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今日の天木メルマガ-南北対話のシナリオ(9)
— 西村佳能(新党憲法9条) (@nishiy2006) 2018年2月13日
明らかにされる。
そのメッセージを伝えるのは閉会式に出席するイバンカだ。
開会式の主役は金与正だった。
きょう2月13日の産経新聞が特大のスクープを流した。
すなわち、平昌五輪が開催されている江原道の崔文洵知事が、産経新聞の取材に応じて
急浮上してきた南北対話のシナリオ
http://kenpo9.com/archives/3262
2018-02-13 天木直人のブログ
平昌五輪は始まったばかりだが、どうやら北朝鮮の核問題は、文在寅大統領の見事な平昌五輪外交によって、はやくも、対話のシナリオが見えて来たようだ。
ペンス副大統領は帰国途中の政府専用機の中で、ワシントン・ポスト紙のコラムニストに語ったらしい。
きょうの各紙が一斉に報じている。
すなわち、文大統領はペンス副大統領に、まず韓国が五輪後に北朝鮮と対話し、米国がその後に続くことを提案し、これに米国が同意したと、ペンス副大統領が明かした、というのだ。
もちろん、北朝鮮に譲歩したわけではない。
文大統領は、ペンス副大統領に対し、南北対話を進めるにあたっては、「北朝鮮に対し、経済的、外交的な見返りは非核化の具体的な措置に対してのみ与えられ、対話だけでは得られないと、はっきり伝える」と言明し、それを条件にペンス副大統領は、韓国が北朝鮮と対話することを認めたというわけだ。
ペンス副大統領は、毎日のようにトランプ大統領と連絡を取っているという。
これはトランプ大統領の了解を得た米韓合意に違いない。
キーワードは「非核化」だ。
その前提が満たされる限り米国はメンツが立つ。
しかし、北朝鮮は「北朝鮮の非核化」には絶対に応じない。
それを文大統領も知っている。
文大統領は、「北朝鮮の非核化」という言葉を逆手にとって、北朝鮮が「韓半島の非核化」で応酬して来た、という形をつくるに違いない。
そして、その北朝鮮の応酬を、文在寅大統領は米国に伝え、米国の理解を求めるつもりだ。
具体的には、ズバリ、短期的には米韓軍事演習の延期、凍結であり、究極的には米軍の韓国からの撤退である。
そんなことを米国が応じるはずがない。
常識的には皆、そう思うだろう。
しかし、冷静に考えれば、米国には、ほかに選択肢がない事がわかる。
もしこのまま米国が北朝鮮の核放棄に固執するなら、米国に残された選択は北朝鮮への攻撃しかない。
そんなことを米国が出来る筈がない。
それは平昌五輪で高まった民族融和の流れを真っ向から否定するものであり、北朝鮮のみならず韓国国民の反発を受ける。
朝鮮半島全体が反米感情で団結することになる。
何よりも国際社会が米国の攻撃を許さない。
トランプは、韓国と北朝鮮の南北対話を、見守るしかないのだ。
そして、その米国の意思は、平昌五輪の閉会式に明らかにされる。
そのメッセージを伝えるのは閉会式に出席するイバンカだ。
開会式の主役は金与正だった。
きょう2月13日の産経新聞が特大のスクープを流した。
すなわち、平昌五輪が開催されている江原道の崔文洵知事が、産経新聞の取材に応じてこう明らかにしたという。
金与正氏が10日の晩さん会の席で、同じテーブルについた崔氏らに対し、「昨日までを過去の事にしましょう」と述べ、早急な南北の関係改善を訴えていた、というのだ。
これは特大スクープである。
北朝鮮は本気で対話へ舵を切ったということだ。
この話がイバンカの耳に入らないはずがない。
もし本当にイバンカが閉会式に出席するなら、和平の流れに水を差すようなことをするはずがない。
閉会式に出席したイバンカは、南北対話の成功を米国は願う、と高らかに宣言するに違いない。
北朝鮮と米国の二人のヒロインの手で、南北対話の開始が宣言される。
このシナリオは、韓国と北朝鮮にとって、もうひとつのメリットがある。
それは南北融和に中国の出る幕はない、と言う事を世界に知らしめることだ。
北朝鮮も韓国も、中国のやり方には心底怒りを覚えている。
つまり北朝鮮は米国に擦りよって北朝鮮への制裁強化に踏み切った中国を許さない。
なによりも米国と通じて斬首作戦を進めようとした中国を許さない。
一方の韓国も、米軍ミサイル導入に反発して韓国に制裁を加えた中国に怒り心頭であるに違いない。
南北統一は、我々が米国と話し合って実現できることを中国に見せつけたいはずだ。
かくして、北朝鮮と韓国の手で南北統一の話し合いが始まる。
それが平昌五輪のハイライトであり、その後に続く、息の長い外交ゲームの始まりとなる。
はたしてこのシナリオ通りに展開するのか。
それは愚問だ。
うまく行くも行かないも、このシナリオしかない。
米国が北朝鮮を攻撃するシナリオは、世界を不幸にする。
あってはならないシナリオである(了)
金与正氏「昨日までを過去のことに」 安倍首相、金永南氏と「かなり長く」会話 五輪開催地の知事明かす
http://www.sankei.com/world/news/180213/wor1802130015-n1.html
2018.2.13 07:30 産経新聞
三池淵管弦楽団の公演を観覧する(左から)北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長、金与正・朝鮮労働党第1副部長、韓国の文在寅大統領=11日、ソウル(聯合=共同)
【平昌=時吉達也】11日に北朝鮮に帰国した金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正氏が訪韓中、南北関係について「昨日までを過去のことにしましょう」と述べ、早急な関係改善を訴えていたことが分かった。平昌五輪が開催されている江原道(カンウォンド)の知事で、政府外の「唯一の南北間チャンネル」を誇る崔文洵(チェ・ムンスン)氏が産経新聞の取材に応じ、明らかにした。
崔氏は、北朝鮮の平昌五輪参加をめぐるキーパーソンだったとされ、訪韓した北朝鮮高官代表団の複数のイベントに同席した。五輪会場がある江陵(カンヌン)での10日の晩餐会の席で、金与正氏は同じテーブルだった崔氏らに対し「昨日を昔のように」と述べて早期の関係改善を促したといい、「韓国では耳慣れない言い回しで、印象に残った」と振り返った。
与正氏の印象について崔氏は「冷静沈着で、外交的によく訓練されているなと感じた」と表現。冷淡な表情が注目された点については「感情を簡単に表に出さないようだ」と述べるにとどめた。
また、韓国の文在寅大統領が9日、各国首脳らを招いたレセプションでは、安倍晋三首相が北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長に歩み寄って握手を求め、「かなり長く」会話をしていたと言及した。「すぐに退席したペンス米副大統領とは対照的で、安倍首相は度量が大きいと感じた」と述べた。
崔氏は北朝鮮が五輪参加の意向を表明する前の昨年12月以降、北の体育委員会幹部と2度の会談を実施した。その際「平昌酒と、北朝鮮側が持ってきた大同江(テドンガン)ビールを混ぜ、『爆弾酒』を作って乾杯した」と関係構築の内幕を明かした。
年内には平壌と平昌で計3度開かれるマラソンやサッカーの大会で、南北の選手交流を行うことで合意しており、「過去のさまざまな南北間のチャンネルがすでに切れてしまった。相手に会おう、と言って会えるのは現在、韓国側で唯一私だけになってしまった」と話す。
南北の急速な接近については「日米など周辺国への説明が不足しており、速度についても見直しが必要だ」と強調するとともに、「外交や軍事問題と関わらないスポーツ、文化面の交流を重ねつつ、時間をかけて調整を図るべきだ」と訴えた。
ペンス氏、米朝対話の可能性示唆 「北朝鮮が望めば」
https://www.asahi.com/articles/ASL2F2HJDL2FUHBI005.html
2018年2月13日13時09分 朝日新聞
12日付の米紙ワシントン・ポストによると、ペンス副大統領が同紙のインタビューに対して「北朝鮮が望むのならば、我々は対話する」と述べた。南北対話の進展によっては、非核化が進まない場合でも北朝鮮と直接対話する可能性を示唆したという。
平昌冬季五輪の開会式出席のために訪れた韓国からの帰路の機中で同紙に語った。ただ、ペンス氏は北朝鮮が核・ミサイル放棄をするための「最大限の圧力」をかける政策は続けていくことを強調。対話の前提として核・ミサイル実験などの挑発行為の停止を条件としているトランプ政権の方針の転換につながるかどうかは不透明だ。
ペンス氏は8日に韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と会談した際、北朝鮮側に安易な融和政策をとらないように要求。文氏も核放棄に向けた進展がない限り制裁解除などに応じない考えを示したという。また、文氏は北朝鮮側に「米国と話をすべきだ」と訴えたという。
一方、ティラーソン米国務長官は12日、訪問先のカイロで会見し、ペンス氏が対話の可能性を示唆したことについて「判断するのは時期尚早」と指摘。あくまで「北朝鮮が誠実な姿勢で我々と関わる用意ができているかどうかだ」とも語り、北朝鮮側による出方を見守る考えを示した。(ワシントン=峯村健司)
【平昌五輪】金与正氏「昨日までを過去のことに」 安倍首相、金永南氏と「かなり長く」会話 五輪開催地の知事明かす https://t.co/Vxt6kp4hTd @Sankei_newsより 安倍晋三首相が北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長に歩み寄って握手を求め、「かなり長く」会話をしていたと言及した。
— 田中ひろみ (@chikayasu3) 2018年2月13日
金与正氏「昨日までを過去のことに」 安倍首相、金永南氏と「かなり長く」会話 五輪開催地の知事明かす(産経新聞) - Yahoo!ニュースhttps://t.co/JIvCVDZIeW
— ぶぶぶのぶー (@rosabluemoon) 2018年2月13日
"南北の急速な接近については「日米など周辺国への説明が不足しており、速度についても見直しが必要だ」と強調"
コリア側から「評価する」様な発言が出て来たという事は首相がコリア側の思い通りに動いたという事では。パヨクの圧力には勝てないか…
— You-chan (@tarutaruyou) 2018年2月13日
【平昌五輪】金与正氏「昨日までを過去のことに」 安倍首相、金永南氏と「かなり長く」会話 五輪開催地の知事明かす https://t.co/Fa0aCfZyEP via @Sankei_news
12日付の米紙ワシントン・ポストによると、ペンス副大統領が同紙のインタビューに対して「北朝鮮が望むのならば、我々は対話する」と述べた。
— 昭和おやじ 【打倒安倍政権】 (@syouwaoyaji) 2018年2月13日
南北対話の進展によっては、非核化が進まない場合でも北朝鮮と直接対話する可能性を示唆したという。
https://t.co/94ofO43ayT
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