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「平和ボケ」という言葉は安倍首相にこそお似合いだ
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2017-04-13 天木直人のブログ
「平和ボケ」という言葉は、右翼の改憲論者が左翼の護憲論者に投げつける言葉と相場は決まっている。
しかし、この言葉こそ安倍首相にお似合いの言葉だ。
きょう4月13日の読売新聞が自慢げに書いている。
米国が北朝鮮に対して軍事行動に踏み切る時は日本に事前通告して欲しいと、日本政府が米国側に求めていたことをを政府関係者が12日明らかにしたと。
あたかも安倍首相がトランプ大統領との電話会談でそう伝えたと言わんばかりだ。
日米安保条約に基づいて対等な関係にあることを示したというわけだ。
何という平和ボケだろう。
米国が北朝鮮を攻撃したら北朝鮮は核ミサイルで報復するに決まっている。
報復の標的は韓国や日本の在日米軍基地だと北朝鮮は警告している。
そうなったら日本はお終いだ。
そんなことは子供でも分かる。
いくら事前通告してもらっても何の意味もない。
対等な日米同盟関係を誇示しても何の意味もない。
日米同盟のために日本が終わるのだ。
戦争を知らないまま世襲で総理にさせてもらった安倍首相は、まさしく戦争とは何かを知らない「平和ボケ」なのだ。
戦争の怖さを知っているなら、真っ先に米国に伝える事は、何があっても今は北朝鮮を攻撃してはいけないということだ。
それがまるで分っていない安倍首相と、そんな安倍首相を持ち上げる読売新聞は「平和ボケ」の極みだ。
因みに、きょう4月13日の産経新聞は、朝鮮有事が発生した時は、政府は拉致被害者を救出するため自衛隊機を飛ばす事を検討している事が分かったと書いている。
これほど馬鹿な記事はない。
朝鮮有事が起きたら、自衛隊機を飛ばすなどという悠長なことができるはずがない。
核兵器が使われたら皆犠牲者となる。
産経新聞もまた「平和ボケ」した新聞である(了)
◇
朝鮮半島有事…暫定機構の同意得て自衛隊が拉致被害者救出
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170413-00000071-san-pol
産経新聞 4/13(木) 7:55配信
■米へ情報提供と協力要請
政府が朝鮮半島有事発生時に北朝鮮による拉致被害者を救出するため、暫定統治機構の同意に基づき自衛隊機が輸送を担う案を検討していることが12日、分かった。平成16(2004)年にフセイン政権崩壊後のイラクで自衛隊が邦人を輸送した先例を念頭に置いている。ただ自衛隊の武器使用には制限があるため安全な任務遂行が難しく、米軍の協力が必要としている。
安倍晋三首相は12日、自民党の山谷えり子拉致問題対策本部長と首相官邸で面会し、「さまざまな事態が起こった際には、拉致被害者の救出に向けて米国側の協力を要請している」と述べた。山谷氏は拉致被害者救出に向けた体制整備や訓練強化などを含む提言書を手渡した。
現行法では、自衛隊が拉致被害者を救出するためには「受け入れ国」である北朝鮮の同意が必要となり、実現は難しい。しかし、朝鮮半島有事で北朝鮮の政権が崩壊すれば、国連決議に基づく暫定統治機構が設置される可能性がある。16年4月に航空自衛隊機がイラクからクウェートに邦人10人を輸送した際、暫定統治機構の同意を根拠とした。自民党拉致問題対策本部の提言のとりまとめの過程でも、政府側が「イラク方式」に言及したという。
自衛隊が拉致被害者を救出する場合、陸上自衛隊の特殊部隊・特殊作戦群が北朝鮮近海に展開する護衛艦からヘリコプターで現地に向かうケースが想定される。ただ、自衛隊の武器使用は相手の出方に応じて必要最小限度に抑える「警察比例の原則」に従わなければならない。
このため、政府はこれまで米政府に対し、拉致被害者に関する情報を提供し、安全確保のための協力を要請。救出作戦の実施に必要な制空権確保も米軍に依存すると位置づけている。
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