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トランプ氏との確執露呈=対北朝鮮「対話」模索か−更迭説に現実味・ティラーソン氏
http://www.afpbb.com/articles/-/3155662?cx_position=3
2017年12月16日 16:42 発信地:北朝鮮 時事通信
【12月16日 時事通信社】ティラーソン米国務長官は15日、国連安保理の閣僚級会合で、北朝鮮との対話には「挑発行動の継続的な停止が必要」と述べ、「前提条件なしの対話」の意向を示した12日の発言を修正した。ホワイトハウスが発言の打ち消しに動いたことが理由とみられ、「ティラーソン氏とトランプ大統領の厄介な隔たり」(ニューヨーク・タイムズ紙)を露呈。取り沙汰されるティラーソン氏更迭説の現実味も強まった。
カーネギー国際平和財団のジェームズ・ショフ上級研究員は「ティラーソン氏のアプローチは、交渉の可能性を探るための予備的な議論が可能か見極めることだ」と指摘する。非核化に向けた正式な交渉開始のめどが立たない中、前提条件を付けない接触で事態打開の糸口を探りたい考えとみられる。
だが、トランプ氏やホワイトハウスは、経済・外交面で「最大限の圧力」を強化することを前面に打ち出してきた。このため、「対話路線」への方針転換と受け取られたティラーソン氏の発言は「トランプ氏や高官を困惑させた」(ワシントン・ポスト紙)といい、ホワイトハウス当局者が「今は(対話の)時期でない」とする声明を出し、方針転換を否定した。(c)時事通信社
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