http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/249.html
Tweet |
(3)2016年10月17日に安倍総理は「我が党においては(1955年の)結党以来、強行採決しようと考えたことはない」と国会答弁した。しかし古くは1960年の新安保条約の強行採決があり、安倍政権においては、選挙公約になかった特定秘密保護法を、民意を無視し十分な国会審議をせずに強行採決して成立させた。安倍総理が、特定秘密保護法の成立後に「私自身がもっともっと丁寧に時間をとって説明すべきであったと、反省している」と述べたように、強行採決を自ら認識していたことを示している。
また安全保障関連法も、委員会先例を無視して地方公聴会の報告もせず、突然の動議により、自民党議員が人間かまくらで委員長を囲み、委員長の採決提案も多数決の確認もできない状況(議事録には「発言する者多く、議場騒然、聴取不能」と付記されている)で強行採決させた。安倍総理は、法案成立後「まだまだこれから粘り強く、丁寧に法案の説明を行っていきたい」と述べたが、国会審議で丁寧に説明しないでどこで説明するのか。案の定、その後丁寧に説明など全く行っていない。
さらにTPP承認案及び関連法案が十分な審議がされず、トランプ米大統領の就任式前に成立させるべく国民よりも米国の状況に配慮して強行採決し、また統合型リゾート(IR)整備推進法案も国会審議が不十分なまま、臨時国会の延長を奇貨として強行採決して成立させた。
安倍総理の「強行採決しようと考えたことはない」との発言は、その場しのぎの誤魔化しである。あるいは、安倍総理にとっては強行採決が習慣化していて思考停止になっているのであろう。今年1月24日の参院本会議で、民進党の蓮舫代表の代表質問に対し「訂正云云(うんぬん)という指摘は全く当たりません」と言うべきところを「訂正でんでんという指摘は全く当たりません」と答弁したが、自分の頭で考えることなく官僚の作文をただ読んでいる安倍総理の姿に、思考停止の状況を窺がい知ることができる。
安倍総理の嘘、誤魔化し、はぐらかし(4)〜(20)に続く
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK220掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。