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(回答先: トランプ大統領の岩盤支持なぜ?〜J・クラフト「米国民の議会への支持率は10%前半、メディアへの支持率は20%後半であり 投稿者 仁王像 日時 2017 年 11 月 07 日 20:00:17)
〔”トランプのアメリカ”〜企業の国内回帰で雇用は?〕11月6日、Nクロ現
海外からアメリカ工場を国内に取り戻すと宣言したトランプ大統領、しかし製造業の現場では思わぬ事態が相次いでいる。工場を中国から南部ロースカロライナ州に移転したこの自転車メーカーだが、自転車の部品の調達に問題が生じつつある。工場自体はアメリカに戻ったものの、部品は元々価格の安いアジア産に依存していた。
ところがトランプ政権は国内の産業を守るためだとして、中国などから輸入した部品への関税の引き上げると宣言した。そこで国内のメーカーから部品を調達できないか探して回ったが、すべての自転車産業はアメリカからなくなっていて、ゼロから始めなければならなくなった。
コストの問題だけではない、工場の国内回帰で期待された雇用の創出も思うように進んでいない。中国では手作業で行われていた工程の多くがアメリカでは機械化されている。そのため雇用する労働者の数は想定の半分に留まっている。
雇用の創出に対してトランプ大統領が唱えていたのは不法移民の送還であるが、いまどう影響しているのか。製造業が盛んなインデアナ州のトラックの部品を製造する工場を訪ねてみると、かつては労働者の半数がヒスパニック系移民(正規の就労ビザなし)だったが、この工場ではヒスパニック系労働者が徐々に減少
し、現在ではほとんどいなくなった。それで国内の白人労働者を雇用しようとしたところ予想外の事態が起こった。
応募してきた白人労働者の尿検査をしたところ半数近くが麻薬使用の疑いが出てきた。さらに採用しても長続きせず、3日で音信普通、過度の遅刻、欠勤等、途中で辞める人が続出した。注文が増加しているにも関わらず人手不足で生産が追いつかない皮肉な事態になっている。
ジョセフ・クラフト「メキシコで自動車部品をつくる工場6000人雇ったとしてもアメリカでは4〜500人で済んでしまう。それは(米国では賃金が高いので)オートメーションを活用せざると得ないからだ。雇用が亡くなるのは移民ではなく、オートメ化である」
横江公美「(トランプの日本との貿易赤字の解消発言)は、強行に聞こえるが、実際は日本向けではなく、米国内の忘れられた層、労働者へのメッセージだと思う。だから…自分の支持者にたいするメッセージと考えるべきで、日米間の貿易摩擦にはならないと思う」
ジョセフ・クラフト「今後の政権を安定していくポイントは一つだと思う。中間選挙までの所得である。所得の中には減税による負担軽減、また株価上昇による資産効果、そして賃金を上げられるか、である。ロシア疑惑は法的にはそう問題にならないと思う」
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