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岸田前首相襲撃事件 被告に懲役10年の判決 和歌山地裁(国家放送では「もっと重罪が良かった」?!)
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/385.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2025 年 2 月 19 日 19:16:55: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo
 

(回答先: 岸田前首相襲撃、懲役10年判決 「未必的な殺意」認定(未必の殺意、とは?!) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2025 年 2 月 19 日 19:07:07)

裏金がばれて弱体化する前の、与党独裁状態であった「増税糞眼鏡」と揶揄された政権党首に、一徹を加えようとした「爆発物」事件。元首相殺害に成功した事件と異なり、殺傷能力乏しい空砲も、爆発まで時間を置きすぎた手法も無視して、判決は「殺す気」であったことにしている。(よく見ると「人的被害や選挙活動の妨害を積極的に意図したものではない」ともしているが?)
国家放送協会は、なぜか記事の最後に専門家と称する輩の「もっと重罪にすべき」と判決を非難する意見を付け加えている。

ーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)
岸田前首相襲撃事件 被告に懲役10年の判決 和歌山地裁
02月19日 17時10分
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20250219/2000091813.html

おととし(令和5年)、選挙応援で和歌山市を訪れていた岸田前総理大臣の近くに爆発物を投げ込んだとして殺人未遂などの罪に問われた25歳の被告に、和歌山地方裁判所は「現職の総理大臣を狙い、社会全体に与えた不安感は大きい」として、懲役10年の判決を言い渡しました。

兵庫県川西市の無職、木村隆二被告(25)は、おととし4月、和歌山市の漁港で選挙の応援に訪れていた岸田前総理大臣の近くに手製の爆発物を投げ込んで爆発させ、2人にけがをさせたなどとして、殺人未遂や爆発物取締罰則違反など5つの罪に問われました。
裁判では、被告に殺意があったかどうかが主な争点になり、検察は懲役15年を求刑した一方、被告の弁護士は傷害罪などにとどまるとして、懲役3年が妥当だと主張しました。
19日の判決で和歌山地方裁判所の福島恵子 裁判長は「専門家の実験によれば、爆発物には殺傷能力があると認められ、被告は岸田前総理大臣などが死亡するかもしれないと認識しながらあえて爆発物を投げ込んだ」と述べて殺意があったと認め、殺人未遂の罪が成立すると判断しました。
そのうえで「現職の総理大臣を狙い、社会全体に与えた不安感は大きい。被告は選挙制度について裁判を起こし、SNSで発信したが反応がなく世間の注目を集めるためにあえて要人を狙ったもので、計画的な犯行だ。模倣犯を防ぐためには厳しく罰する必要があり、民主主義の根幹である選挙制度を著しく妨害したのは軽視できない」と指摘しました。
一方で、「人への被害や選挙活動の妨害を積極的に意図したものではなく、組織的な背景はない。被告は若く、本人なりに反省し、母親が更生を支援する意向を示している」として懲役10年を言い渡しました。
判決が言い渡される間、被告は落ち着いた様子でまっすぐ前を見て聞いていました。

【和歌山地検「主張と立証が評価された」】
和歌山地方検察庁の花輪一義 次席検事は「検察官の主張と立証を評価していただいたと考えている」とするコメントを出し、いまのところ控訴する意向はないとしています。

【弁護士「被告と相談のうえで控訴するか決めたい」】
被告の弁護を担当した、金原徹雄 弁護士は「判決の内容を精査して、被告とよく相談したうえで控訴するか決めたい」と話していました。

【裁判員「量刑判断難しかった」】
判決のあと、裁判員が記者会見に応じました。
自営業の50代の男性は「裁判を終えていまはほっとしています。一番悩んだのは量刑をどうするかという点でした。爆発物に関する罪だけでなく公職選挙法違反など5つの罪が重なっていたので、総合的に見てどれくらいの量刑が妥当なのか判断が難しかったです」と話していました。

【裁判を傍聴した人は】
裁判所によりますと、45席の傍聴席に対して希望したのは109人で、倍率はおよそ2.4倍だったということです。
判決を傍聴した和歌山市の20代の男性は「安倍元総理大臣が襲われた事件から、すぐの事件だったので市民として衝撃的でした。主張を表す手段として暴力に走ることは許されないと思います。選挙活動中の事件で民主主義の根幹が揺らいだと感じますし、選挙関連の事件が続いている印象です」と話していました。
また、和歌山市の50代の女性は「現場を見てきましたが、爆発物が投げられた場所から離れたところにも破片があたった痕跡がありました。民主主義が脅かされていると感じますし、インターネットで爆発物の作り方を調べて作れる時代なんだと感じ、怖いです。被告はまだ若いのでこれからしっかりした人生を送ってほしいです」と話していました。

【判決の詳報】
<殺傷能力・殺意について>
判決では、争点となっていた爆発物の殺傷能力や、被告人に殺意があったかどうかについて、「爆発を再現した実験によれば、爆発物の威力は殺傷能力があるとされる基準値を超えていて、爆発した時に発生した金属片などが相当離れた場所まで殺傷能力を維持したまま飛ぶ威力や性能を持っていたと認められる」としました。
さらに、「みずから情報を集めて爆発物を製造し、仕組みも理解していた被告がその認識を欠いていたとは到底考えられず、多くの人が集まっている場で爆発物を使用すれば、金属片などの飛び方によっては頭や首、胸などに命中して人を死亡させる可能性が高いことも当然認識していたはずだ」と指摘しました。
そのうえで、木村被告が、点火から爆発まで1分程度かかり周囲の人が避難できると考えていたと主張したことについては、「被告は爆発の危険を周りに警告したり、退避を促したりすることを全くしていない」と否定し、こうしたことから、未必的な殺意をもって爆発物を使用していて、殺人未遂の罪が成立すると判断しました。
<動機への評価>
また、事件の動機について、「被選挙権の資格要件などが不当だとして国に裁判を起こし、SNSで発信したものの、反響がなかったことから、世間の注目を集める手段として標的とする相手や周囲の人を危険にさらすとわかりながら、あえて総理大臣を狙って計画的に犯行に及んだ。極めて短絡的で強い非難に値し、模倣犯を防ぐ観点からも厳しい処罰が必要だ。民主主義の根幹をなす選挙の演説会場で決行し、選挙活動を著しく妨害した点も軽視できない」と指摘しました。
<量刑>
一方で、量刑の理由では、「被告は、人的被害や選挙活動の妨害を積極的に意図したものではなく、組織的な背景はない。被告は若く、本人なりに反省している。母親が関係者への謝罪や被害補償の申し入れに向けて尽力をしており、更生を支援する意向を示している」などとして、検察の求刑よりも軽い、懲役10年を言い渡しました。

【専門家“許されない行為とメッセージを発することが重要”】
判決について、元裁判官で法政大学法科大学院の水野智幸 教授は「民主主義社会に対する挑戦という危険性や模倣犯を防ぐという意味では、もう少し重い量刑が望ましかったのではないかという印象を持った。
ただ、被告の人に危害を加える意思が強くは認められず、幸いにも被害者のけがの程度も軽かったことが検察の求刑よりも軽い量刑になった要因だと考えられると話していました。
また、判決が持つ意義については、「選挙では政治家や候補者は、多くの人を集めて意見を述べる場が欠かせず、そういう場を狙えば、要人あるいは候補者を狙えるんだということが安倍元総理大臣の事件と岸田前総理大臣の事件で続いてしまった。判決でこうした行為は絶対に許されないと伝えるメッセージを発することも裁判所としては重要だった」と分析しました。
ーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)
 

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