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(回答先: NYでパレスチナ系イスラム教徒などが抗議デモ〜「エルサレムは私たちの首都だ」などと/nhk 投稿者 仁王像 日時 2017 年 12 月 09 日 21:28:55)
パレスチナで抗議デモ 軍と衝突 2人死亡760人余けが/nhk
12月9日 5時06分エルサレム問題
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171209/k10011252371000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_026
アメリカのトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことに反発して、パレスチナ側は8日、イスラム教の金曜の集団礼拝にあわせて各地で抗議デモを行い、鎮圧にあたったイスラエル軍との衝突で2人が死亡、760人余りがけがをしました。
アメリカのトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めると宣言してから初めての金曜日となる8日、パレスチナ暫定自治区では集団礼拝のあと各地でデモが起き、イスラエル軍との間で衝突が続きました。
このうち、ヨルダン川西岸のベツレヘムではデモ隊が投石を繰り返し、イスラエル軍が催涙ガスやゴム弾を使い、鎮圧にあたる事態となりました。
また、ガザ地区ではデモ隊がトランプ大統領の写真などを燃やして気勢を上げたあと、イスラエル軍の兵士に向けて石を投げ、これに対して軍は実弾も発砲していました。
パレスチナの赤十字組織にあたる赤新月社によりますと、一連の衝突でガザ地区で2人が死亡したほか、合わせて760人余りがけがをしました。
一方、エルサレムでも抗議デモが拡大することが懸念されていましたが、厳重に警戒していたイスラエルの治安部隊に押さえ込まれてデモは小規模なものにとどまり、大きな混乱はありませんでした。
このほか、ガザ地区からイスラエル領内に向けて短距離のロケット弾2発が発射され、被害はありませんでしたが、イスラエル軍は報復として戦車による砲撃を行いました。
パレスチナ側は今後も抗議デモを続ける構えで、イスラエル側との衝突がさらに続くことが懸念されます。
トルコでデモ
トルコでも8日、イスラム教の金曜の集団礼拝にあわせて、アメリカがエルサレムをイスラエルの首都と認めたことに反発するデモが各地で行われました。
アナトリア通信によりますと、デモは全国81の県すべてで行われ、このうち最大都市イスタンブールでは礼拝を終えた人たちがトルコの国旗とともにパレスチナの旗を振り、「エルサレムはパレスチナの首都だ」などと声を上げながら行進しました。
デモではアメリカのトランプ大統領をイスラエルの手先と非難するプラカードを掲げたり、イスラエルの国旗を燃やしたりする人たちの姿も見られましたが、これまでのところ大きな衝突などは起きていません。
イランでも抗議
イスラエルと敵対するイランでも金曜の集団礼拝にあわせて各地で大勢の人がデモ行進し、アメリカがエルサレムをイスラエルの首都と認めたことに抗議しました。
イランでは8日、首都テヘランや観光地として知られるイスファハンなど各地で、大勢の人が「アメリカに死を」などと声を上げながらデモ行進しました。
テヘランでデモに参加した男性は「トランプ大統領の宣言はイスラエルによる極悪な支配を終わらせるきっかけになる」と非難しました。
また、北部の都市ラシュトのデモに参加した女性は「パレスチナのイスラム教徒は何も悪くない。帝国主義の国々が憎いです」と話していました。
イランはパレスチナの領土を不法に占拠しているとして、イスラエルを国家として承認せず、敵対していて、トランプ大統領の宣言を受けて一層反発を強めています。
米ホワイトハウス前でも抗議デモ
アメリカのホワイトハウスの前でも8日、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことに抗議するデモが行われました。
ホワイトハウスの前の広場にはパレスチナを支援する市民団体の呼びかけで、イスラム教徒を中心におよそ300人が集まり、まずトランプ大統領に抗議の意思を示すため集団で礼拝を行いました。
このあと人々はパレスチナの旗を手に「トランプ大統領の判断は絶対に受け入れられない」とか「イスラエルによる占領は終わらせるべきだ」などとシュプレヒコールを上げていました。
デモに参加した女性は「トランプ大統領はイスラエルの人々に肩入れし、パレスチナの人々の権利を無視しています。今回の判断はパレスチナとイスラエルに大きな混乱をもたらすだけです」と話していました。
また、パレスチナ出身の男性は「エルサレムはイスラム教徒にとっても聖地なので、パレスチナとイスラエル、双方にとって首都であるべきなのに、トランプ大統領の判断は不公平です。トランプ大統領には判断を撤回したうえで、イスラエルとパレスチナの和平実現を目指してほしい」と訴えていました。
米国務長官「大使館移転は時間かかる」
エルサレムへのアメリカ大使館の移転について、ティラーソン国務長官は8日、訪問先のパリで行った記者会見で、「この件は時間がかかる。土地の取得や施設の設計が必要で、建築作業もある。ことしの実現はないし、来年もないだろう」と述べ、移転は再来年以降になるという見通しを示しました。
ティラーソン長官は前日の7日にも移転には時間がかかるという見通しを示していて、大使館がエルサレムに移ることは当面ないと改めて強調することで、アメリカへの反発の広がりを抑えたい思惑もあると見られます。
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