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〔揺らぐ”白頭の血統”〕2月25日、TBS報道特集
平井久志(立命館大・客員教授)「金日成の血を受けた人が暗殺されることは一度もなかった。北朝鮮では”白頭の血統”と言うが、金日成の血統への崇拝があった」
金正日もここで生まれたと宣伝されてきた。金ファミリーは白頭の血統によって偶像化・神格化され続け、それによって金正恩氏も最高指導者の座に就くことができた。
しかし金正恩下で偶像化は滞っている。金正恩氏のの母親は、元在日朝鮮人の高英姫(コヨンヒ)だが、そうした事実やどこで生まれどう育ったかは国民には知らされていない。そして国民も指導者は神ではなく人間だ、という意識を持ち始めているという。(それを証言する脱北者の女性の映像と発言)
金正恩氏への尊敬の念が揺らいだのは、金正恩の妻、李由紀主(リソルジュ)が登場したときだったという。(同じ脱北者の女性は、彼女は「恰好を付けている」感じで、将軍様の前でハンドバックを小脇に抱えたり所作が礼儀正しくなかった、と)
国民の信頼をつなぎとめるため、金正恩政権は今後、偶像化を進めていくと見られるが、その過程で金正男氏が障害ととなった可能性を平井氏は指摘する。
平井「ある意味で金正男は金日成の晩年の寵愛を受けていた。現在までの金正恩氏は5年たったが、金日成との写真が一枚も公開されていない。これからやることは自分の偶像化だ。自分が生まれたのはいつなのか、どこで生まれたのか、お母さんは誰なのか、どういう生い立ちと通ってきたのか、これからストーリーを作らなければいけない。その偶像化を考えるとどうしても金正男氏を意識してしまう。そういった偏狭、偏執的な考え方が今回の事件につながった可能性がある」
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