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アメリカという国が沈んでいく。(永田町徒然草)
http://www.asyura2.com/17/senkyo220/msg/230.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 2 月 04 日 21:10:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

アメリカという国が沈んでいく。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1835
17年02月04日 永田町徒然草


私が法律を勉強するようになってから、私の心にいつもあった言葉は「権利のための闘争」ということであった。申すまでもなくドイツの法学者ルドルフ・フォン・イェーリングが1872年に行った講演録の題名である。私はこの講演録を読んだ訳ではないが、この題名自体が実に強烈な力を持っているではないか。

 権利は、単なる思想ではなく、生き生きとした力なのである。だからこそ、片手に権利を量るための秤を持つ正義の女神は、もう一方の手で権利を貫くための剣を握っているのだ。秤を伴わない剣は裸の実力を、剣を伴わない秤は権利の無力を意味する。

上記は、この講演の中でイェーリングが述べていることである。実に簡潔かつ力強く権利の本質を述べているではないか。1872年というと、わが国では明治維新の直後である。フランス革命に大きな影響力を与えたルソーの言葉も強烈な力を持っている。何事も原初の言葉の方が簡潔で力強さを持っているような気がする。

トランプ大統領が発効させた大統領令や言葉に世界中の民衆が反抗している。わが国のマスコミは、お愛想程度に報道するだけで、もう一歩深めて考察しようとしない。私に言わせれば、わが国のマスコミは秤(はかり)を持っていないし、剣(つるぎ)を持とうとしない単なる腰抜けである。その影響で、わが国ではトランプ大統領の言動に対して反抗が起きないのだ。

安倍首相は法学部出身だが、たぶんイェーリングを知らないであろうし、ましてや「権利のための闘争」の意味など知らないであろう。安倍首相は“自由と民主主義と法の支配”という価値観を共有するとよく発言する。しかし、権利のための闘争ということを知らない者がいくら“法の支配”と言っても無意味なことだ。“云々(うんぬん)”を“でんでん”と読むことよりもはるかに恐ろしいことなのだ。

私はトランプ氏と価値観を異にする。だから彼のやろうとする事には、ほとんど反対である。だから各論について述べるつもりもないし、言っても無駄と考えている。トランプ氏が何をやっても直接不利益を被(もうむ)ることはないであろう。もし不利益を被る惧れがあったら、自分で防衛を考えるつもりである。それしか方法がないではないか。

しかし、アメリカでは事情が違うであろう。直接利益を受ける人もいれば、もろに不利益を被る人もいる。だからいろいろなことに反対しているのであろう。確かに利益を受ける人はいるであろうが、大きな目で見れば、アメリカという国や社会は多きな損失を被るであろう

アメリカという国は確かに大きな力を持ってはいるが、世界あってのアメリカなのだ。世界の大勢の人々から嫌われるアメリカという国や社会が発展する筈がないし、成長など望むべくもない。私は反米主義者ではない。どちらかというと親米主義者といって良いかもしれない。だがトランプ大統領率いるアメリカという国に好印象を持つことはないだろうし、抵抗するつもりである。それが現時点における私の考えである。

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。



 

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コメント
 
1. 2017年2月04日 21:28:25 : 7YR7uvQtAg : 8bEsx3_oCqM[212]
別に構わん。何の関係も無いから。
安倍問題を放置してアメリカの心配をするのは明らかにスピンだ。
しかしトランプのおかげで工作員を見抜けるようになった。
トランプ様様だ。

2. 2017年2月04日 21:54:49 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[1755]
これからはアジアでしょう。中国・インドとその周辺国(日本も含む)で、未来をつくりましょう。

3. 2017年2月04日 21:55:23 : 2ba1UeOS2E : 62OIab_eEe0[243]
いまさらクリントンとの比較も何ですが 空想、妄想的ですが

クリントン 世界は安定の中の破滅への道
トランプ  世界は混沌の中の再構築への道

(オバマ、クリントンの)米国に頼る世界は、麻薬に頼る世界に似ています。米国の関わる世界は、地域の文化や産業を破壊し、紛争を撒き散らしてきました。そして、米国流物欲資本主義にはまると、抜け出すことができません。

(トランプの)米国なき世界は、混沌の時代になるでしょうが、その後、人類の知恵が生かされるか、結局、人類はその程度だったのかの分かれ道。
トランプが世界に愛想を尽かされるのは、世界の地域が自立するチャンス。まあ、試練でもあるが。(日本はダメだね。)

願わくは、トランプが、よけいなちょっかいを出さないで欲しい。そして、大局に立った智者が複数人、次の希望の絵を描いて欲しい
なんだが。だめかな。民族と宗教がね。


4. 中川隆[6561] koaQ7Jey 2017年2月04日 22:09:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7018]

こいつは既にアメリカが沈んでしまっているのがわからないバカ


2017年1月27日
「しょぼくれたアメリカ」への怒りが、より過激なトランプ新大統領を生み出した
http://diamond.jp/articles/-/115783


 団塊の世代はもとより、それよりひとまわり若い私の世代にとってもアメリカは「夢の国」だった。1976年にマガジンハウスの雑誌『POPEYE』が創刊されたときは高校生で、はじめて知った西海岸の文化やファッション、ライフスタイルに大きな衝撃を受けた。しかしそれよりもっと衝撃的だったのが、もはやタイトルも忘れてしまったが、深夜テレビで見たアメリカ映画だった。

 ロサンゼルスに住む母子家庭の物語で、ストーリーもほとんど覚えていないが、母親も高校生の息子もそれぞれが恋人との関係に悩む、という設定だったと思う。映画の最後で、男に捨てられた母親が妊娠を知り、泣きながらそのことを息子に打ち明ける。その当時、カリフォルニア州では中絶は違法だったが、母親に子どもを産む余裕はなかった。すると高校生の息子(彼は私と同い年だった)は母親を慰め励まし、車の助手席に乗せて、中絶が合法化されている隣のネバダ州ラスベガスまで運転していくのだ――。

 当時の私には、そもそもなぜアメリカの高校生が当たり前のように車を運転しているのかがわからなかった。しかしより信じがたかったのは、母親が18歳の息子に自分の失恋や望まぬ妊娠を赤裸々に語り、息子がそんな母親に、対等な個人として手を差し伸べようとすることだった。そこには、私には想像もできない価値観で生きているひとたちがいた。

 その後、80年代にはじめて北米を旅したが、そのゆたかさに圧倒され、なにもかもきらきらと輝いてみえた。これは私だけの感想ではなく、帰国便を待つ空港では若い日本人女性のグループが、「この自由な空気を知ったら、もう日本なんかで暮らせないよね」と大声で話しあっていた。

 しかしそれから、私のアメリカに対する印象は徐々に変わっていった。昨年末にニューヨークの夜の街を歩いたのだが、街頭は暗く、建物は古く、道はあちこちが工事中だった。久しぶりにタイムズスクエアも訪れたが、六本木や銀座、あるいは香港やシンガポール、北京や上海と比べても、なにもかも古ぼけて見えた。ひとことでいえば、街がしょぼくれているのだ。

 私はこれが、自分が年をとったせいだと思っていたのだが、

トーマス・フリードマンとマイケル・マンデルバウムの『かつての超大国アメリカ』(日本経済新聞出版社)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4532168457/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4532168457&linkCode=as2&tag=mailmagazin0asyuracom-22


を読むとそうでもないらしい。当のアメリカ人が、自分たちの国はすっかりしょぼくれてしまったと思っているのだ。

ニューヨークのタイムズスクエア            (Photo:©Alt Invest Com)


ニューヨーク5番街のトランプタワー           (Photo:©Alt Invest Com)


アメリカはもっとも早くインフラの老朽化に直面している

 トーマス・フリードマンはニューヨーク・タイムズの名物コラムニストで、世界的なベストセラーとなった

『フラット化する世界』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4532313775/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4532313775&linkCode=as2&tag=mailmagazin0asyuracom-22


『レクサスとオリーブの木』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4794209460/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4794209460&linkCode=as2&tag=mailmagazin0asyuracom-22


で知られる。マイケル・マンデルバウムはジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究所大学院教授で、『フォーリン・アフェアーズ』やニューヨーク・タイムズなどに寄稿する国際問題の専門家だ。

『かつての超大国アメリカ』
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4532168457/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4532168457&linkCode=as2&tag=mailmagazin0asyuracom-22


は、そんな2人が世界金融危機後のアメリカに向けて(本の発売は2011年)、グローバル化する世界の中で政治や経済、社会をどのように変えていくべきかを提言したものだ。

 この本は、中国の天津とワシントンD.C.の地下鉄から始まる。

 世界経済フォーラムの年次総会(サマー・ダボス)に参加したフリードマンは、5年前には存在しなかった超モダンな北京南駅から高速鉄道に乗り、115キロをわずか29分で走り抜けて超モダンな天津駅に着く。会議が行なわれた天津梅津会議・展示センターは延床面積23万平方メートルの巨大施設だが、案内によれば2009年9月15日から2010年5月までの8カ月で完成した。

 ひるがえって2人が仕事をするワシントンD.C.の地下鉄メトロレールのベセズダ駅は、短いエスカレーター2本が6カ月ちかく修理中のままになっている。1本が修理のため通行できないので、もう1本が上下両方向の階段代わりに使われ、ラッシュアワーのときは大混乱が起こる。

 たんなる“設備改善”になぜこんな時間がかかるのか調べたところ、ワシントン首都圏交通局のコメントが見つかった。そこには次のように書かれていた。
「修理には約6カ月かかる予定で、予定どおり進んでいる。作業員はエスカレーター1本の修理に10週間ないし12週間かかる」

 インフラが老朽化して手に負えなくなっているのはワシントンD.C.だけではない。2009年、米国土木学会(ASCE)が“アメリカのインフラ成績表”を発表したが、「C」を平均として、「固形ゴミ処理が最高点でCプラスだった。つぎに高いのが橋梁でC。つづいて、線路と公園及び娯楽施設の2項目がCマイナス。航空、ダム、有蓋(ママ)廃棄物、内陸部水路、堤防、道路、学校、公共輸送機関、下水など、その他のインフラは全種DもしくはDマイナスだった」。

 さらに問題なのは、インフラが老朽化すればするほど補修費がかさみ、政府や自治体が修繕に及び腰になることだ。ASCEの推計では、アメリカのインフラ補修費は2005年に1兆6000億ドルだったが、それが2009年には2兆2000億ドルになった。わずか4年で40%近くもコストが上昇するのなら、いまはいくらになっているか考えるだけで恐ろしい。――だからアメリカの政治家は考えることをやめたのだろう。

 世界でもっとも早く近代化に成功したアメリカは、もっとも早くインフラの老朽化に直面した。アメリカの都市がどんどんしょぼくれていくのは、私の偏見というわけではなさそうだ。

サンフランシスコのゴールデンゲート・ブリッジ。徒歩でも渡れるようになっており、自殺の名所としても知られる              (Photo:©Alt Invest Com)
http://diamond.jp/articles/-/115783


アメリカの高校生の四分の一が読み書きができない
http://diamond.jp/articles/-/115783?page=2

 アメリカは世界でもっとも優れた大学教育を提供しており、ハーバード、MIT、スタンフォードなどの有名大学には世界じゅうから優秀な若者が集まってくる。彼らはその後、ウォール街の金融機関やシリコンバレーのIT企業に就職し、アメリカを金融、テクノロジー、イノベーションの中心地に押し上げた。

 だがその一方で、当のアメリカ人の教育水準は惨憺たるレベルにあると、フリードマンとマンデルバウムは嘆く。『かつての超大国アメリカ』には、驚くべき数字が列挙される。

 ワシントンD.C.を本拠とする学生支援組織エデュケーション・トラストが行なった調査によれば、アメリカ陸軍に入隊を希望する高卒者の23%が入隊テストに必要な最低点がとれない。その問題は、「2+x=4のとき、xの値は?」というような初歩的なものだ。

 ブルッキングス研究所の教育問題専門家によれば、2009年、高校の最上級生の26%が、全国統一テスト(NAEP)で基本リーディング・レベル以下の成績だった。これはかんたんにいうと、読み書きができないということだ。

 外交問題評議会(CFR)におけるスピーチでアーン・ダンカン教育長官は、「わずか一世代前には、アメリカは世界一大卒者の割合が多かった。現在では、成人期初期の若者が大学を終える割合で、韓国を含む8カ国がアメリカをしのいでいる」と述べたあとで、こうつけ加えた。

「それと同じくらい問題なのは、アメリカの高校生の4分の1――25パーセント――が、中退するか所定の年数で卒業できていないことだ。じつに毎年100万人近くの学生が、学校をやめて世間に出ている。これは経済的に持続不可能だし、道義的に受け入れられない」

「(退役将官のグループによれば)17歳から24歳のアメリカの若者の75パーセントに、高校を卒業していない、前科がある、あるいは体に故障があるなど、軍隊に入隊するのに不適格な理由がある」

 こうした状況は、OECDが行なう学習到達度調査(PISA)を見ても明らかだ。PISAは先進工業国数十カ国の15歳の生徒が未来の仕事に備えてどう学習しているかを、「リーディング」「数学」「科学」で3年ごとに調査しているが、アメリカの成績は、リーディングではアイスランドとポーランドと同点で全体の中程度、数学では国際平均以下でアイルランドやポルトガルとほぼ同じ、科学は全体の中程度で東アジア諸国やフィンランドに大きく遅れをとった。これを受けて教育省はアメリカの公教育の現状に危機感を表明したが、メディアでは束の間報道されすぐに消えた。

 公教育の崩壊は、当然、成人の知識レベルにも反映されることになる。

 デトロイトの地域労働力基金が2011年5月に発表した調査で、デトロイト住民の成人の47%、約20万人に、日常生活に必要とされる読み書き能力がないことが判明した。これはデトロイト市の大人の半数ちかくが、取扱説明書や、パッケージや機械のラベルを読むことができず。就職の申込書を書くことができない、ということだ。――それにもかかわらず、彼らのうちの10万人が高校の卒業証書を持っているか、GED(高卒資格)を得ている。

 トランプは「アメリカに雇用を取り戻す」と公約したが、彼がそれを実現してデトロイトにふたたび自動車工場が戻っても、企業は仕事に必要な読み書き能力を持つ労働者を雇うことができないのだ。

 こうして、かつて光り輝いていたアメリカは、人材面でもしょぼくれてしまったのだ。

ラスベガスのトランプホテル

「グローバル化」に適応できなくなったアメリカへの処方箋

『かつての超大国アメリカ』を書いたフリードマンとマンデルバウムはリベラルなコスモポリタンで、政治的にはトランプの対極にいる。同書ではアメリカ再生の条件として、優秀な移民に広く門戸を開くことを掲げており、トランプが「アメリカ・ファースト」の名のもとに進めようとする国境の壁や移民排斥などの「新政策」はぜったいに認めないだろう。

 しかしそれでも、両者には明白な共通点がある。それは、しょぼくれてしまったアメリカへの怒りだ。

 フリードマンとマンデルバウムは、劣悪な公教育や機能しない政治など、アメリカ社会が抱えるさまざまな深刻な問題を指摘しながらも、「それでもアメリカをもういちど偉大な国にすることは可能だ」と繰り返し述べる。これが彼らの本のテーマなのだが、それはトランプの標語“Make America Great Again”とまったく同じだ。

 ところで、「偉大さ(Great)」とはいったいなんだろうか?

 アメリカの歴史には、3つの大きな成功体験がある。独立戦争、第二次世界大戦、冷戦の終焉だ。この“偉業”によってアメリカは神に選ばれた「偉大な国家」となった、というのが彼らの歴史観だ。

 このなかで、ファシズムに勝利した第二次世界大戦(1945年)と、共産主義を打ち破った冷戦の終焉(1990年)は現代史に属する。この2つの勝利に貢献したのが「偉大な世代」で、大統領としては、第二次世界大戦に招集されたロナルド・レーガンとジョージH.W.ブッシュ(父ブッシュ)がこれに属し、その後のビル・クリントンやジョージW.ブッシュ、ドナルド・トランプは戦後生まれのベビーブーマーだ。

“Make America Great Again”の背景には、冷戦終焉によってアメリカは唯一の超大国としての地位を不動のものにしたにもかかわらず、20年たって振り返ってみると、もはや世界の国々はアメリカを「偉大な国」と見なしていない、という落胆がある。だとしたら、アメリカはどこかで道を間違えたにちがいない。

 冷戦の終焉と前後して「偉大な世代」は引退したのだから、間違えたのはベビーブーマーのリーダーたちだ。だが、いったいどこで?

 この問いに対して、リベラルなコスモポリタンである2人の著者は、「アメリカがグローバル化に適応できなくなったときからだ」とこたえる。それに対する処方箋は、教育への投資によってアメリカ人労働者の知識とスキルを向上させ、優秀な移民を呼び込むことでイノベーションを起こし、増税と歳出削減の抜本的な改革によって財政赤字から脱却し、事実を直視して「地球温暖化」という人類の危機に立ち向かうことだ。

 だが、いったいどうしたらこんなことが可能になるのか。それは「ショック療法」だと彼らはいう。

 来るべき大統領選で、民主党からも共和党からも距離を置き、まっとうな政策を説く第三の候補が現われ、当選できないまでも一定の票を獲得すれば、新大統領は4年後の再選を見越して第三の候補の政策を取り入れようとするはずだ、というのが著者たちの見立てだった。なぜなら、第三の候補と同じことをすれば、次の選挙では労せず彼が獲得した票を上積みできるのだから。

 そして現実に、政治経験も行政経験もまったくない「第三の候補」が現われた。大方の予想に反し、「アメリカをふたたび偉大にする」と叫んだ彼は大統領に当選したが、その政策は企業を恫喝して国内に工場をつくらせ、移民を追い出して「アメリカ人」に仕事をあてがい、財政支出の大幅拡大によって景気を回復させ、化石燃料による地球温暖化を否認する――同じ「しょぼくれたアメリカ」への怒りから出発したにもかかわらず、処方箋はまったく逆だったのだ。

トランプホテルの土産物店で売られている“Make America Great Again”のベースボールキャップ                   (Photo:©Alt Invest Com)


赤ちゃんのときからTrump印             (Photo:©Alt Invest Com)
http://diamond.jp/articles/-/115783?page=2


アメリカの予備選挙は、中道よりも過激な候補者が有利になる
http://diamond.jp/articles/-/115783?page=3


 アメリカではなぜ、共和党と民主党の二大政党がはげしく憎みあうようになったのか。その理由は『かつての超大国アメリカ』できわめて明快に分析されている。

 最大の要因は、互いの党利党略によって、選挙区にどちらかの党員が集中するよう区割りされていることだ。これによって、党内の予備選挙が本選挙と同じになった。すなわち、共和党/民主党の予備選挙に勝って正式な候補になれば、選挙区はその党に圧倒的に有利なように仕組まれているのだから、本選挙をするまでもなく結果はわかっているのだ。

 この区割りはゲリマンダーと呼ばれるが、もっとも顕著なカリフォリニア州では、2004年から2010年にかけて行なわれた4回の選挙で計212カ所の投票が行なわれたが、党が入れ替わったのはわずか1選挙区だけだったという。ここまで極端だと、すべての候補者が本選挙ではなく予備選挙に勝つことに全精力を傾けることになる。

 本選挙とは異なって、予備選挙には正規登録している党員しか投票できず、彼らは思想的に凝り固まっているので、左右両極に近い候補者が中道の候補者よりも有利になる。本選挙では、相手は反対党の過激な候補者なのだから、穏健な有権者も自党の過激な候補者に投票するしか選択肢はないのだ。

 さらに、当選した公職者は、自分をその地位から追い落とすのが反対党の候補者でないことを承知している。ゲリマンダーによって、反対党の勝ち目はゼロに等しくなっているからだ。それよりも、足をすくわれるおそれがあるのは、自党からより過激な候補者が挑戦してくることだ。政治家として生き残るには、在職中に穏健になったり、反対党と妥協したりすることはぜったいにできないのだ……。

 このようにしてアメリカでは、穏健な政治家も党派的で過激な活動家に引きずられて互いに憎みあうようになり、国レベルでも州レベルでも政治は機能不全に陥っていく。――その典型が、二大政党の対立で財政破綻寸前になっているカリフォルニア州だという。

 だがだからといって、アメリカ社会が「(保守対リベラルの)文化戦争」によって真っ二つに分断されているわけではないと著者たちはいう。

 スタンフォード大学の政治学者モリス・フィオリーナは『文化戦争? 二極化したアメリカという間違った通念』で、共和党と民主党の活動家が遠く隔たっているとしても、一般のアメリカ国民の考え方はそう変化しておらず、世論は政治思想では中道に傾いていて、国民が選んだ公職者の考えや好みほどには偏っていないと分析した。「選挙で票がほぼ等分に割れたり、棄権されたりするのは、党や候補者が極論にしがみついているのに対して、国民が本能的に中庸を求めているからだ」

 このことは過去20年間に当選した大統領も気づいており、彼らはいずれも選挙運動中に、穏健なやり方で国を治めると約束している。レーガンの後任のジョージH.W.ブッシュが「より親切で優しい」政治を掲げ、クリントンが「これまでとはちがう民主党」を標榜し、ジョージW.ブッシュが「思いやりのある保守主義」を唱えたように。

 フィオリーナは、次のように結論する。

「(共和党と民主党のエリート層が二極化しているのは疑問の余地がないとしても)そういうエリートの二極化が、幅広い大衆でおなじように見られると考えるのは間違いだ。(中略)むしろその逆で、エリートは二極化した選択肢を掲げることで、有権者が二極化しているように見せかけている」

 いまや民主党は、これまでの「正義のたたかい」で手にした既得権をいっさい手放さない「反動リベラル」と化し、一方の共和党は、市民の権利を侵害するとして増税をいっさい認めず、独立戦争の精神に立ち返ればすべてがうまくいくと主張する頑迷な「復古保守」となった。だが有権者はこうした二大政党の罵詈雑言にうんざりしており、アメリカ社会を和解させるより穏健な選択肢を求めているのだ。

 これは興味深い議論だが、だとしたらなぜ世界を「善(正義)」と「悪」に二分し、自らの意に沿わない者を悪として切り捨てる人物を、「穏健な」アメリカの有権者が選択したのだろうか。――それはたぶん、「穏健」なはずの大衆が、リベラルな著者たちが思うよりずっと「しょぼくれたアメリカ」に怒っているからだろう。

 大統領就任直後の記者会見でのやり取りを見ても、トランプ新政権は異例の対応をつづけているが、「かつて偉大だったアメリカ」はいったいどこに向かっているのか。

 最後に同書から、きわめて示唆に富むエピソードを紹介したい。

 アメリカの選挙広告では、候補者をアピールするポジティブアドのほかに、相手の候補者を批判するネガティブアドも認められている。これについて老練な広告マンが、2000年の大統領予備選でジョン・マケインの選挙参謀を務めた共和党員に助言した。

「ネガティブアドには効き目がある」と、広告マンはいった。「だが、マクドナルドが、バーガーキングのバーガーはウジだらけだというようなネガティブアドをぜったいに打たない理由を知っているかね? 1年か2年は効き目があるが、そのあとはだれもハンバーガーを食べなくなるからだよ」

トランプホテルのロビー。宿泊客は高齢の白人と中国人観光客

(Photo:©Alt Invest Com)


http://diamond.jp/articles/-/115783?page=3



[32初期非表示理由]:担当:要点がまとまってない長文

5. 2017年2月04日 22:13:14 : HViQaaxQPY : mKTtawpartU[2]
ダメリカ様心配する前にてめえの国のこと心配しろ
年金・郵貯ぜーんぶアメリカ様に差し上げて
国債暴落
カスゴミはでんでんマンセーだが
そのでんでんは2月10日尾っぽを振りに行って
てめえの国のカスゴミのザマは何だ
散々俺に悪態つきやがってとトランプさん蹴り入れられ
ちょっと待って下せえ親分
あれはカスゴミが勝手に言っているだけで、あっしの本震ではござんせん
嘘こけ、てめえにはさんざんマンセーこかせて、俺には悪口三昧とはどういう了見だとまたケリを入れられまた散々巻き上げられ
ぽぽぽんからは相変わらず放射能垂れ流し
ダメリカ様よりずーっと早くに\(^o^)/オワタになる二ポンでしたwwwww

6. 中川隆[6562] koaQ7Jey 2017年2月04日 22:13:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[7019]


トランプ革命の檄文としての就任演説 2017年1月24日 田中宇
http://tanakanews.com/170124trump.htm

トランプは米国と世界に巨大な転換を引き起こそうとしている。全体像が膨大で分析が間に合わないので、とりあえず今回はトランプの大統領就任演説を分析する。

演説は、米国を支配してきたワシントンDCのエリート層による支配構造をぶちこわせと米国民をけしかけている。

トランプは米大統領という、支配層のトップに入り込んだのに、その地位を使って支配層を壊そうとしている。これは革命、クーデターだ。支配層の一員であるマスコミは、就任演説を否定的にとらえ、趣旨をきちんと報じない。リベラル派は反トランプ運動を強めている。おそらくトランプ陣営は、意図的に対立構造の出現を誘発している。概要ここまで。以下本文。 (Donald Trump inauguration speech: Read the full transcript)

 ドナルド・トランプが米大統領に就任した。彼は、米国と世界の政治・経済・社会状況に、大きな転換をもたらしそうだ。昨春に彼が有力候補になって以来、私は彼について何本も記事を書いてきた。最近の私は「トランプ情勢分析者」になっている。それほどに、彼は国際情勢の巨大な転換役となる感じがする。米大統領という、人類の覇権体制の中枢を占めた彼が、どんな戦略に基づいて、何をどこまでやれそうか、何を破壊して何を創設するのか、どこからどんな敵対・妨害・支援を受けるのか、全体像が膨大だし、曖昧・未確定・未言及な部分が多いので、読み込みや分析が追いつかない。とりあえず今回は、トランプが1月20日に発した大統領就任演説の分析をする。 (トランプの経済ナショナリズム) (米国民を裏切るが世界を転換するトランプ) (世界と日本を変えるトランプ)

 就任演説を読んでまず驚くのは「ずっと前から、ワシントンDCの小集団・エスタブリッシュメントだけが儲け、あなたたち米国民は失業や貧困にあえいでいる。だが今日からは違う。米政府はあなたたち米国民のものだ。(トランプが主導する)この運動は、米国の国家を(エスタブ小集団の支配から解放し)、米国民のための存在に変えるためにある」と明言し、米国民に対し、エスタブ小集団を権力の座から追い出すトランプの運動に参加するよう呼びかけていることだ。 (The Following Words Had Never Appeared In An Inaugural Address, Until Today) (Donald J. Trump takes the helm. What happens now?)

For too long a small group in our nation's capital has reaped the rewards of government while the people have borne the cost. Washington flourished but the people did not share in its wealth. Politicians prospered but the jobs left and the factories closed. The establishment protected itself but not the citizens of our country. That all changes starting right here and right now because this moment is your moment. It belongs to you. At the centre of this movement is a crucial conviction – that a nation exists to serve its citizens. (Donald Trump’s full inauguration speech transcript, annotated)

 米大統領は、米国を支配するワシントンDCのエスタブ小集団のトップに立つ地位だ。トランプは、自分がその地位に就いたのに、就任式の演説で、自分がトップに立つ支配体制をぶち壊したいので協力してくれと、国民に呼びかけている。しかもトランプは、これと同趣旨の演説を、共和党の候補の一人だった昨年初めから、何度も繰り返している。トランプは思いつきの出まかせばかり言う人だとマスコミは報じてきたが、全くの間違いだ。トランプは一貫して同じことを言い続けている。確信犯だ。 (Trump's Declaration Of War: 12 Things He Must Do For America To Be Great Again) (米大統領選挙の異様さ)

 ふつうの人は、大統領になったら、エスタブ小集団に迎合してうまくやろうとする。民主主義や人権といった建国以来の米国の理念を賛美し、世界の「悪」(独裁国家や社会主義)に立ち向かう決意を表明するのが、従来ありがちな大統領の就任演説だった。しかし、トランプは、そういうことを全く演説に盛り込まないどころか「中身のない話をする時は終わった。実行の時がきたのだ」(The time for empty talk is over, now arrives the hour of action.)と明言している。 (Donald Trump meant everything he said)

 トランプは、大統領になって米国の政権(エスタブ小集団)を握ったとたん、米国の政権を破壊し転覆する政治運動を、大統領として開始し、国民に参加を呼びかけている。これは革命だ。就任演説は、トランプ革命への参加を国民に呼びかける「檄文(召集命令)」となっている。演説は「私たち、あなた方(we, you)」といった米国民全体をさす呼称が多用され、「私(I)」がほとんど出てこない。トランプ自身が英雄になるつもりはないようだ。悪い権力構造を破壊して最後は自分も消される運命を予期しているのか。 ("We Are Transferring Power Back To The People" - Trump's Full Inaugural Speech) (Trump’s Declaration of War - Paul Craig Roberts)

 米支配層(エスタブ小集団)の一員であり、支配層による支配体制を「いいこと」として報じることが不文律的な義務となっているマスコミは、当然ながら、トランプ革命の檄文という就任演説の主旨を報じず、トンデモ屋のトランプがまたおかしな、危険なことを言っているという感じで報じている。米国民の中でも、大統領選挙でクリントンに入れ、トランプを嫌い続けているリベラル派の人々は、トンデモ演説とみなしているかもしれない。だがトランプ支持者は、よくぞ言ったと評価し、鼓舞されているだろう。米国は、トランプ支持者と、リベラル派(と軍産マスコミなど支配層)とが対峙する傾向を増している。 (Viewers SAVAGE BBC Newsnight for Obama BIAS as Donald Trump described as 'JOKE') (マスコミを無力化するトランプ)

▼トランプの魅力は、決して屈服しない強固な喧嘩腰

 トランプは選挙戦中から、中露イランや欧州、日韓など、同盟国や非米反米諸国との関係をいろいろ表明してきたが、それらは就任演説にあまり盛り込まれていない。政治面の個別具体策としては「古くからの同盟を強化しつつ、新しい同盟を作る。過激なイスラムのテロリズムをこの世から根絶するために世界を団結させる」という一文のみだ。

 このトランプの「テロ戦争」は、おそらく911以来の米国のテロ戦争と全く似て非なるものだ。従来のテロ戦争は、米支配層の一部である軍産複合体が、アルカイダやISといったテロリストを裏でこっそり支援しつつ表向きの戦いをやる、軍産エスタブ支配の永続を狙った恒久戦争の戦略だった。トランプのテロ戦争は対照的に、軍産が敵視するがゆえに軍産の傀儡でないロシアなどと協力し、米政府内の軍産(国防総省やCIAなど)に裏のテロ支援をやめさせつつ、アルカイダやISを本気で全滅する計画だろう。トランプ革命(エスタブ潰し)には、テロリスト(テロの脅威)を使って軍産エスタブが米国を支配する911以来の構造を壊すことが必要だ。 (Trump Inauguration Address Centers on Fighting Islamic Terror) (911十周年で再考するテロ戦争の意味)

 トランプは就任演説で「これまでわれわれ(米国)は、自国の国境を守ることを拒否する一方で、諸外国の国境を守ってやること(愚策)を続けてきた」(We've defended other nations' borders while refusing to defend our own.)とも言っている。「米政府は従来、米墨国境を抜け穴だらけに放置し、メキシコから違法移民が大量流入して米国民の雇用を奪うことを黙認する一方で、日韓やイラクの駐留米軍やNATOなどによって、大して米国の国益にならないのに諸外国の国境や領海を守ってやってきた。こんな悪い政策はもうやめる」という意味だ。トランプは「貿易、税制、移民、外交に関するすべての決定は、米国の労働者と家族の利益になるものにする」とも言っている。いずれも、選挙戦中から彼が言ってきたことだ。 (Why Donald Trump's Inaugural Address Matters)

 貿易政策で度肝を抜かれる一文は「保護(主義、Protection)は、大きな繁栄と(国家や経済の)強さにつながる」というくだりだ。世界的に「極悪」とされてきた保護主義をみごとに肯定している。「これまで何十年も、われわれ(米国)は、自国の産業を犠牲にして外国の産業を儲けさせてきた。自国の軍隊をすたれるままにしつつ他国の軍隊に資金援助してきた。米国のインフラを整備をしない一方で外国に何兆ドルも支援してきた(今後これらのことを全部やめる)」とも言っている。 (New President, New World Patrick Buchanan)

For many decades, we've enriched foreign industry at the expense of American industry, subsidised the armies of other countries, while allowing the sad depletion of our own military. And spent trillions and trillions of dollars overseas while America's infrastructure has fallen into disrepair and decay.

 これらもすべて選挙戦中からトランプが言っていたことだが、意味するところは「覇権の放棄」である。戦後の米国は、世界の単独覇権国として、基軸通貨と基軸貯蓄ツールであるドルと米国債を世界に持ってもらうことで無限発行できる利得の見返りとして、自国の製造業をないがしろにしつつ世界から商品を旺盛に買い続け、世界の消費を底上げして世界経済の成長を維持する役目を担ってきた。この経済覇権の構造が、同盟諸国の軍隊を支援する軍事覇権の構造と合わせ、覇権国である米国が維持すべき義務だった。米国の覇権的な義務を放棄することで、米国の産業や雇用を一時的に再生しようとするのがトランプの経済戦略の要諦だ。 (トランプのポピュリズム経済戦略)

 覇権の利得で儲けてきた米国の支配層は、当然ながらトランプを敵視している。もしくは、トランプは支配層の一員になったのだから、儲かる覇権構造を意図して破壊・放棄したがるはずがないと考え、そのうちトランプは姿勢を転換するはずだと考えている。投資家の多くは、金儲けの視点しかないので、トランプが姿勢転換すると予測している。日本政府も、トランプの姿勢転換を予測してTPPに固執している。 ("It Remains A Mystery Why So Many Continue To Anticipate A Change In Trump's Behavior")

 だが実際には、トランプが姿勢を変えることはない。私が以前から何度も分析してきたことだが、米国の支配層の中には、ずっと前(第二次大戦で英国が米国に覇権を譲渡した直後)から、自国の覇権を意図的に放棄して多極型・分散型の覇権構造に転換しようとこっそり努力し続けてきた勢力(隠れ多極主義者)がいる。キッシンジャーやCFRつまりロックフェラーは、その一味だ。彼らは、多極分散型に転換した方が、世界は政治的、経済的に安定する(大戦争やバブル膨張・崩壊しにくい)と考えている。トランプは隠れ多極主義者だ。トランプは昔からでなく、大統領に立候補するに際して隠れ他極主義者になった。おそらく、隠れ多極主義者たちの方からトランプに立候補を持ちかけた。トランプが姿勢を変えることはない。 (Reagan And Trump: American Nationalists - Patrick Buchanan)

 多極主義者たちが感じたトランプの魅力は「決して屈服しない喧嘩腰」だろう。オバマもCFRに評価されて大統領になったが、オバマは沈着冷静で喧嘩しない。とりあえず軍産エスタブの覇権勢力の言いなりになり、その上で微妙な転換や歪曲策をやる。たとえばオバマは、シリアに濡れ衣戦争を仕掛けて途中でやめて意図的に混乱を招き、仕方がないといってロシアに軍事介入を頼み、シリアなど中東の支配権をロシアに移譲していくという、回りくどいことをやった。オバマの下ごしらえのおかげで、今やロシアや中国は、米国が捨てる覇権の一部を拾って自分のものにしてもいいと考えている(この数十年の世界において、覇権は奪い合うものでなく押し付けあうものだ)。 (米英覇権を自滅させるシリア空爆騒動) (アメリカの戦略を誤解している日本人)

 ビルクリントンは、覇権を軍事主導から経済主導に変えた。次のブッシュ政権は911とともに覇権を軍事側に戻したが、イラクで過激に(故意に)大失敗し、リーマン危機の対策(QE=ドルパワーの浪費)を含め、覇権を盛大に無駄遣いした。オバマもシリアやリビアやQEで覇権の浪費を続け、いまや米国の覇権は経済外交の両面で崩壊感が強い。ここで新大統領として、米中枢の覇権勢力(軍産エスタブ)に喧嘩を売り、覇権戦略の一方的な放棄、もしくは覇権運営どころでない米国内の内戦・内乱状態を作る無茶苦茶野郎が出てくれば、米国が放棄した覇権を、中露などBRICSやドイツ(いずれきたる再生EU)、イラン、トルコなど(日本=日豪亜も??)が分割するかたちで継承し、自然と多極化が進む。 (ますます好戦的になる米政界) (潜水艦とともに消えた日豪亜同盟)

 トランプは、こうした隠れ多極主義者のシナリオを引き受けることにして、大統領選に出馬して勝った、というのが私の見立てだ。トランプは、米国を主権在民に戻すと言っているが、それが最大の目標でない。最大の目標は、米国民を政治運動に駆り立て、米単独覇権を運営する軍産エスタブ、政界やマスコミの支配構造をぶち壊すことだ。近代資本主義の前提となる国民国家体制を作るためにフランス革命があったように、きたるべき時代の世界の基盤となる多極分散型の覇権体制を作るためにトランプ革命がある。 (覇権の起源)

 トランプが就任して米国の新たな混乱が始まったとたん、中国政府(人民日報など)は「米国の事態は、欧米型の民主主義の限界を示している。中国の社会主義の方が安定している」と豪語し、落ち目な米欧に代わって中国が世界に影響力を行使するという言説を発し始めている。ドイツの左派のシュタインマイヤー外相は「トランプの出現は、20世紀の古い世界秩序の終わりと、厄介な新たな事態の始まりを示している」と指摘している。 (China Says It Is Ready To Assume "World Leadership", Slams Western Democracy As "Flawed") (Trump’s presidency harbinger of troubled times ahead: German FM)

▼CIAを脅して味方につけ、マスコミを潰しにかかる

 戦後、覇権を牛耳る軍産支配を壊そうとした大統領はみんなひどい目にあっている。若気のいたりで冷戦を終わらせようとしたケネディは暗殺された。中国和解やドル潰しをやったニクソンは弾劾された(これらの教訓から、レーガンは目くらまし的な裏表のある政策をとって成功した)。トランプも、殺されたり弾劾されたりするかもしれない。しかし、軍産支配を壊そうとする黒幕のCFRなども、この間、知恵をつけてきている。黒幕に守られ、トランプは意外としぶといだろう。 (ニクソン、レーガン、そしてトランプ)

 トランプの目的は、米国の既存の支配層を潰して自分が独裁支配することでない。米国の支配層を潰し、その果実をBRICSなど他の諸大国が分散して受け取る新たな世界体制を作ることだ。トランプは、勝たなくても目的を達せられる。ただ喧嘩して壊すだけでいい。代わりの政体を作る必要がない。次の世界システムは、米国の覇権のしかばねの上に自然に生えてくる。 (The Trump Speech That No One Heard)

 大統領就任後、トランプの喧嘩の矛先はまずマスコミに向いている。就任式に集まった人々の数をマスコミが過小に報じたかどうかをめぐり、さっそく大統領府とマスコミが相互批判している。トランプ陣営は、マスコミと折り合っていく常識的な道筋をとっていない。 (White House Spokesman Slams Media Over "Crowd Size Comparisons" In Bizarre First Briefing)

 トランプは就任の翌日、CIA本部を訪れて職員を前に演説し、テレビ中継された。演説でトランプは、マスコミを「世界でもっともウソつきな人々」と非難しつつ「私はマスコミと戦争している。マスコミは、私が諜報界と喧嘩しているかのように報じているが、そんなことはない。私は就任後、真っ先にここに来た。私はみなさんを1000%支持する。マスコミは私を酷評するが、多くの人々が私の就任演説を支持してくれている。みなさんも支持してくれるよね」と述べた。 (Watch Donald Trump give first CIA speech and his 1,000% backing - full transcript)

 私から見ると、この演説が意味するところは、トランプがCIAに向かって「マスコミとの戦争で俺を支持しろ。これまでのように俺を不利にすることをマスコミにリークするをやめて、逆にマスコミを不利にすることを俺に教えろ。トランプ革命に協力しろ。そうすればお前らを優遇してやる。従来のように、俺を潰そうとするマスコミを支援し続けるなら、俺は逆にお前たちを潰すぞ」という二者択一を、テレビの前で迫ったことだ。 (トランプと諜報機関の戦い) (Why Trump's CIA speech was simply inappropriate)

 トランプはこの演説でもう一つ「われわれはISISを倒すしかない。他に選択肢はない」とCIAに通告している。CIAは軍産複合体の一部として、イラクやシリアなどでISISをこっそり支援してきた。それはトルコ政府も指摘する「事実」だ。トランプはCIAに行って「もうISISを支援するな。そうすればCIAを厚遇する。(逆に、こっそりISISを支援し続けるなら、お前たちもマスコミ同様、俺の敵だ)」と啖呵を切り、それをテレビで米国民にも知らせた。 (Trump's CIA speech reveals a challenge to America's 'deep state')

 これまでの、独自の諜報網がない米大統領なら、CIAは、大統領に知られないようにこっそりISISを支援し続けられたかもしれない。だがトランプにはプーチンのロシアがついている。露軍はシリアに駐留し、トルコやイランの当局とも通じているので、CIAなど米国勢がISISをこっそり支援し続けていたら、すぐ察知してトランプに通報する。トランプが就任前からプーチンと仲良くしてきたのは、米露関係自体のためだけでなく、米国内の軍産エスタブ潰しのためともいえる。 (Lifting of anti-Moscow sanctions an illusion: Russian PM)

 米諜報界では、オバマ政権で1月20日までCIA長官だったジョン・ブレナンが、現役時代から、トランプへの激しい敵視を続けている。ブレナンのトランプ敵視は、オバマや米民主党、リベラル派、軍産エスタブのトランプ敵視とつながっている。CIAなど米諜報界は今後、親トランプ派と反トランプに分裂する傾向を強めるだろう。国防総省とその傘下の業界も、軍事費の急増を約束しているトランプになびく勢力と、旧来のトランプ敵視を維持する勢力に分裂・内紛しそうだ。軍産内部を分裂させるのがトランプ陣営の作戦と感じられる。この分裂にオバマも一役買っている。 (Plan of neocon axis in Senate to spend $5 trillion on military could destroy US: Ron Paul) (得体が知れないトランプ)

▼軍産に取りつかれたマスコミやリベラルとトランプの長い対立になる

 トランプは、大統領就任後もツイッターの書き込みをさかんに続け、マスコミを迂回する情報発信をしている。FTなのに気骨ある分析を書き続けるテットは、トランプのツイートをルーズベルトの炉辺談話になぞらえて評価している。トランプ政権は、大統領府(ホワイトハウス)の大統領執務室の近くにあった50人収容の記者会見室を撤去し、代わりにとなりの建物に400人収容の記者会見場を設ける計画を進めている。従来の、大手マスコミだけが大統領の近くにいられる記者クラブ的な癒着状況を廃止し、大手以外のオルトメディアなども入れる大きな会見場を作る。 (Twitter: Trump’s take on the ‘fireside chat’ Gillian Tett) (Trump Team Responds: May Move White House Briefings To Accommodate More Than Just "Media Elite") ("They Are The Opposition Party" - Trump May Evict Press From The White House)

 トランプは、マスコミの特権を剥奪する一方で、イラク大量破壊兵器に象徴される軍産プロパガンダを「事実」として報じてきたマスコミへの敵視を続けている。米(欧)国民のマスコミへの信頼は低下し続けている。共和党系のFOXなど一部のマスコミは、トランプ擁護の姿勢に転じている。米国のメディア機能はすっかりインターネットが中心になり、ネット上ではマスコミもオルトメディアも個人ブログも大差ない。トランプの喧嘩腰は、軍産の一部であるマスコミを弱め、軍産と関係ないオルトメディアを強める。 (偽ニュース攻撃で自滅する米マスコミ) (The ‘Post-Truth’ Mainstream Media)

 マスコミや軍産と並んでトランプを敵視するもうひとつの勢力は、民主党系の市民運動などのリベラル派だ。この戦いは、大統領選挙のクリントン対トランプの構造の延長として存在し、トランプの大統領就任とともに、リベラル派の方から仕掛けられている。負けたクリントン、大統領を終えたオバマ、世界的に民主化を口実とした政権転覆を手がけてきたジョージソロスなどが、指導ないし黒幕的な面々だ。ソロスはダボス会議での公式演説で、トランプを倒すと宣戦布告している。 (George Soros Vows To ‘Take Down President Trump’) (Putin Warns Of "Maidan-Style" Attempt To Delegitimize Trump)

 草の根の右からのポピュリズムを動員して軍産エスタブを潰しにかかるトランプに対抗し、軍産エスタブの側は左(リベラル)の市民運動を動員している。もともと軍産は冷戦時代から、強制民主化、人権侵害の独裁政権の軍事転覆など、民主主義や人権擁護といったリベラルな理想主義を口実として戦争することを得意としてきた。イラク戦争を起こした共和党のネオコンは、民主党のリベラルから転じた勢力だ。リベラル派のお人好し(=人道重視)の理想主義が軍産に悪用されてきたが、今回また何十万人ものリベラル派が、トランプとの戦いに、軍産の傀儡にされていることも気づかずに結集し「トランプを強姦罪で弾劾しよう」と叫んでいる。トランプに反対するワシントンでの女性らの「自発的」な50万人集会を率いた人々のうち56人がソロスとつながりのある人だった。 (Ex-WSJ Reporter Finds George Soros Has Ties To More Than 50 "Partners" Of The Women’s March) (Beware the Rise of Left-Wing Authoritarianism)

 女性や有色人種、貧困層、都会の知識人を束ねているリベラルの運動を敵に回すのは、トランプにとってマイナスとも考えられる。だがリベラルと仲良くすると、軍産エスタブがリベラルのふりを展開してきた強制民主化・独裁転覆の戦争や、人権を口実にした格安労働者の導入である違法移民放置策、覇権とカネ儲けの策である地球温暖化対策などを否定しにくくなる。喧嘩好きのトランプは、リベラル全体を敵に回す荒っぽい策をとることで、むしろリベラルが不用意に軍産の傀儡になってしまっていることを浮き彫りにしている。 (Trump responds to protesters: Why didn’t you vote?) (まだ続く地球温暖化の歪曲)

 トランプと、リベラル派やマスコミ、諜報界、軍産エスタブとの戦いは、まだ始まったばかりだ。今後、延々と続く。すでに述べたように、この長い戦いは、トランプ陣営が好んで始めた計算づくのことだろう。対立が続くほど、トランプ側の草の根からの支持者の動きも活発になる。これぞ米国の民主主義のダイナミズムだ。誰もトランプ革命について語らず、自国のひどい官僚独裁政治にすらほとんど誰も気づいていない浅薄な日本から見ると、米国はラディカルで強烈ですごいと改めて思う。


[32初期非表示理由]:担当:要点がまとまってない長文

7. 2017年2月04日 22:18:18 : HViQaaxQPY : mKTtawpartU[3]
>>4>>6
で、でんでん川はまた誰も読まない訳解らん糞長い糞投稿垂れ流しているんだ
でんでんと同じくてめえも\(^o^)/オワタだ

8. 罵愚[4739] lGyL8A 2017年2月05日 04:53:35 : AnXwRoeBoc : SL09SxQxqB0[47]
>わが国のマスコミは秤(はかり)を持っていないし、剣(つるぎ)を持とうとしない単なる腰抜けである。

 正義の女神とほど遠いのは日本のマスコミではない。日本の戦後民主主義…戦後左翼、戦後保守、戦後政治、学界、法曹界、マスコミ、教育界、労働運動、市民運動、平和運動…敗戦後「悪かったのは日本だ。日本の近隣アジア侵略が諸悪の根源だ」とした連合国の戦時プロパガンダに侵された歴史認識を強制されて、日本全体が正義の女神に見放されてきたのである。このスレッドでも、諸君が見てるのはアメリカ一国だけで、そのアメリの視野にある中東や東アジアやヨーロッパの現況を勘案した現状認識を諸君は持つことができない。1 〜 7のコメントはゼ〜ンブそれだな。諸君は、いまだに敗戦後のWGIP後遺症を病んでいるのだ。
 諸君を置いてきぼりにして、変わりはじめたのはマスコミだな。鈍感な諸君も、そろそろ気づきはじめているんだろうが、マスコミの論調が昨年あたりから変わりはじめている。日本のマスコミはコウモリで、いつも鳥と獣のあいだを右往左往している。軍国主義のお先走りをし、戦後民主主義の提灯をもち、いままた安倍政権にすり寄りはじめている。
 バスに乗り遅れた戦後左翼は…


9. 2017年2月05日 11:35:53 : piS4tj6jjs : LrlWm_@8vtE[21]

>永田町徒然草
>アメリカという国が沈んでいく
>権利のための闘争ということを知らない者がいくら法の支配と言っても無意味

辛口時評といったところでしょうが相対的に見て日本の状態を云々しない限り意味は不明です。
つまり如何なる日本人の如何なる目で見たらトランプ大統領率いるアメリカが沈没してるのか。

ドイツ学者が例えに用いた正義の女神の目で見ると沈みゆくアメリカが見えると言い張るのか。
するってえと何か?
その女神は片手に権利の秤を持ちもう一方の手には権利闘争の剣を頭か足で国を支えてるんか。

一国の大統領個人の批評としては不可解すぎるし日本人には馴染まない論法ではないだろうか。
トランプが大統領に就任してから二分した反響の凄さだけは伝わるが先のことまで分からない。

日本人が自国総理大臣の資質と政権を正した訳でもないのに他国の大統領の何が問題なんだろ。
よほど許せない外国人であるとしても相対的に日本の立ち位置と見る目の正統性が前提になる。

正統な日本人を自覚して正法の剣を持って世界中の邪義と戦うというなら話は良く分かるはず。

ところが日本人が外国人学者の論を借りて一端の正義感を奮発したところで国は沈むんですね。

悪いことは言わないよ永田町徒然草さん、あなたも改心して日本を正統な国家に蘇らせましょう。


10. 嫌韓[853] jJmK2A 2017年2月05日 19:58:22 : WWBiSHcbA2 : Y2_CYB39zo0[6]
あれ?
トランプはいき過ぎたグローバル化を正し、富の配分を適正に行い、
アメリカの失われた中間層の復活を目指す、英雄ではなかったのか?

実際にトランプが動き出したら、批判の嵐。
しかも、そのお題目が、人権ときた。
リベラルと言う偽善者たちの常道手段。

移民規制など当たり前の政策だろう。
安い労働力を手にして利益を独り占めするグローバル企業。
これを無制限に許しては、アメリカ国民は幸せになれない。

安倍晋三氏にも言いたいね。
トランプを見習えと!!


11. 2017年2月05日 20:08:06 : axdxgm3Wdc : WoR5VAJtx2c[519]
トランプを 誉めて落ちたり 別の罠

沈ませぬ ように日本が また貢ぎ


12. 2017年2月05日 23:26:56 : 10h3BhpPc2 : DkZmCHWka3Y[103]

>>10 嫌韓さん

あなた他のスレで防衛云々言ってるがどこが日本に攻撃しかけて来るの?
米国ですか それとも北朝鮮中国ロシア・・・

私友人の韓国人に米国と北朝鮮と戦争になったらどちらの味方するのと聞いたら
友人は言いました  
そんな野暮な質問しないでと 北は言語も文字も一緒の民族ですと言われましたw
あなた良くウマシカの一つ覚えみたいに左翼だ右翼だ言うがあまり関係ないねそういうの
テレビで北朝鮮の核ミサイルの扇動報道してるが一番利益を得るのはどこの国だと思います 米国でしょ お金が出るのは日本国民の税金です
私はこのテレビの北朝鮮ミサイル扇動報道はヤラセのプロレスと見ています
なぜイラクのフセインは大量破壊兵器(核)を持っているという事であっという間に殺されたのでしょう そして北の坊っちゃんは何故無事なんでしょうか?

日米同盟などとメディアは盛んに報道しているが米国は自分たちの利益の為に
日本に米軍を駐留しているのであって日本の防衛の為ではない事は明らかです
なぜそうなったのかそれは戦争に負けたからで尚且つ日本人若者を無駄死にさせたにも拘らず

それから十数年前民主党の石井紘基議員が暗殺されましたが彼は国会で
日本病として特別会計の闇を暴こうとして無念の死を遂げました
よほど腐敗権力にとって不都合だったのだと思われます

この特別会計は一般会計100兆の4倍400兆有りますおまけに国会承認なしで
官僚と利権層の好き勝手使い放題です 嫌韓さんあなた不条理だと思いませんか?
この400兆あれば大体の事は解決できるでしょうね
あなたの意見を聞きたいものです左翼だとかそんなのはどうでも良いから・・・。


13. 嫌韓[854] jJmK2A 2017年2月06日 05:25:28 : nFzNZj4itc : srXUtSv0CH0[1]
>>12

>あなた他のスレで防衛云々言ってるがどこが日本に攻撃しかけて来るの?

一に中国、二に北朝鮮。

>北は言語も文字も一緒の民族ですと言われましたw

朝鮮が二つ別れて殺しあったのが朝鮮戦争であろうが。
頭にウジでも沸いているのか?

>私はこのテレビの北朝鮮ミサイル扇動報道はヤラセのプロレスと見ています

意味が分からん。
北朝鮮のミサイル発射実験は乱発、
核実験も4〜5回を記録している、どこがプロレスだ?

>なぜイラクのフセインは大量破壊兵器(核)を持っているという事で
 あっという間に殺されたのでしょう 
 そして北の坊っちゃんは何故無事なんでしょうか?

イラクには石油が有り、北朝鮮には何もないからに決まっているであろうが。

>日米同盟などとメディアは盛んに報道しているが米国は自分たちの利益の為に
 日本に米軍を駐留しているのであって日本の防衛の為ではない事は明らかです

その通りだ。
アメリカは日本を本当に守るかは大いに疑問だ。
しかし、日本は防衛をアメリカに任せた事にして、
経済中心でここまで発展してきたことも事実である。

>この特別会計は一般会計100兆の4倍400兆有りますおまけに
 国会承認なしで官僚と利権層の好き勝手使い放題です

まあ、特別会計は、乱発はいかんだろうね。
ただ、利益者負担の意味からも必要な所も有るのだよ。

所で、特別会計は400兆と言われているが、重複を除くと200兆、
その半分ぐらいは、国債債還費であり、残りの100兆の内、
60兆は年金だ。
民主党が政権を取った時、ここから20兆を浮かすと言って、
何もできなかった事は忘れてしまったのかな? 


14. 2017年2月06日 09:29:40 : MAL0mQiyHk : 3MRdIkFJSJ0[150]
>>13

>朝鮮が二つ別れて殺しあったのが朝鮮戦争であろうが。

最近の韓国人はKorean保守:反日親米から、Korean左翼:反日反米に
なってきてるからね。>>12さんの言うような反応をするKoreanはいるかもしれない。

ま、朝鮮戦争で何十、何百万と殺されても、国民が北主導で拉致されてても明確に米国に味方すると
言えないようなKoreanが増えてるのは日本にとっては興味深い話だと思います。
もう2,3回ほど朝鮮戦争が起きても、Koreaは「どっちの味方したらいいんだろぉ」と
のほほんとしてそうですね。


15. 嫌韓[857] jJmK2A 2017年2月06日 13:13:58 : jJLs5QAeFo : 2V1MkGBchgc[1]
>>14
>最近の韓国人はKorean保守:反日親米から、
 Korean左翼:反日反米になってきてるからね。

そうですな!
朝鮮ウオッチヤ―の一人として言うと、
韓国で仮想敵国は何処ですかと尋ねたら、
恐らく1位は日本、2位が北朝鮮だろうね。

韓国の次期大統領候補はすべて反日・従北、
公約は日韓合意の破棄とサードの配置延期。
いよいよレッドチーム入りの可能性大でありんす。

韓国は反日教のカルト国家になっている。
そして、教祖は慰安婦の婆さん達だ。
日本は嫌韓3原則を守り抜かねばならない。
すなわち、
『助けない、教えない、関わらない』


16. 2017年2月06日 13:29:55 : piS4tj6jjs : LrlWm_@8vtE[27]

お前ら殺された人間の身になって考えたことが全然ないのか・・、

罪もない人間を無差別に殺戮することになる戦争が飯より好きなんか。

てめえら本当に耳をつかんで雪の上にぶん投げてやるからな!

目覚めなくてもいいから二度と人間に生まれてくるなよな。



17. 2017年2月09日 15:31:39 : LKXRYf922A : cCBGkda1vHE[1154]
>>13. 嫌韓
中国や北朝鮮が日本を攻撃する、どういう動機があるのだ。
中国にとっては、日米中がこれほど経済的相互依存関係になっていては、日本を軍事的に攻撃することのメリットよりディメリットのほうが圧倒的に大きい。また、日本との経済関係が切れてしまうだけではなく、中国の行為が侵略と国際的に認定されたら、日本以外の国も多くが経済制裁を行うだろう。

北朝鮮については日本とほとんど経済的依存関係はないが、突然日本を攻撃したって、何のメリットもない。さすがの中国も完全に見放してしまうだろう。国際的に一層孤立するだけだ。
ま、本当に北朝鮮の脅威を感じているのなら、北朝鮮から見て最も攻撃しやすいところに、あんなにたくさん、巨大自爆装置(原発)を並べるのをやめなければいけないね。

なお、特別会計については、あなたの書いていることが正しい。一般会計100兆円に特別会計400兆円。足せば日本のGDPとほぼ等しくなる。こんなにあるわけがないだろう。当然、あなたの書いているように、会計間の重複が多く、また国債償還費、さらに年金などがあり、自由な用途に支出できるお金ではない。さらに一般会計と特別会計間の重複もある。
もちろん無駄を省く余地はあるのだろうが、さほど大きな期待はできない。こんなものを頼りに政策を考えるべきではない。実際に共産党・社民党などは大企業・富裕層への課税強化を主張し、特別会計はさほど重要視していない。

特別会計ガイドブック
https://www.mof.go.jp/budget/topics/special_account/fy2015/tokkai2712_00.pdf
概要は、11ページに書いてある。



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