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日本では分からず いまだ続く地方での熱狂的トランプ人気 支持率急落 “トランプ政治”現地ルポ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/202265
2017年3月25日 堀田佳男 ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
米テネシー州ナッシュビルでも支持者らの歓声で迎えられた(C)AP
「米国はいまや保守王国と言っても過言ではないです。地方に行けば、トランプ大統領は今でも絶大な支持を得ています」
米フロリダ州ボルーシャ郡の共和党代表トニー・レッドベター委員長は、電話口でトランプの人気が衰えていないと述べた。声に力がこもる。
「全米には総計3112の郡がありますが、そのうち約9割で、トランプが昨年の大統領選で勝ちました。いくらメディアがトランプを攻撃しても、全米レベルではほとんどの地域で、トランプの支持が広がっているのです」
ニューヨークやロサンゼルスといった大都市に住んでいては、なかなか耳にできない米国の現実である。米選挙は郡ごとに集計される。全米3112郡のうち、昨年11月の選挙でトランプは、2728郡で勝利を収めた。ヒラリー・クリントンが勝ったのはたった383郡に過ぎない(ジョージア州の1郡で同票)。大都市の人口密度が高いため、投票総数ではヒラリーが上回ったのだ。
前出のレッドベター委員長の地元フロリダに2月、トランプが大統領就任後初めて訪れた。政治集会には9000人が集まった。
「まるで昨年の選挙キャンペーンがよみがえったような熱狂でした。シークレットサービスでさえ驚くほどの歓迎ぶりだったんです」
■「投票して後悔した」はわずか3%
ペンシルベニア州立大学が実施した世論調査では、トランプに投票した有権者のうちたった3%だけが「後悔している」と答えており、人気に陰りは見られない。
ワシントンで取材中、ケンタッキー州ルイビル市から来た男性と話をした。昨年11月に「トランプに1票を投じた」と誇らしげである。保険会社で情報処理を担当している。
「先日、ドイツのメルケル首相がワシントンに来た時、トランプは握手を拒絶したでしょう。私は彼のあのエクストリーム(極端)さが好きなんです。いままでこんな大統領がいましたか。自分流を貫いています。選挙中となんら変わりません。トランプはきっと公約どおり、米経済を成長させてくれると思います」
反トランプ派の言動がメディアにあふれる一方で、確実にトランプは一般市民からの熱い声を受けている。それが日本には伝わりにくい現実である。(つづく)
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