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ユーロ圏の消費者物価、2月2.0%上昇 4年1カ月ぶり伸び率
2017/3/2 19:01
【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)統計局が2日発表した2017年2月のユーロ圏の消費者物価指数(速報値)は前年同月比で2.0%上昇した。伸び率は原油価格の持ち直しなどで前月の1.8%から拡大。13年1月以来、4年1カ月ぶりの高い伸び率を記録した。欧州中央銀行(ECB)が物価安定の政策目標に掲げる、物価上昇率の「2%未満で、その近辺」に数字上は到達した格好だ。
ただ物価の基調を判断するうえでECBが重視する「エネルギーと食品、酒・たばこを除く指数」の伸び率は0.9%と1月から横ばいにとどまった。物価指数の内訳をみると、エネルギー価格指数が9.2%上昇。昨年秋の石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を受けた原油価格の持ち直しが、全体の物価指数を押し上げた格好だ。
原油価格の持ち直しを除くと物価の基調はなお鈍い。独コメルツ銀行は原油価格による押し上げ効果が今後は薄れるため、年末にかけてユーロ圏の物価上昇率は縮小し、17年は平均で1.3%になると予測する。
ただ見た目の物価上昇率の回復で、もともと物価上昇に敏感なドイツなどを中心に、当面はECBの緩和縮小を求める圧力が高まりそうだ。独連邦統計庁によると、ドイツの2月の消費者物価指数の上昇率は2.2%(EU基準)と約4年半ぶりの高水準を記録した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H6Z_S7A300C1000000/
ユーロ圏失業率、1月は横ばいの9.6%
2017/3/2 19:00
【ブリュッセル=森本学】欧州連合(EU)統計局が2日発表した2017年1月のユーロ圏(19カ国ベース)の失業率は16年12月から横ばいの9.6%となった。16年12月は09年5月以来、7年7カ月ぶりの低水準を記録していた。内需中心の緩やかな景気回復を背景に、ユーロ圏内の雇用情勢は全体として底堅さを保っている。
1月の失業率を国別にみると、ユーロ圏19カ国で最も低いのはドイツの3.8%で、1990年の東西ドイツ統一以来の低水準にある。一方、16年11月分が最新のデータであるギリシャの失業率は23.0%と高止まりしており、域内格差も目立つ。
スペインやギリシャでは25歳未満の失業率がなお40%を超すなど、南欧を中心に若年層の失業問題も深刻な状態が続いている。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM02H6N_S7A300C1000000/
ロンドン外為9時半 ユーロ軟調、1.05ドル台前半 ポンド一段安
2017/3/2 19:00
【NQNロンドン】2日午前のロンドン外国為替市場で、ユーロは対ドルで軟調に推移している。英国時間9時30分時点では1ユーロ=1.0530〜40ドルと、前日の同16時時点と比べて0.0020ドルのユーロ安・ドル高だった。米利上げ観測の高まりから、米長期金利が上昇(価格は下落)し、欧米金利差の拡大を意識したユーロ売り・ドル買いが出た。
もっともユーロ圏の物価上昇基調から欧州債利回りも上昇しやすくなっており、金利差の大幅な拡大は見込めないことからユーロ買い・ドル売りも入り、欧州朝方からの値動きは限定的。あすのイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長やフィッシャー副議長の講演を控え、一方向に持ち高を傾けにくい雰囲気となっている。
ポンドは対ドルで下げ幅を広げた。1ポンド=1.2270〜80ドルと同0.0040ドルのポンド安・ドル高で取引されている。米金利先高観を背景にポンド売り・ドル買いが先行した。英国時間9時30分に発表の2月英建設業購買担当者景気指数(PMI)は52.5と、1月から上昇し市場予想もわずかに上回った。だが、ポンド安による英企業のコスト上昇が警戒され、ポンド売り・ドル買いが出た。
円相場も対ドルで下げ幅を広げた。1ドル=114円25〜35銭と同45銭の円安・ドル高で推移している。投資家のリスク選好意欲は継続しており、「低リスク通貨」とされる円に売りが広がった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASH2IILM1_S7A300C1000000/
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