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2017年03月17日 「ジャーナリスト同盟」通信
<窮鼠猫を噛む逆転負けか>
どうやらソウルの二の舞という政治決着が、秒読み段階と受け止める国民が多いようだ。悪辣すぎる国有地払下げ事件の主役が、一方を叩きのめして「われ関せず」の官邸に事態が急変した。
窮鼠猫を噛む、である。籠池が安倍に噛みついたのだ。国民の中には、籠池の勇気をたたえる向きも出てきている。安倍退陣必死である。自民党執行部も方針転換、籠池の国会喚問に切り替えた。幹事長・国対委員長も旧田中派、反清和会という人脈も注目を集めている。
<夫人にも裏切られた?>
この売国的犯罪事件で、安倍夫人も注目を集めた。大活躍していたせいである。家庭では複雑な関係にある夫妻も、こと右翼政治の分野では共闘関係にあった。
役人を引き連れての講演も、著しく度を越していたことから、国民の反発は夫人にも向けられた。しかも、逃げられない足跡をくっきりと残してくれていた。問題が表面化すると、ぴたりとマスコミの取材から逃げ出して、追及する側に大きな尻尾を見せつけた。
見方を変えると、安倍は夫人に裏切られたことにもなる。安倍の女性上位内閣が裏目に出た、との分析も可能かもしれない。
籠池夫人とのメール関係も暴かれた。ついには「安倍から」という100万円寄付の主役を演じていたことも露見してしまった。
一連の安倍答弁は、黒を白だ、白だと開き直るだけの逃げの答弁も、もはや自民党内でさえも納得させることは出来なかった。流れはソウルの女性大統領と似ていた。
<海外逃亡も効果なし>
ろくろく用もないのに、敵前逃亡よろしく4日間の欧州訪問で、日本を留守する安倍である。果して逃げ切れるだろうか。無理だろう。23日には、背後の主役が国会で爆弾証言をする。
「これも芝居のうち」と疑問視する向きもあるが、どうもそうではない。安倍の国会での暗い表情は、自ら黒であることを臭わせている。公邸から官邸に入る際の、必死で作った笑いの表情からも、それが窺える。
外遊中も携帯を手離せないだろう。側近の菅の表情もパッとしない。
<23日に国会証人喚問>
死を覚悟した人間は強い。怖いものなしだ。あらゆる脅しも効果などない。「俺一人に罪を押し付ける官邸を許せないッ」と小さな牙をむき出して、猫に襲い掛かろうとしている。
安倍を偉人と持ち上げた籠池である。むろん、今は違う。「商売上の口からの出まかせだった」というのであろう。所詮、政治もビジネスも利権での友情でしかない。心の友情はない。そこで裏切りが表面化すれば、他方は命がけの反発となる。
既に、メディアと野党議員、国民に対して爆弾証言を約束、もはや翻意する道を絶ってしまった籠池である。国会での証人喚問に耐えられる防御線はない。安倍自ら逃げ道を塞いでしまっているのだから。
5年間の極右政治の終幕も近い、という国民は多い。それでも、外遊歴で小泉を越えた、という実績にこだわる政治屋から、最後まで目線は国民に向いていない。
2017年3月17日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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