http://www.asyura2.com/17/senkyo224/msg/698.html
Tweet |
籠池夫妻と財務省関係者の面談の音声データで分かったこと
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51716807.html
2017年04月26日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
2016年3月15日、籠池夫妻が財務省理財局の国有財産審理室長と面談した際の音声データが明らかになりました。
その一部を書き起こしましたので、先ずご覧になって下さい。
「田村でございます」
「籠池です」
「今日は、わざわざ…」
「お邪魔せないかんなあと前から思っていた…国の土地の問題で話をしていかなあかんことがありましたもんですからね。もうその足で跳びこんできました。どういう内容かご存知ですかね」
「あの、報告は受けております」
「昭恵夫人の方からも確かここに聞いてもらったこともあると思いますけど…何か変なことが起こっているなと認識していた。棟上げ式に首相夫人が来て餅をまくことになっているから、だから余計に僕はびっくりしているんです。これ、棟上げ式ずれるんとちゃんかな、と。やっぱりね、そんなバカなことをようやるな、と。」
(中略)
「今回はやっぱりね、これはあの、あの方自身が愚弄されていると思ったから、これはアカンと。こんなことしてたら大変なことになるな、と。だから、僕は自分のために来たんじゃない」
「状況の報告は受けていますので…どういう状況になっているかということは、一応承知しています」
「どうも我々が俗な言葉でいうと、舐められているような形をしているなと、ずっと前から感じていましてね」
(中略)
「現地で山のように土地が埋もれている。全体、全体…そこにビニール、革靴、長靴…うおーとあるわけですよ」
「表面に出てきている、と」
「今回お邪魔した主たる目的というのは何かというと…財務省の近畿財務局の方が、ガラとか有害物質が入っている土をもう、そのまま埋め戻して欲しいと、運ばないで場内に埋め戻して欲しいなんていくようなことが発生した。それはどなたからの指示、或いは誘導したのかというと、ここにも打ち合わせ記録がありますけれども…」
(中略)
「下から、1、2、3、4、5、6、7、8、財務局…」
「それをしないと契約はできないぞという脅し文句を言っているんですよ」(籠池諄子)
「産廃・産廃土の処分が通常の10倍では到底予算がつかないが、借主との紛争を避けたいので場内処分の方向で協力をする、とあるんですよ。場内処分ですよ。当然、業者も、そして設計士の方もですね、ああそれが国の希望なのかということで、従っていくでしょう?こんなバカなことが認められますか?悪い土地を、土をもう一度、建物の中に埋め戻してしまえと言っている訳ですよ。こんなんで小学生のですね、安心、安全な教育ができますか?できないじゃないですか、こんなことやっていて」
「残骸写真、ひどいでしょう?長靴とかバレーシューズとか瀬戸物、ガラス、あれをね、分からず埋めたらええやん…なんで借料払わなあかんのですか?なんでですか?230万円近くを毎月払わなあかんのですか?」(籠池諄子)
「じゃ、僕とこが中学校を建てる計画が将来的にあるから、それを8階建ての建物にするつもりなんですよ。中学校を建てたときにはそれを全部どけないと、我々の学園にとっては命取りになります。それどころかお国にとってもやっぱり大きな問題になってくるんじゃないかと思う」
「国の損害賠償を起こすから…起こさなしゃあないやん…どうぞとあんたらは言うでしょ、だって、自分の責任じゃないもん。何とか周りがなんかするわなって」(籠池諄子)
「国有地の…全国にありますけど…管理処分っていうのは、基本的には全部財務局の権限でやっているんですね。ただ、特例的なものは我々のところにも相談が来ますので、こういう事実を踏まえてどうしたらいいのか、これはちゃんと検討しますので…」
如何でしょうか?
要するに、籠池夫妻は何を言いたかったのかと言えば…こんなに沢山のゴミが出てきたのだから、国有地の売却価格を安くして欲しいということではないかと思うのです。
でも、それを直接言うと拙いと思ったのか、間接的に財務省をちくりちくりと攻めるのです。
掘り出した産廃をもう一度埋め戻せと近畿財務局が言っているが、そんなことがあっていいのか、と。
財務省、財務局側の対応の拙さをここで衝く訳です。
そして、同時に、こんなに沢山ゴミが出てきているという事実を突き付けます。
何故でしょう?
それは、その前の年の11月に谷査恵子さんが籠池氏に送ったファックスに、次のような文言が書いてあったからと言っていいでしょう。
「撤去に要した費用は、第6条に基づいて買受の際に考慮される」
つまり、このファックスをみた籠池氏の顧問弁護士であった酒井弁護士から知恵付けられて、籠池夫妻は財務省に直談判に行ったのではないのでしょうか?
そして、財務省理財局としては、昭恵夫人の名前が度々出るのでこれはどうにかしなければいけないということになったのではないでしょうか?
いずれにしても、その後の展開が不可思議なのです。
というのも、財務省は、本当に新たにどの位のゴミが存在するか十分に検討することもなく大幅値引きの意向を相手側に伝えたと思われるからです。
籠池氏側から国有地を購入したいという要望書が出されたのは、この面談の9日後の2016年3月24日。
しかし、その一方で、不動産鑑定士がこの土地の価格を算定した日付けは、2016年5月31日。
その日を待たなければ、財務省側が籠池氏にこの国有地の売却価格が幾らになるかは示せない筈。
そうでしょう?
しかし、国有地の売却価格が幾ら程度になるのか分からないで、国有地を購入したいとする要望書を籠池氏側が出す筈がない。
これも、そのとおりでしょう?
だとすると、籠池夫妻の直談判を受けて大童となった財務省側が、では、幾ら位なら籠池氏側が了解するかということを考え、8億円程度値引きする必要があると判断して、そのことを籠池氏側に伝えたから早速籠池氏側が買受要望書を提出したということではないのでしょうか?
本日、羽鳥さんのモーニングショーに出演していた元財務官僚の山口真由さんが言っていました。
第一次安倍内閣のとき、財務省と官邸の仲は大変悪化していた。だから、第二次安倍内閣が誕生したことで、財務省が大変な気遣いをした可能性はある、と。
少なくても昭恵夫人が関与したのは事実でしょう。
やっぱり、今回の国有地売却は違法な処分だったのです。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK224掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。