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米国務長官 トルコと対ISで協議も溝埋まらず/nhk
3月31日 7時12分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170331/k10010931801000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_015
アメリカのティラーソン国務長官は30日、訪問先のトルコでエルドアン大統領などと会談し、過激派組織IS=イスラミックステートの壊滅に向けて、トルコとの協力を強調しましたが、シリアでの軍事作戦の進め方をめぐる両国の溝は埋まりませんでした。
アメリカのティラーソン国務長官は30日、トルコの首都アンカラでエルドアン大統領などと相次いで会談し、過激派組織ISに対する軍事作戦の進め方などについて協議しました。
アメリカは、ISと戦う部隊としてシリアのクルド人組織を支援していますが、トルコは国内のテロ組織とつながりがあるとして強く反発し、あつれきが生じています。
トルコの通信社によりますと、会談でエルドアン大統領は「テロとの戦いでは正しい関係者との協力が必要だ」と述べ、アメリカに対して、クルド人組織を支援しないようくぎを刺したということです。
これに対し、ティラーソン国務長官は会談後の記者会見で、ISの壊滅に向けてトルコとの協力を強調する一方、「軍事作戦の進め方はさらに議論していく。どのような選択肢があるか話し合ったが、難しい選択だ」と述べるにとどめ、両国の溝は埋まりませんでした。
また、ティラーソン国務長官はシリアのアサド大統領の処遇について「シリア国民が決めることだ」と述べ、退陣を強く求めたオバマ前政権とは異なる姿勢を示しました。
トルコ シリア北部の軍事作戦完了 部隊駐留は継続3月30日nhk
15時23分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170330/k10010930601000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_038
トルコ政府は、過激派組織IS=イスラミックステートなどの脅威を排除するためとして隣国のシリア北部で続けてきた地上部隊の軍事作戦が完了したことを明らかにする一方、今後も部隊の駐留は続ける姿勢を示しました。
トルコ政府は去年8月、国境に近いシリア北部から過激派組織ISやクルド人武装組織の脅威を排除するためとしてシリア領内に地上部隊を派遣して軍事作戦を始め、シリア北部の要衝バーブなどをISから相次いで奪還しました。
これについて、トルコのユルドゥルム首相は29日夜、地元テレビ局のインタビューで「作戦は成功裏に終わった」と述べ、これまでの軍事作戦が完了したことを明らかにしました。
その一方で、「これに続く作戦は、異なる名前で行われる」として今後もシリア領内で部隊の駐留は続ける姿勢を示しました。
トルコ政府は、ISのほかシリア北部にいるクルド人武装組織が内戦の混乱に乗じて勢力の拡大を図っていることを、自国にとっての大きな脅威と見て強く警戒しています。
しかし、トルコと同盟関係にあるアメリカはこのクルド人組織をISと戦う地元部隊として支援しており、シリア北部での今後の焦点がISが「首都」と位置づけるラッカの攻略に移る中、アメリカとトルコの間であつれきが深まっています。
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