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トランプ大統領の「韓国は中国の一部」という発言は、韓国国内で波風を引き起こすことを承知で、朝鮮半島の今後を類推できるよう語ったものだろう。
しばらくは形式的なものにとどまるとしても、トランプ大統領は、南北統一は、米国の影響下ではなく、中国の影響下で達成されるということを匂わせたかったのだと思う。
朝鮮半島と中国は、歴史的に長く深い関係があるだけでなく、現状としても、北朝鮮は政治・経済的に、韓国は経済的に深い関係がある。
このことから、中国の影響下なら南北統一が可能だが、米国の影響下では、北朝鮮との“敵対的な関係”が障害になり難しいと言える。
(それは建前で、実際のところは、米国の影響下で南北統一が実現し政治的軍事的境界線が大きく北上する事態は耐えられないという中国の意向を米国が尊重するという話)
この間の「中国が協力しないなら、我々で問題を解決する」というトランプ大統領の言動は、“中国が協力しないなら、朝鮮半島を米国の影響下に置き続ける”というおどしであり、巷間言われているような武力行使云々ではない。
朝鮮半島危機は、まもなく、日本=安倍政権のおかげで大きく緩和するだろう。
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「韓国は中国の一部」 習主席の発言の真偽を問われた中国の反応は?
2017年04月21日08時04分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
今月初めに開かれた米中首脳会談で中国の習近平国家主席が「韓国は事実上中国の一部」と述べたというトランプ大統領のインタビュー内容に関し、韓国政府は米中を相手に確認に入った。韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は20日の定例記者会見で、「米国と中国を含むいくつかの外交経路で事実関係を確認している。事実が確認されしだい必要な対応をとる」と述べた。
トランプ大統領は12日、ウォールストリートジャーナル(WSJ)のインタビューで「首脳会談で習主席から『中国と韓国の歴史には数千年の歳月と多くの戦争が絡んでいて、韓国は事実上中国の一部』という話を聞いた」と述べた。インタビュー内容が19日に紹介されると、波紋が広がった。
これに関し中国外務省の陸慷報道官は20日午後の定例記者会見で関連の質問を受けると、「韓国国民は心配する必要がない。米中首脳はマー・ア・ラゴ会談中、韓半島(朝鮮半島)問題について非常に深く、十分に意見を交換した」とし「関連状況はすでに発表した」と即答を避けた。問題の習近平主席の発言について肯定も否定もしなかった。
韓国政府が外交経路を通じて習主席の発言の確認を要請したかどうかという質問に対しても、「すでに答えたが、韓国国民は心配する必要はない」とし「私もこれを確認する方法がない。これに関連して状況を知らない」と話した。
トランプ大統領はWSJのインタビューで、習主席が首脳会談で韓中の歴史を説明したと明らかにした。また「韓国は北朝鮮でなく韓国全体(not North Korea, Korea)と述べた」とし「(習主席から歴史の授業を)10分間ほど聞いた後(北朝鮮を扱うのは) 『容易ではない(it’s not so easy)』ことを知った」と話した。
李熙玉(イ・ヒオク)成均中国研究所長は「習主席は3時間の単独会談で壬辰倭乱(文禄・慶長の役)や甲午戦争など歴史的な事件で韓中関係を例に挙げながら、両国は運命共同体だと説明したという」とし「習主席の話をトランプ大統領が拡大解釈した可能性もある」と述べた。トランプ大統領が単純話法で伝えたのか、通訳上の問題があったのか、実際に習主席がこのような話をしたのかは現在のところ確認されていない。
http://japanese.joins.com/article/304/228304.html?servcode=A00§code=A30&cloc=jp|article|ichioshi
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