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http://mewrun7.exblog.jp/25359611/
2017-02-14 06:46
【安倍首相が、昨日13日の午後6時半に羽田空港に到着。7時に皇居に帰国の記帳を訪れた後、フジBSやNHKのニュース番組などに次々と出まくって、自分がいかに不安視されていた日米首脳会談をうまくこなし、ゴルフなどを通じてトランプ大統領と個人的な親交、信頼関係を深めたかを、自慢げにPRしていたのには驚いた。(゚Д゚)
その必死さ、エネルギッシュ度は、ある意味では敬意に値するものがあるが。自国の首相のそのような姿、言動を見て、何か逆に情けなくなってしまうところも。
もしかして、これで支持率が上がったら、稲田、金田両大臣などの問題や対米外交、TPPなどの件で国会が紛糾しそうな感じがあるし、予算を強引に通した後、衆院解散なんてことも考えているのだろうか?(@@) <もっと身勝手なことをするなら、先に衆院解散して3月初めに選挙。そのあと強引に国会を召集して、予算も成立させちゃうとか。さすがにそれはやらないかな〜?^^;>】
さて、『PKO日報、12月発見も(安倍と?)黒塗りのため公開せず&危険な状況浮き彫りで、憲法違反も? http://mewrun7.exblog.jp/25313131/』の続報を・・・。
南スーダンでは、政府軍と反政府軍の内戦が激化。7月7日〜8日には、日本のPKO部隊が派遣されている首都ジュバ&近郊で、数百人が志望するような戦闘(or武力衝突)が起きた。さらに、12日頃まで、政府軍の反政府勢力への攻撃、レイプなどが続いたという。(-_-)
<尚、国連は、この政府軍の攻撃やレイプが、民族浄化を目的にした一般市民に対する大量虐殺、虐待に転じていると警告。即時停戦を求めている。(『南スの市民攻撃が激化。国連が戦争犯罪に当たると警告+オスプレイの危険性、報告から削除』http://mewrun7.exblog.jp/25349047/>
そこでジャーナリストが、12月初めに南スーダンのPKO部隊の日報(7月7日〜12日)分の開示を求めたところ、防衛省は、日報は破棄されたので開示不可能だと拒否したとのこと。
しかし、稲田防衛大臣と河野太郎氏が再捜索を求めたところ、同省は他の部署にデータが残っているのを見つけたと発表するに至った。(~_~;)
<mewは、最初から日報も保存してあったのに破棄したことにした(または、そう言ってから破棄か隠匿した)のではないかと。少なくともデータが残っていることは、最初からわかっていた可能性もかなりあるのではないかと疑っているんだけどね。(@@)>
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ただ、同省の説明によれば、12月27日にデータが残っていることを発見したとのこと。それから1ヶ月かけて問題のありそうなところは黒塗りをした上で、稲田大臣や河野太郎氏にデータが見つかったことを報告。
そして、ようやく2月にはいって、少しずつ日報の中身を開示し始めたのだが。黒塗りしなかった部分だけを見ても、かなり生々しく現地の激しい戦闘の状況が伝わって来るものがある。(~_~;)
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防衛省は、先週7日から日報の開示を始めたのだが。何故か、大激戦のあった7〜8日から離れた11〜12日の日報から公表。で、今週にはいって民進党などの求めに応じ、7〜10日の日報を徐々に、公表するという手法をとった。^^;
11日〜12日の日報の中身に関しては、上にリンクした記事に書いたのだが・・・。
『「宿営地5、6時方向で激しい銃撃戦」(11日日報)▽「今後もUN(国連)施設近辺で偶発的に戦闘が生起する可能性」(12日日報)▽「直射火器の弾着」「戦車や迫撃砲を使用した激しい戦闘」(12日レポート)――。事態悪化時の想定として「ジュバでの衝突激化に伴うUN(国連)活動の停止」を挙げ、PKO継続が困難になる可能性にも言及していた。(朝日2.7)』という。(・o・)
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そして10日には、7月10日付けの日報+αを公表。
『南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に当たる陸上自衛隊の日報問題で、防衛省が新たに公表した2016年7月10日付の陸自派遣部隊の日報。首都ジュバ市内で「戦闘が生起」と記述されている。一部黒塗りされている
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に当たる陸上自衛隊の日報問題で、防衛省は10日までに、新たに昨年7月10日付の日報と、上級部隊の中央即応集団が作成した同11日付の「モーニングレポート」を公開した。文書には首都ジュバ市内で「攻撃ヘリや戦車の動きを確認」とあり、現地の激しい戦闘の様子が克明に記録されていた。
これまでに昨年7月11〜12日付の日報と、同12〜13日付のモーニングレポートが公表されている。
今回公開された昨年7月10日付の日報は、同6月1日から陸自の宿営地周辺で射撃音が確認されたと記述。陸自が駐留する7月10日の「ジュバ市内の戦闘に関する状況」として、宿営地南側の地区で「銃撃戦が発生」と記載され、治安が悪化している様子が分かる。
11日付の「モーニングレポート」は、ジュバ市内での衝突事案として、「大統領府周辺で銃撃戦が発生」や「ジュバ市内で(政府軍の)攻撃ヘリや戦車の動きを確認」などを列挙。「ジュバ市内の情勢安定には時間を要す」「施設隊の活動については、当面、慎重を期すことが必要」と結論付けている。(時事通信17年2月10日)』
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そして、昨日13日、7〜9日の日報が公表されたのだが。その中身も、かなり凄まじいものらしい。(-_-;)
『「戦闘で150人死傷」と記載=機関銃射撃音、日報公表―南スーダンPKO・防衛省
南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に当たる陸上自衛隊の日報問題で、防衛省は13日、2016年7月7〜9日付の日報などを公表した。
日報には「戦闘で約150人の死傷者が発生」との記述があり、陸自の宿営地がある首都ジュバの治安が急激に悪化していたことがうかがえる。
政府は当時の情勢について「武力衝突」と表現しているが、現地部隊の認識と懸け離れていたことが改めて浮き彫りになった。
7月9日付の日報は、「8日夕、ジュバにおいてSPLA(大統領派)とSPLA―iO(前副大統領派)との間で戦闘が生起」「双方合わせて約150人の死傷者が発生しているもよう」などと記載されている。
また、「戦闘に関する状況」として、陸自が駐留する宿営地南西方向から「機関銃らしき射撃音15発以上」などと緊迫した情勢が記されている。深夜に「日本隊宿営地前に避難民」との記載もあり、戦闘から避難する地元住民が宿営地に押し寄せた可能性もある。
このほか、上級部隊の中央即応集団が作成した16年7月8日付の報告書「モーニングレポート」も公表した。
日報をめぐっては、防衛省は当初「破棄した」としていたが、昨年12月下旬に統合幕僚監部で見つかっていたことが判明。同省はこれまで16年7月10〜12日付の日報と、同11〜13日付のモーニングレポートを公表している。 (時事通信17年2月13日)』
『新たな日報は、民進党の要求を受けて同省が13日に開示。16年7月9日の日報では「8日夕、ジュバにおいてSPLA(大統領派)とSPLA―iO(前副大統領派)との戦闘が生起した模様。細部経緯は不明」と記載。さらに「(現地報道によると)戦闘により、双方合わせて約150名の死傷者が発生している模様」「(両派の)抗争は抑制されておらず、更なる抗争の悪化に注意が必要」との記述もあった。(朝日新聞17年2月13日)』
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国会では昨年から、南スーダンが実質的に「戦闘」状態にあり、PKO部隊の派遣&駆けつけ警護などの武力の使用は、憲法9条やPKO5原則に反するのではないかという議論が続いているのであるが・・・。
稲田防衛大臣は、「『戦闘』は、法的には国と国の間の紛争における戦闘行為を意味する言葉だ。でも、南スーダンの場合は、国内の紛争なので『戦闘』とは言わない。『武力衝突』だ」との主張を、ひたすら繰り返している。(・・)
先週8日には、かなり押し込まれて「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」と苦しい答弁をしていたのだけど。^^;
野党はPKO部隊の日報に、隊員自身が「戦闘」という言葉を何度も使っていることから、この点をさらにツッコんで行くつもりでいるようだ。(++)
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この日報に記された「戦闘」という表現に関して、陸海空自のTOPである河野統合幕僚長は、会見で、「一般的な意味なので問題はない」と説明。ただし、隊員に表現に注意するように指示したという。(~_~;)
『南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に当たる陸上自衛隊派遣部隊の日報問題で、自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長は9日の記者会見で、現地情勢を報告する日報に「戦闘が確認された」などと記述されていたことについて、隊員が目撃した状況を率直に、一般的な意味で表現したと述べた。
当時の現地状況に関して「目の前で弾が飛び交っているのは事実で、彼らなりの表現として『戦闘』という言葉を使った」と説明。「率直な報告で、それを非難する必要もない」と話した。さらに一般論として、「銃撃戦について『戦闘』という言葉を使うのは普通」とも語った。
その上で、現地情勢については派遣部隊だけでなく、米軍や大使館など複数の情報を踏まえ、総合的に政府が判断すると指摘。「戦闘」という表現が法的に誤解を生まないよう部隊を指導したと述べた。(時事通信17年2月9日)』
『「彼らの表現は別に制約するわけではないが、『戦闘』というのは極力、使っちゃいけないではなく、よくよくそこは、そういう議論に発展するということを考えて書くようにと。私からの指示ですが、口頭で出しています」(河野克俊 統合幕僚長)
河野統合幕僚長は去年7月の南スーダンの治安について、「弾が飛び交っていたのは事実で、日報で『戦闘』という言葉を使ったことを非難する必要はない。いろんな情報を総合して、最終的に戦闘行為かどうか政府が決定する」と述べる一方、国会が紛糾したことを受け、南スーダンの部隊に「戦闘」という言葉は注意して使うよう口頭で指示したと述べました。(TBS17年2月9日)』
もちろん(?)『菅義偉官房長官は9日午前の記者会見で「(PKO参加5原則が崩れた状態としないために言い換えているとの)批判は当たらない。全く問題ない」と述べ』ている。(朝日新聞17年2月9日)』
稲田防衛大臣は、おそらく今後も国会で、同じような説明を続けて、何とか切り抜けたいところだろうけど。防衛省が日報のデータが12月26日に見つけた後、稲田大臣に1ヶ月後の1月27日まで報告していなかったことも大きな問題になっていることから、合わせ技1本で稲田大臣を辞任に追い込めないものかと、ひそかに・・・いや、おおっぴらに強く願っているmewなのだった。(@@)
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