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歴史の大きな流れを感じる(文在寅大統領という三度目の正直)
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2017-06-22 天木直人のブログ
朴槿恵大統領の失脚の原因は、政治の私物化であるとか、側近重用政治に対する国民の反発だとか、汚職であるとか、いろいろ言われている。
それらは報じられる通りだろう。
しかし、私は、朴槿恵大統領失脚の本当の原因は、慰安婦問題や安全保障問題に見られる対米従属にあると思っている。
北朝鮮や中国に対する関係悪化政策だと思っている。
今度の大統領選で選ばれた文在寅新大統領は、非業の死を遂げた廬武鉉大統領の「影法師」と言われるほどの側近だった人物だ。
廬武鉉大統領と言えば、民主化韓国の象徴であった金大中大統領の後継者だ。
三度目の正直に文在寅大統領はなれるのか。
その文在寅大統領が、ついに「脱原発」国家目標にすると演説した。
米紙ワシントン・ポスト紙のインタビューで慰安婦問題の真の解決のためには日本政府が公式に謝罪し、法的な責任を負う事だと述べた。
1987年の「6月民主抗争」30周年記念式典に出席し、「所得と富の深刻な不平等が韓国の民主主義を脅かしている」と演説した。
ついに対米、対中、対北朝鮮関係を見直すような動きを見せた。
もちろん、文在寅大統領の今後は不透明だ。
しかし、トランプ大統領の米国、習近平主席の中国、金正恩総書記の北朝鮮、安倍首相の日本、という状況の中で、韓国に文在寅大統領が誕生した事に、私は歴史の大きな流れを感じ取る。
そんな歴史の転換期にあって、国民の意識がますます対米従属、反中、嫌韓国に向かう日本は歴史に取り残される。
すべては安倍政権の間違った外交と世論操作の責任だ。
一刻も早く安倍首相に代わる指導者が出て来ないといけないが、誰一人として見当たらない。
みすみす歴史が与えようとしているチャンスを逃がしている。
これもまた厳然とした日本の現実である(了
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