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岸田前首相襲撃事件 懲役15年を求刑 被告側“殺意はなかった”(鉄片なしでは殺害不能では?)
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/383.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2025 年 2 月 10 日 19:21:21: N0qgFY7SzZrIQ kO2RiILGgs2CsYKkgqKCpJWo
 

元首相殺害事件と異なり、大きな音が出るパイプ爆竹で一人も死ななかった事件。元首相殺害事件のように、パイプ内に鉄片など殺傷能力のあるものを詰めていたなら、検察が言うように大量殺戮も可能だったろう。蓋が飛んだのに当たってけが人が出たから、殺意があったと言えるのか?素人裁判員がどう判断するか気になる。

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岸田前首相襲撃事件 懲役15年を求刑 被告側“殺意はなかった”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250210/k10014718201000.html
2025年2月10日 17時34分

おととし、選挙応援で和歌山市を訪れていた岸田前総理大臣の近くに爆発物を投げ込んだとして殺人未遂などの罪に問われている25歳の被告の裁判で、検察は「現職の総理大臣を狙ったテロ行為だ」として懲役15年を求刑しました。
一方、弁護側は、「殺意はなかった」として、懲役3年が妥当だと主張しました。

兵庫県川西市の無職、木村隆二被告(25)は、おととし4月、和歌山市の漁港で選挙の応援に訪れていた岸田前総理大臣の近くに手製の爆発物を投げ込んで爆発させ、2人にけがをさせたなどとして、殺人未遂や爆発物取締罰則違反など5つの罪に問われています。

裁判では被告に殺意があったかどうかが争点になっています。

10日和歌山地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「専門家の証言から爆発物には殺傷能力があり、現場には多くの人がいて、致命的なけがをさせてもおかしくなかった。注目を集めるだけなら爆竹でもよかったはずだが、被告は爆竹の1500倍の火薬を入れた鉄パイプをあえて使い、爆発物の威力をわかっていた」として、殺意があったと主張しました。

そのうえで「現職の総理大臣を狙い、周囲を巻き込んだテロ行為で、国政に大きな影響を及ぼす可能性があった。民主主義の根幹をなす選挙制度を揺るがす悪質な犯行だ」として、懲役15年を求刑しました。

一方、被告の弁護士は「検察が立証したのは、爆発物から2メートル以内の殺傷能力にすぎない。被告は爆発の前に煙が出て聴衆が逃げると考えていて、人の身体を害する目的や殺意はなかった」として、成立するのは傷害罪などにとどまると主張しました。

そのうえで「被告は謝罪の態度を示していて、社会復帰させたい」と述べ、懲役3年が妥当だとしました。

最後に被告は「多くの皆さんにご迷惑をおかけして、大変申し訳なく思っています」と謝罪しました。

これですべての審理が終わり、判決は今月19日に言い渡されます。

●検察の論告 詳しい内容
検察が行った論告の詳しい内容です。

検察はまず、争点となっている殺意の有無について、被告には人の身体を害する目的や殺意があったと主張しました。

その理由について、警察庁の科学警察研究所が行った爆発物の再現実験では、厚さ9ミリのベニヤ板を貫通していて、証人として出廷した専門家の証言からも殺傷能力が認められると説明しました。

そして、爆発した場所から100人以上の聴衆がいたエリアまでの距離は5.7メートルだったとして「飛んだ破片が人に当たる可能性は十分に認められ、死者が出なかったのは不幸中の幸いだ」と強調しました。

さらに、被告本人の認識についても「自作の爆発物が高速で飛ぶ鉄の塊であることや、コントロールが効かないことを認識していて、殺傷能力があることは分かっていた」と主張しました。

その理由として、注目を集めるだけなら爆竹で十分なのに、爆竹の1500倍にあたるおよそ78グラムの火薬を入れた鉄パイプをあえて使ったことや、現場に運ぶ際に、リュックサックの中に厚さ3ミリの鉄板を入れ、爆発物の導火線にアルミホイルをまくなどの対策をしたことを挙げました。

そのうえで「自分の主張を通すために現職の総理大臣を狙い、100人以上が無差別に死傷のリスクにさらされた悪質なテロ行為だ。民主主義の根幹をなす選挙制度自体に対する挑戦ともいえる犯行で、実際に演説会は中止に追い込まれた。有名な政治家などを狙って注目を浴びたいなどと考える模倣犯を生まないよう、厳しく処罰して警鐘を鳴らす必要がある」と述べ、懲役15年を求刑しました。

●弁護側の弁論 詳しい内容
弁護側が行った弁論の詳しい内容です。

弁護士は争点となっている殺意の有無について、改めて被告には殺意がなかったと主張しました。

その理由について「危害を加えることが目的なら、導火線を短くして爆発までの時間を短くしたり、パイプを太くして威力を上げたりすることもできたが、そうした選択をしなかった。爆発物を作ったのは大きな音を出して注目を集めるためだった」と説明しました。

そのうえで「被告は爆発の前の煙で聴衆が逃げると考えていた。現場を混乱させ、けがをさせた責任は本人にあるが、結果的にけが人が出たからといって、人の身体を害する目的があったとはいえない」と述べ、成立するのは傷害罪などにとどまると主張しました。

また、爆発物に殺傷能力が認められるとした検察の主張については「立証したのは、爆発物から2メートル以内の殺傷能力にすぎず、どの範囲まで影響があったかは述べられていない。今回、爆発物が飛んだ軌道はわかっておらず、不確実性が残る」として、立証は不十分だと主張しました。

そして最後に「被告は謝罪の態度を示していて、子どもに関する施設で働きたいという意欲があり、弁護士としては社会復帰させたい。更生のチャンスをあげる寛大な心をもってください」と述べ、刑の重さは懲役3年が妥当だとしました。

10日の裁判では、今月6日に続いて被告人質問も行われました。

弁護士からこれまで否認していた公職選挙法違反の罪の認識を問われると、被告は「事前に検索して岸田前総理大臣が選挙に関する遊説をすると思っていた」と述べ、一転して起訴された内容を認めました。

そのうえで「選挙を妨害して申し訳なかったです」と謝罪しました。
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■岸田首相襲撃事件で“赤いシャツの男性”に注目が!SP顔負けの機敏さで筒投げ男を羽交い締め(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/136.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 4 月 15 日 17:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU  

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