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〔米シリア攻撃の波紋〜中国、北朝鮮は?〕〕4月10日、Nクロ現
米国による突然のシリア攻撃。今月7日の国連安保理では、英・仏・日などが支持や理解を表明。一方、中国や南米諸国は厳しく批判。明確な証拠も挙げずに攻撃に踏み切った米国の姿をを、かつてのイラク戦争に重ね合せる指摘も出た(ボリビアのヨレンティコクラン大使の演説)。
中でも最も激しく反発したのがロシアである。
サフロンコ次席国連大使(ロシア)「シリアが化学兵器を使用した証拠はあるのか。今回の攻撃はロシアがシリアで遂行するテロとの戦いを困難にするものだ」
トランプ政権の下で改善の兆しが見られていた米露関係、今回のシリアへの攻撃は悪影響しかもたらさないと専門家は指摘する。
フョードル・ツキャノフ(国際政治学者)「あさって開かれる米露外相歓談では米国とロシアの間で、泥沼のような困難な交渉が行われることでしょう。トランプ氏が偉そうに世界のリーダーとして振る舞うのであれば、われれは話し合うことなど何もありません」
今回の武力行使は、オバマ政権を弱腰だと批判していたトランプ大統領の強い意志の現れだったと指摘する専門家もいる。
マイケル・オハンロン上級研究員(ブルックリン研究所)「オバマ前大統領との違いを示すことが重要でした。危機に直面したとき、安全保養上の正しい決断を下せると世界中のアピールしたのだと思います」
米中会談の最中の攻撃について専門家の見解。
小原凡司(東京財団研究院)「中国の指導者の目の前で、自分たちはやるんだということを行動で示したということになる。これは中国にとってルールが変わるということをまざまざと見せつけられた非常に大きな衝撃だったと思う。
中国は今までのように北朝鮮問題を放っておいていいのではなくて、中国にとって安全保障上もっとも好ましい状態になるように米国と取引をしなければならなくなるということです」
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