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ペレス米民主党全国委員長(左)を揶揄/(C)AP
「おめでとう」と祝福しながら民主党トップを揶揄 炸裂! 今日のトランプツイッター砲
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/200442
2017年2月28日 神保哲生 ビデオジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
「Congratulations to Thomas Perez, who has just been named Chairman of the DNC. I could not be happier for him, or for the Republican Party!」
ペレスさん、民主党全国委員長就任おめでとう。とてもうれしいし、共和党も喜んでいるよ。
〈2月25日午後5時2分=日本時間26日午前7時2分〉
今回は対立政党、民主党のトップにトーマス・ペレス前労働長官が就いたことを受けたもの。一見、ペレス氏の就任を祝福しているようで、よく読むと「おかげでわが共和党の優位はこれからも動かない」という意味で、ペレス氏を完全にバカにしている。現職の大統領が、対立政党のトップはまったく無能であると斬って捨てているのだ。
ペレス氏は先の大統領選でクリントンと候補者の座を争ったサンダース上院議員が推す別の候補を僅差で破って新委員長に選出されたのだが、トランプ大統領は別のツイートでも「民主党の委員長選挙はインチキだから、サンダースが推す候補には最初から勝ち目はなかったのさ」と対立政党の党内の選挙にまで容赦のない“口撃”を加えている。
確かに、先の選挙で大敗を喫した民主党の再建は急務だ。しかも、民主党の全国委員会は去年の大統領選の予備選でクリントン候補が有利になるように計らっていたことが、ウィキリークスによって暴露され、前委員長は辞任に追い込まれている。その重責を担うのがオバマ政権の閣僚でクリントンの副大統領候補にも取り沙汰された体制派ペレス氏では、改革はおぼつかないと考える人は多い。
しかし、対立政党をそこまで叩くのは普通は選挙戦でのこと。現職の大統領が対立政党のトップをここまで揶揄するのは、異例を通り越して異常としか言いようがない。
トランプ大統領は恒例のホワイトハウス記者会主催のパーティーに出席しない意向を表明するなど、自らに批判的なメディアに対して真っ向から対決姿勢を打ち出しているのに対し、メディアの側も徹底抗戦の構えを見せている。当分の間は大統領が深夜や早朝にホワイトハウスの自室から個人的につぶやくツイッターが、政権の公式見解を知る唯一の手段になりそうだ。
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