http://www.asyura2.com/17/senkyo219/msg/102.html
Tweet |
大統領就任式はもうすぐ(C)AP
日本にも重大影響 これがトランプ政権の「10大リスク」だ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197359
2017年1月13日 日刊ゲンダイ
1週間後に迫ったトランプ就任。世界はガラリと変わる可能性がある。これまでの発言や公約から想定される、日本に影響を及ぼす「10大リスク」はこれだ。
(1)NAFTA再交渉・脱退
トランプはNAFTA(北米自由貿易協定)を「米製造業にとって最悪の協定のひとつ」と主張。トヨタ攻撃に見られるように、既に保護主義を全面展開中だ。メキシコから米国への輸出関税ゼロが撤廃されたら、日本企業は大打撃を受ける。
(2)人民元下落
トランプは中国を、輸出支援のために人為的に元を安く誘導する「為替操作国」と考えている。しかし現実は逆で、「中国は資本流出を抑えるため、外貨準備を使って為替介入をしてまで、人民元の下落を食い止めようとしている」(経済評論家・斎藤満氏)。人民元の先行き不安で中国経済が悪化すれば、日本企業も巻き込まれる。
(3)ドル安転換
米国の製造業保護の観点から、トランプは現状のドル高容認を一転させる可能性がある。日本は「ゼロ金利で円安誘導」と批判され、円高が加速。
(4)FRBイエレン議長交代
18年2月に任期満了を迎えるイエレンの後任人事が今夏に議論される。利上げ方針が維持されるのかどうか。人選によっては金融政策が不安定化。
(5)原油下落
トランプは米国のエネルギー資源の産出規制撤廃を主張。産油量が増加し、原油価格は下落。
(6)2つの米国
メリル・ストリープのスピーチで分かるように、米国内はいまだ「反トランプ」が根強く、国家は2つに分断されている。
「日本がトランプにスリ寄り過ぎると、万が一の時、困ったことになる」(斎藤満氏=前出)
(7)米ロ接近
米国とロシアの接近で、日本の存在価値が低下するだけじゃない。米ロがIS掃討で共闘すれば、ロシアが支援するシーア派のシリアとイランが勢力を強め、親米のスンニ派サウジアラビアが弱体化。中東のパワーバランスが崩れる。ただ、トランプはイランと対立するイスラエル擁護なので、ここに米ロ亀裂リスクもある。イランともイスラエルとも関係が深い日本は股裂き状態だ。
(8)「一つの中国」見直し
台湾総統と慣例を破って電話会談したトランプが、就任後も「一つの中国」原則を無視すれば米中関係に緊張が走る。台湾海峡が不安定になれば、沖縄や尖閣が巻き込まれる可能性も。
(9)南シナ海暴発
米中関係の緊張が極限に達すれば、南シナ海での紛争勃発リスクが高まる。日米同盟の「応分負担」を主張するトランプが、駐留米軍経費の負担増だけでなく、自衛隊増強による米軍の肩代わりを求める恐れがある。
(10)欧州弱体化
似た者同士のトランプとプーチンは欧州弱体化で利害が一致。日本の欧州ビジネスがやりにくくなる。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK219掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。