書の原告側公式翻訳官として、その訴訟に関わって来た。
どう見ても再審査は免れないずなのに、棄却されて終わるだろう。
その判決は連休明けにも下されると聞いている。
立法権と行政権をほしいままにした安倍一強政権は、司法権までも支配するに至った。
その安倍政権に服従するこの国の裁判官のトップが、よくも「裁判所の役割はますます重くなっている」などと言えたものだ。
見逃す事の出来ない憲法記念日の寺田最高裁長官の言葉である(了)
◇
憲法記念日 寺田最高裁長官「裁判所の役割ますます重く」
https://mainichi.jp/articles/20170503/k00/00m/040/087000c
毎日新聞2017年5月2日 20時01分(最終更新 5月2日 21時21分)
寺田逸郎最高裁長官=最高裁で2017年4月、佐々木順一撮影
寺田逸郎最高裁長官は3日の憲法記念日を前に記者会見し、施行70年の憲法と発足70年を迎えた戦後の裁判所について「社会の変化は動きを速め、裁判所の役割はますます重みを増している。これまで以上に変化に対応できる柔軟性を備え、法的ニーズに的確に応えていかなければならない」と述べた。
寺田長官は「社会の動きと裁判は無縁ではない。何十年か前に確立した考えがストレートに通用するとは思わずに裁判に臨むことが重要だ」と指摘。社会の変化の一例として、昨年5月に成立した刑事司法改革関連法で導入が決まっている司法取引制度を挙げ「全く新しい制度。柔軟な発想で施行に備える必要がある」と強調した。
一方、今月に施行8年を迎える裁判員制度については「我々として努力すべきところが残っている」との認識を示した。具体的には「(公判前に証拠や争点を絞り込む)公判前整理手続きの効率化は大きな課題。また裁判員候補者の出席率の低下については現在、原因の分析を進めており、何らかの対策を取っていかないといけない」と語った。【伊藤直孝】
◇
憲法改正「国民的議論にゆだねるべき問題」
http://www.news24.jp/articles/2017/05/02/07360468.html
2017年5月2日 19:00 NNN
憲法は3日で施行から70年を迎える。最高裁判所の寺田逸郎長官は、憲法記念日を前に会見を開き、憲法改正について「国民的議論にゆだねるべき問題」などと語った。
寺田逸郎長官「最高法規である憲法をどのようにするかについては、まさに国民的な議論にゆだねるべき問題であろうかと」
寺田長官は憲法改正についてこのように述べ、「国民的な議論を十分に注視している」と語った。また、裁判員制度で、裁判員を選ぶ手続きへの出席率が下がってきていることに触れ、「この傾向が続くと裁判員制度の運用そのものに支障が生じる恐れが出る」と懸念を示した。
その上で、寺田長官は「原因を分析し対策をとっていかなければならない」と話した。
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