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核使用の決断を下せなかったと証言したムシャラフ元大統領
http://kenpo9.com/archives/1889
2017-07-27 天木直人のブログ
すごい証言。「02年に核使用の一線を越える可能性があった」「核をどう使うのか。使えるのか。何日も眠れない夜が続いた」。報復を恐れ、核弾頭装填は指示せずと 「力」の均衡が平和を維持した、と読めれば平均点のリテラシー。核兵器は恐ろしい!廃絶せねば!と条件反射が起きたら掛け値なしの危険水域です。 報復が怖くてやめるなら、全世界が持った方がいいってことになっちゃうなぁ。 核兵器の飛び交う世界大戦が起きるとしたら、そのきっかけはインドとパキスタンの間だろうとする説は昔からあるけれど、今もその可能性は高いまま パキスタン:ムシャラフ元大統領「インドに核使用を検討」- 毎日新聞 https://t.co/RaTUoX21YI パキスタン:ムシャラフ元大統領「インドに核使用を検討」 https://t.co/aK8sHlxGf9 あの辺は核保有によって3度続いた大規模紛争が局在化したんだよなぁ。核兵器が人の命を救うという都合の悪い真実。 パキスタン:ムシャラフ元大統領「インドに核使用を検討」 https://t.co/aK8sHlxGf9 あの辺は核保有によって3度続いた大規模紛争が局在化したんだよなぁ。核兵器が人の命を救うという都合の悪い真実。 毎日新聞
きょう7月27日の毎日新聞が、ムシャラフ・元パキスタン大統領の、「核使用を検討したが使えなかった」という衝撃的な証言を一面トップで報じた。
インドとパキスタンの分離独立20周年を前に単独インタビューし、その中でこの証言を引き出したという。
確かに、ムシャラフ大統領はかつてそのような発言をしたと報じられ、その事について私も書いた記憶がある。
しかし、ここまで生々しい証言ははじめてだ。
おりから北朝鮮の核保有と核弾頭ミサイル攻撃が現実になろうとしている。
そして、あのトランプでさえも核兵器使用に踏み切れない。
これを要するに、核兵器の使用は、報復の応酬によって被害が甚大となることを思えば、誰も決断できないということだ。
もはやいかなる指導者も冷静になれば核兵器を使用することは出来ないことが証明された。
残る危険性は、指導者が正常でなくなる時だ。
間違って核戦争につながる時だ。
あるいはISのごとき自爆テロに核兵器がわたる時だ。
しかし、そのような理由で核兵器が使われ、人類が破滅するようでは、人類の恥だ。
そうなる前に、核兵器は人類の手で廃絶させなければいけない。
それを本気で言い出し、実現する国は日本をおいてない。
日本にそのような政治家があらわれなくてはいけない。
その政治家こそ、私が新党憲法9条の政治家第一号にさせようと考えている人物である(了)
<パキスタン>ムシャラフ元大統領「インドに核使用を検討」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170726-00000095-mai-int
毎日新聞 7/26(水) 21:05配信
インタビューに答えるパキスタンのムシャラフ元大統領=ドバイで2017年7月21日、金子淳撮影
◇02年、両国関係緊張の事態受け 「報復を恐れ断念」
インドとパキスタンが8月に分離独立70年を迎えるのを前に、パキスタンのムシャラフ元大統領(73)が毎日新聞のインタビューに応じた。ムシャラフ氏は大統領在任中の2002年、インド国会襲撃テロ事件後に両国関係が緊張した事態を受け、インドへの核兵器使用を検討したが、報復を恐れ断念したと明らかにした。核保有国のトップが核使用を検討した事実に言及するのは極めて異例。印パ対立が核戦争の引き金になりかねない状況を改めて浮き彫りにした。【ドバイ(アラブ首長国連邦)で金子淳】
01年12月に発生したインド国会襲撃事件について、インドはパキスタン軍情報機関の支援を受けたイスラム過激派が実行したと非難。印パ双方は計約100万人の陸海空軍を国境付近に動員し、02年10月ごろまでにらみ合いが続いていた。
滞在先のドバイの自宅で今月21日に会見に応じたムシャラフ氏は「緊張が高まった02年に核使用の一線を越える可能性があった」と指摘。「核をどう使うのか。使えるのか。何日も眠れない夜が続いた」という。ムシャラフ氏は当時「核戦争も辞さない」と公言していたが、外交的ポーズではなく、現実的な選択肢として検討していたことを示す発言だ。
ムシャラフ氏は「当時、印パ両国とも核弾頭はミサイルに搭載しておらず、発射までに1〜2日かかる状態だった」と説明。核弾頭の装填(そうてん)の指示は「しなかった。インドもそこまでしなかったはずだ」と述べ、双方に核の報復を恐れる心理が働いていたことを示唆した。両軍はその後、全面衝突を回避し緊張は緩和に向かった。
カシミール地方の領有権で対立するインドとパキスタンは1998年5月に相次いで核実験を実施。インドは99年に核の先制不使用を打ち出したが、パキスタンは先制使用もあり得るとの立場を崩していない。このため、インドは国会襲撃事件後、パキスタンの越境テロなどに対し、核を使う時間的猶予を与えずに即座に限定攻撃を加える軍事方針を採用したとされる。これに対し、パキスタンは戦術核の開発を進め対抗している。
昨年11月にはインドのパリカル国防相(当時)が核先制不使用政策に「縛られない」と発言するなど、核の脅威は高まっている。ムシャラフ氏はこうした状況について「非常に危険だ。核を一つ使えば、(報復で)10個落とされる。最大限の破壊を招く」と警告した。
◇ムシャラフ元大統領の発言ポイント
▽2002年に核使用の一線を越える可能性があった。しかし、核弾頭の装填の指示はしなかった。
▽インドの前国防相が核先制不使用を見直す発言をした。非常に危険。核を使うと言っているに等しい。
▽(パキスタンの「核開発の父」と呼ばれる)カーン博士から核開発関連装置がイラン、北朝鮮に流れた。それ以外は知らない。
◇ペルベズ・ムシャラフ氏
インド・デリー生まれ。1998年、軍トップの陸軍参謀長に就任。99年10月に軍事クーデターを起こしてシャリフ首相を追放し、政権を掌握。2001〜08年に大統領を務めた。07年の非常事態宣言を巡り14年3月、国家反逆罪で起訴され、現在も係争中。16年から病気療養のためドバイに滞在している。
◇印パ両国を巡る主な動き
1947年 インドとパキスタンが分離独立。第1次印パ戦争
65年 第2次印パ戦争
71年 第3次印パ戦争。東パキスタンがバングラデシュとして独立
74年 インドが初の核実験
98年 インドが2回目の核実験。パキスタンが初の核実験
99年 印パが領有権で対立するカシミール地方のカルギルで両軍が衝突▽パキスタンのムシャラフ陸軍参謀長が軍事クーデターで政権掌握▽インドが核先制不使用を含む核ドクトリン草案を発表
2001年 インド国会襲撃テロ。02年まで両軍が対峙(たいじ)し、ムシャラフ大統領が核使用を検討
08年 ムシャラフ大統領辞任。ムンバイ同時テロで160人以上死亡
パキスタン:ムシャラフ元大統領「インドに核使用を検討」 #毎日新聞 https://t.co/IrVTce4MEY
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ぼくはそんなの絶対に嫌だね。
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一度使ってしまうとどちらかの国が亡びることになるだろう。それが核兵器の恐ろしさだ。北朝鮮がもし使ってしまえば米国の報復によって北朝鮮は地上から消えてなくなるだろう
02年 核攻撃を検討
これが、核を持つということだ。 pic.twitter.com/DtQX9ZAfgh
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