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EUが消滅するかもしれない
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2017-04-22 そりゃおかしいぜ第三章
イギリスがまさかのEU離脱を国民投票で決めた。そのイギリスが、今年中に総選挙をすることを決めた。注目は、度重なるテロ事件に見舞われている、フランスの大統領選挙である。過半数を取る候補者がいかった場合、上位2名で決選投票するシステムになっている。注目は党首ルペンを候補に抱える、国民戦線の動きである。極右翼と日本では紹介されるが、これまでのフランスの異文化に対する寛容の文化を強く区否定する、ナショナリズムを掲げる国民戦線である。反移民を強く掲げフランスを回復すると言っている。
どこかで聞いた話であるが、メキシコの国境に壁をと主張するトランプと多くが重なる所が多い。投票日が近づいた今日、トランプはルペンの支持に言及した。更には、20日にシャンゼリゼ通りで単独犯であったが、警官射殺事件が起きた。テロと報道されているが、この事件はルペンにとって極めて有利である。
39歳と最も若い現政権を継ぐマクロン候補は24・5%、ルペンは22.5%、フィヨンは19.5%、左翼政党のメラシンが18.5%と支持率は拮抗している。このままでは、マクロンとルペンの決選投票になる公算が大きい。ルペンにすり寄っているのが、左翼政党のメラシンである。反移民と脱EUで一致した。右翼と左翼が理念は対立していても、政策で共闘しようというのである。日本の民進党の狭量さからは計り知れない政治のダイナミズムである。
当初はせいぜい次点候補だったルペンの当選がにわかに現実味を帯びてきた。反移民はともかくとして、EU離脱にフランスが踏み出せば、イギリスが離脱を決めているので、残る大国はドイツである。ドイツ一国で到底EUを支えられることはできない。フランスの大統領選挙の行方は、EU消滅の入り口になるかもしれない。国境をなくす理想は世界大戦を二度起こした反省から生まれたものである。世界は混乱の序奏を知らしているのかもしれない
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