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マリーヌ・ルペン記事更新
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2017年5月 2日 マスコミに載らない海外記事
2017年4月27日
Paul Craig Roberts
マリーヌ・ルペンが十分な有権者の支持を得て、二つの伝統的なフランス政党を押し退け、5月7日フランス大統領選の候補二人の一人になったことで、ワシントン、EUとフランスの支配層が、いかなる代償を払ってでも、彼女を打ち負かすと固く決めたのだ。
ワシントンは、アメリカが支援する各NGOをパリ街頭での抗議行動に動員した。EUとフランスの支配層は、ルペンによるEU資金悪用を主張して、ペンから免責特権を剥奪し、投獄できるような抜け穴を探し出そうとしている。
ワシントンの戦争からの何百万人もの難民をフランス国民に押しつけるのを受け入れることを含む、ワシントンによるフランス支配に、彼女が反対するので、ワシントン傀儡である退任するフランス大統領オランドは、ルペンをファシストとして描きだそうとしている。ルペンがイスラム教徒難民に反対するのは、道徳的欠陥として描かれるが、何百万人ものイスラム教徒を殺害し、難民流入を産み出したワシントンの違法な戦争をオランドとサルコジが支持したことは“ワシントンとともにテロリストと戦っている”と描かれる。
ワシントンとEU支配層は、理由もなしに腹を立てているのだろうと思う。フランス人もアメリカ人同様無頓着で、一体何が、フランスやEU支配層の権益ではなく、自分たちの利益に役立つのかをほとんど分かっていない。
ルペンは、フランス国民のかなりの部分がフランス政府の政策に不満であることを示している。支配層はこの不満の表われを、非合法なものとして切って棄てようとしている。言い換えれば、フランスのために戦うのはフランス政治家にとっては道徳的欠陥なのだ。つまり“ファシスト民族主義”だ。ヨーロッパや多様性やアメリカにる支配の支持だけが、唯一許容される立場なのだ。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Order.が購入可能。
記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2017/04/27/marine-le-pen-update/
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