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野党共闘の矛盾を見事に認めたサンデー毎日の志位・小沢対談ー(天木直人氏)
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6th Feb 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks
現役を退いた頃になって、急に安倍自民党に批判的になる新聞記者が目立つ。
倉重篤郎という毎日新聞記者もその一人だ。
その倉重氏がサンデー毎日の最新号で、
志位和夫共産党委員長と小沢一郎自由党党首の対談を企画し、その内容を特集記事にしている。
野党共闘のエールを送るつもりなのだろう。
しかし、それを読むと二人の意見の違いが際立つ。
それどころか、野党共闘に大きな限界がある事がわかる。
すなわち志位委員長は、トランプのいまこそ日米同盟をやめて
自主、自立した平和外交に外交、安保政策を転換する時だと説いている。
新党憲法9条の公約とまったく同じだ。
ところが小沢一郎は日米同盟の是非につき見事に逃げている。
その一方で、小沢一郎は、名前を変えられない共産党は決して踏み越えてはいない、
あくまでも一歩前進したに過ぎないと、共産党の正体を言いあてている。
私が、共産党は決して清水の舞台から飛び降りてはいない、と言って来たとおりだ。
それに対して志位委員長は何と答えているか。
驚くべき事にあっさり、その通りだ、一歩前進だ、と認めた上で、
共産党は名前を変える事は決してしない。共産主義は正しく、党是であることは不変だと、答えている。
これでは残念ながら野党共闘は進まない。
一般国民を動かすことは出来ない。
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