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ネオ・ナチやダーイッシュと手を組んで体制転覆を仕掛けてきたマケインがネオ・ナチを批判する怪
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708170001/
2017.08.18 04:53:50 櫻井ジャーナル
ジョン・マケイン上院議員が8月12日に発表した声明の中で「白人至上主義者やネオ・ナチは明らかにアメリカの愛国主義や理想に反している」と主張している。バージニア州シャーロッツビルの公園に設置されているロバート・エドワード・リー将軍の像を撤去するという市の方針に抗議する人々と抗議に反発した人びとが衝突、反抗議派の集団に「極右」の人物が自動車で突入、死傷者がでる事態になったことを受けての声明だ。
本ブログでは何度も書いてきたが、マケインはシリアへは2013年4月に違法入国し、体制転覆を目指す人々と会談しているのだが、その中には後にダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を率いることになるアブ・バクル・アル・バグダディ、あるいはアル・ヌスラ(アル・カイダ系)のモハンマド・ノールも含まれていた。2013年12月にはウクライナでクーデターを扇動、その際にネオ・ナチの幹部と会っている。
2014年に入るとダーイッシュが活動を本格化させ、まず1月にイラクのファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にはモスルを制圧した。ダーイッシュの名が知られるようになったひとつの要因は、モスル制圧の際に行われたトヨタ製小型トラック「ハイラックス」を連ねての走行。こうした示威行動をアメリカの軍や情報機関は黙認していた。
バラク・オバマ政権の政策はこうした事態を招くと2012年の段階で警告していたのが軍の情報機関DIA(国防情報局)。反シリア政府軍の主力はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団だと指摘、オバマ政権が宣伝していた「穏健派」は存在しないとする報告書をホワイトハウスへ提出しているのだ。その報告書の中で、東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があるとも警告されている。この時のDIA局長がマイケル・フリン中将で、ダーイッシュ売り出しの直後、2014年8月に退役させられている。
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