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2017-01-19 01:31
トランプ氏の大統領就任が決まり、さらに同氏のとんでも発言が次々と流れる中、日米同盟を重視する親米派の自民党議員にも、うまくやって行けるのか不安を抱いている議員は少なくないだろう。(・・)
しかし、mewが驚いた&呆れてしまったことに、自民党の若手の中には、トランプ氏の当選を喜び、わくわくしているという人がいるのだ。あの小泉進次郎氏である。(>_<) <小泉チルドレンの片山さつき氏も、就任式に招待されて舞い上がっているらしいし〜。(~_~;)>
まあもともと彼は、共和党系のシンクタンクに留学していたので、考え方があちらに近いし。
何と言っても、父は日本での元祖・ポピュリスト、劇場型政治家として成功し、本人も選挙戦では人寄せパンダを自認しているぐらいなので、何かトランプ氏に魅力を感じる部分があるのだろうか?^^;
正直なところ、進次郎氏や橋下徹氏などがトランプなんぞにわくわくしていると言っているのを見ると、mewは、ついつい「何でこんな政治家が人気があるのか、将来の首相候補だと言われるのか」と、情けなく、嘆かわしく思ってしまうとこがあるのだけど・・・。
昨日の「日本をあきらめそう」にも書いたけど、こういう政治家が国民の共感を呼んでいるという実情を、とりあえず認識しておく必要があるかも知れない。(ノ_-。)
* * * * *
実は先週、友人と、元簿栄大臣だった小野寺五典氏がこのように語っていたという記事を見て、「本当にそうだよね〜」ふつ〜は、こう思うよね」と妙に共感を覚えたところがあったのだ。(・・)
『 「この方が核のボタン持つのかと悲しく」自民・小野寺氏
■小野寺五典・自民党政調会長代理
(トランプ次期米大統領の記者会見を見て)やっぱりちょっと悲しくなります。アメリカの大統領は世界のリーダーなので、政治家としてそれなりにしっかりとした答弁をしていただければと思うが、完全に感情に走っている姿を見ると、この方が核のボタンを持つのかなと。多くの方が心配して見たんじゃないかと思います。(BSフジの番組で)(朝日新聞17年1月12日)』
そうなのだ。あの言いたいこと言ってるブロンドの親父が、核のボタンのはいったカバンを持って、ボタンを押すか否か、最終決定する権限を持つことになるのである。(@@)
彼は、米国民や他国の国民から、それだけの信頼が得られているのだろうか?(~_~;)
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自民党の二階幹事長は、トランプ氏の好き勝手っも発言することに苦言を唱えていた。<この人はもともトランプはすきそうじゃないな。^^;>
『自民党の二階俊博幹事長は13日、TBS番組の収録で、トランプ次期米大統領が在日米軍駐留経費の負担増を求めていることについて「そんなことを一方的に大声立ててヒステリックに言って歩くのは、大国の大統領のとることか」と批判した。
その上で「日本のためだけにやっていると、自分たちに都合のいいような理解をしているから、こういう発言が出てくる。両国のために、長い期間をかけて制度を編み出した」と強調した。
トヨタ自動車のメキシコでの新工場建設計画についてトランプ氏がツイッターで批判したことについては「批判する方がとんでもない。日本はちゃんと国際的ルールにのっとって、進出する方も相手国から要請を受けて進んでいっている」と反論。
トランプ氏が11日の記者会見で、米国に巨額の貿易赤字をもたらすとして日本、中国、メキシコの国名を挙げて「貿易不均衡の是正」を宣言したことについても「(不均衡を)解消する努力は、過去の政権もしてきた。引き続きやっていくべきで、大統領になったからと急に大声を出しても始まらない」と述べた。
その上で「あつかましいか、度胸のある者がうまくいくというようなやり方はおかしい。もう少し冷静に、静かに、紳士らしくやってはどうか」とトランプ氏に呼びかけた。(産経新聞17年1月13日)』
まあ、まともな感覚の政治家の多くは、彼の言動にある種の不安や警戒感を示すのではないだろうか?(・・)
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でも、小泉進次郎氏やお友達は、トランプ氏の大統領就任に「わくわくする」というのである。 (゚Д゚)
『小泉 進次郎氏 トランプ大統領の就任に「わくわくする」
(前略)小泉 進次郎農林部会長は13日午後、都内で講演し、20日に就任式を迎えるトランプ次期大統領について話した。
小泉 進次郎農林部会長は「僕は、トランプ大統領が当選して、わくわくしましたよ。これは、日本の底力が問われる時代が来たぞ、日本の政治の底力も問われるぞ、日本人の力も問われるぞ、その時代に生きていること、わくわくするじゃないですか」と述べた。
わくわくと述べた小泉氏はさらに、「変化を前向きにとらえる方向性を常に発信することも、政治の大事なことだ」と、トランプ大統領の誕生後も日本の存在感を世界に示していくべきとの考えを示した。(ホウドウキョク17年1月14日)』
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朝日新聞には、インタビュー記事が載っていたのだが。小泉氏&仲間たちは、こんなことを言っている。(@@)
『トランプ米大統領の誕生が決まった昨年11月のニュースに、衆院議員の小泉進次郎さん(35)は「少しわくわく」したと話す。トランプ氏支持の広がりに象徴されるポピュリズム(大衆迎合主義)が世界に広がっているいまこそ、むしろ政治の出番だという。同世代議員の村井英樹さん(36)と小林史明さん(33)も同調する。
■日本人の底力が試される時代がきた
――世界では、ポピュリズムの台頭が目立ちます。政治の未来に、希望はもてますか。
小泉さん「政治家が政治に希望を失ったら、終わりですよ。常に政治の可能性を信じているから、政治家であると。昨年はまちがいなく世界の転換点になった年だと思っています。次の新たな国際秩序ができあがるまでの調整期間のスタートだと。英国のEU離脱もそうです。さらにイタリアの首相が辞任し、フィリピンの大統領もああいうタイプの方になり、アメリカとの同盟関係だって再考するような発言を繰り返している。韓国も次の体制がどうなるかわからない。中国も引き続き、日本の主権に対する挑戦を繰り返しています。北朝鮮も昨年は30発以上も、ミサイルを撃った。不確実、不安定な時代への突入の決定打が続く、難しい時代だと思います」
「しかも日本は人口減少と少子化、高齢化という構造的な大変革がよりきつく効いてくる。2020年以降、特にその下押し圧力が効いてきます。さあ、そのなかで日本はどう生きる? 裏を返せば、政治の出番じゃないですか。いままで以上に、政治の力が問われます。健全な危機感を持ちながら、楽観主義は忘れない。このメッセージを発し続けることがすごく大事。僕はむしろトランプ氏勝利のニュースを見て、ちょっと語弊があるかもしれないけれど、少しわくわくしたんですよ」
小林さん「私もです。おもしろくなったな、チャンスだなって。そう言っていた議員は他にもいました」
村井さん「たしかに、我々の出番だ感はありましたね」
――わくわく、ですか。
小泉さん「とうとう、日本人の底力が試される時代がきたぞ、と。この時代を生きる僕らの世代は、新しい日本の発展の土台をつくる役割を負っているんだろうな、と。答えがある時代だったら、政治ってつまんない。政治の力なんて、発揮しどころがないですよ。それなら官僚がやればいい。『いままでやってきた通りにやればうまくいきます、大丈夫ですよ。国際秩序も安定していますから、なんにも不安はございません』って」(朝日新聞17年1月16日)』
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ちなみに橋下徹氏も、トランプ氏にかなり期待を寄せている様子。この辺りは、また改めて取り上げたいと思うのだが。橋下氏は、トランプ氏の過激な言動にも理解を示している。(>_<) <この2人はやり方がか似ている部分があるよね。^^;>
『前大阪市長の橋下徹氏が、11月13日深夜から14日にかけてTwitterを更新、アメリカ大統領選について初めて言及し、当選したトランプ氏がこれまで掲げてきた政策について「これだけで歴代大統領の中で最高の実績者となる。恐るべし」などと記し、トランプ氏への期待を示した。(The Huffington Post 2016年11月14日)』
『米国の2億何千万人という有権者一人一人にメッセージを届けるのは一人の候補者では無理。自分の考えを有権者に伝えようと思えば、政治と有権者を仲介するメディアに乗っかるようなメッセージの出し方をしなきゃいけない。トランプ氏は過激な発言をしながら、批判を受けることでメッセージがメディアに乗っかることを考えていたんでしょう。(毎日新聞17年1月12日)』
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片山さつき氏は、(最近あまり目だっていないだけに?)大統領就任式に招待されて、今頃、キャピキャピ張り切っちゃっているようだ。(@@)
『自民党の片山さつき政調会長代理は「ぜひ、わたしどもの大統領就任式、共和党が8年ぶりに政権復帰するので、来てほしいと。(日本は)何ができるのか。大統領の就任演説に、大変注目している」と述べた。
片山 さつき政調会長代理は17日、アメリカの首都・ワシントンで20日に行われるトランプ大統領の就任式に、出席することを明らかにした。
片山氏は、トランプ氏について、共和党が上下両院で多数を持っていることをふまえたうえで、「強い大統領だ」と評価した。
また片山氏は、今後の日米関係について、「自由貿易圏内で、お互いの投資や協力を生み出す関係だ」と述べ、期待感をにじませた。(FNN系・ホウドウキョク17年1月17日)』
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さらに何故かトヨタの町、愛知県の河村県知事や、風水で(競馬でも)おなじみのドクター・コパも呼ばれているとか。
『大統領選期間中から、コパはトランプ氏が風水を使って選挙を戦っていることに注目していたという。「世紀の番狂わせ」とも評され、世界を驚かせた選挙結果だが、コパは「勝つべくして勝った」と言い切る。日本に当てはめれば、徳川家康や豊臣秀吉が天下を取るために使ったのと同様の強力な風水を使ったと指摘した。
今回、トランプスタッフの全面協力を得て、第45代大統領にたどり着いた足跡と今後の行動を「大統領の風水」(音羽出版、23日発売)に著して徹底解明した。コパが監修し、長男の作家小林照弘氏(38)がまとめた同著を同氏陣営に送ったところ、就任式出席の声がかかったという。(日刊スポーツ17年1月17日)』
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しかし、同じ米国の議員の中から古くから人権運動の活動して来た民主堂議員やその仲間たちなど、次々と就任式の出席を拒む人が出ているとのこと。また、前夜祭となるショーでも出場辞退をする音楽のグループが出ているという。^_^;
黒人初の大統領だったオバマ氏の就任式のときには、様々な人種、宗教、職業の人が会場やその周辺に集まり、これから互いの協力し合ってみんなで一つのアメリカが作っていくことに期待を寄せたのだが。
果たしてトランプ氏の就任式には、どんな人が何を望んで集まるのか。また強気のウケ狙いの発言をきいて、ストレス解消で笑いたくて集まるのか。
それとも、トランプ氏は、さすがに本当に大統領に就任する際には、少しは世界にも納得してもらえるようなまともなスピーチを用意するのだろうか。(・・)
さらに、トランプ氏のスピーチや今後の言動に対して、安倍首相をはじめ、日本の政治家たちがどのような反応を示すのか、しっかりとウォッチしておく必要があると思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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