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報道は「不屈の精神で権力監視を」とオバマ
http://79516147.at.webry.info/201701/article_200.html
2017/01/20 00:32 半歩前へU
▼報道は「不屈の精神で権力監視を」とオバマ
オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスで任期最後の記者会見を開き、民主主義における「報道の自由」の重要性を記者団に説き、権力監視のために奮闘するよう求めた。
不都合な報道を「偽ニュース」などとなじるトランプを念頭に置いているとみられる。
オバマは民主主義国家にとって、「報道の自由が絶対不可欠であることは言うまでもない」と強調し、「記者は、巨大な権力者に批判的な目を向け、市民に対する説明責任を果たさせる」とその役割を説いた。
政権8年を振り返り、メディアが自分に懐疑的で厳しい質問を浴びせたことに、「必ずしもあなた方(記者)の結論に同意しなかった」と述べた。
一方で、「広い見識を持った市民がいなければ、民主主義は機能しない」とし、「米国と民主主義があなた方を必要としている」と期待を語った。
トランプは度々、自身に不都合な報道が出ると「偽ニュース」「不正操作」などと個別に批判の矛先を向け、メディアとのあつれきを生んでいる。
オバマは「私の願いは、不屈の精神で(報道を)続けてほしい」と強調。トランプと会談した際に、「全て自分に同意する人間の話しか聞かず、政策や公約の事実確認や精査する手続きを踏まなければ、それが過ちの始まりだ」と助言したことも明かした。
米CNNは18日、オバマの支持率が8年前の就任時と同水準の60%に達したとの世論調査を発表。オバマは今後について「書き物をし、少し静かにし、娘たちと貴重な時間を過ごしたい。これが今年の私の優先課題だ」と語った。 (以上、朝日新聞)。
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退任に当たって「報道による権力監視の重要性」を説くなど、さすがオバマである。彼は米大統領の中でも歴史に残る、傑出した人物だ。「民主主義」がいかに大切かについて、国民に最後まで訴え続けた。
習近平の中国。プーチンのロシア。こうした独裁政治と、欧州を中心とした極右の台頭で、民主主義はいま、危機に直面している。オバマはそれを肌で感じ取っていた。だからこそ、「民主主義と報道の自由」の大切さを説くのである。
翻って日本の安倍晋三はどうか。民主主義を無視し、憲法を無視し、人の意見を聞こうとしない。批判的な報道は「権力」によって押さえつける。
こんなクズを、偉大なオバマと比較してはオバマに対して失礼だ。リーダーというものはオバマのようであって欲しい。私は以前から「オバマが日本の首相だったら、どれほど国民の励みになるか」と、そればかり考えていた。
偉大な政治家が政治の表舞台から消えていくのは口惜しい。代わって登場したのが、思慮が浅く、エキセントリックな男だから、なおさらだ。オバマはまだ若い。まだやれる。もう一度、チャンスはないものか。
余談だが、朝日新聞はこの記事の見出しを、「報道は権力監視に奮闘を オバマ大統領が最後の会見」とした。ブラック・ユーモアではないかと一瞬思った。
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