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政界地獄耳 「家庭教育支援法案」は必要か
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1806312.html
2017年4月12日8時43分 日刊スポーツ
★全国の警察が16年に摘発した未遂を含む殺人事件のうち、55%が親族間で起きていたという。殺人事件自体が極めて稀(まれ)なこととする我が国で確かに親殺し、祖父母殺しを子供が行う場合、その逆で親が子供を殺すなど痛ましく殺伐とした事件が紙面におどるといたたまれなくなる。新入社員諸君や、この春から学校や社会に出た人たちは都心の朝夕の電車の異常な混雑に最初は戸惑い閉口し、何本も乗るべき電車を見送ったかもしれない。加えて電車の中で小競り合いは日常茶飯事で、誰もが嫌な思いをしながらギスギスした社会に慣らされていくようだ。
★それでも内閣府の行う国民生活に関する世論調査では現在の生活にどの程度満足しているか問うと「満足」の割合が70・3%、「不満」の割合が29・0%という。政治の世界では不寛容な出来事がまん延しているが国民はやりくりしながら生活を楽しみ「満足感」を探し出している、極めて寛容な国民性だ。
★そんな中、自民党を軸にした議員立法「家庭教育支援法案」が成立を目指している。保護者は子育ての意義への理解を深め喜びを実感できるよう、自治体と地域住民は連携して社会全体で支援することをうたったもの。法律で「国家や社会の形成者として必要な資質が備わるよう環境」を縛るわけだ。しかし電車やファミレスで子供が騒いでいるのを他人が注意しようものなら逆切れされ、刺されるご時世。寛容さと不寛容さをうまく乗り切る国民に本当に必要な法律なのか。自主避難を自己責任といい、教育勅語を“新しい判断”で復活させるだけでは物足りないのか。「愛国心があるというのなら、自分の心の中で思っていればいいこと。自分は愛国者だっていう人を1万人ぐらいは見てきたが、大声でそのようなことを言うのはインチキですよ」とは元一水会最高顧問・鈴木邦男の言葉だが、すとんと落ちる。(K)※敬称略
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