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北朝鮮住民ら、金正男暗殺に衝撃…“金正男”の存在自体知らず驚きも WoW!Korea
http://www.asyura2.com/17/kokusai18/msg/287.html
投稿者 Air−Real 日時 2017 年 2 月 20 日 04:07:01: dsfJ1hAY0z6VI gmCCiYKSgXyCcYKFgoGCjA
 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170217-00000047-wow-int

北朝鮮住民ら、金正男暗殺に衝撃…“金正男”の存在自体知らず驚きも
WoW!Korea 2/17(金) 14:11配信


北朝鮮住民ら、金正男暗殺に衝撃…“金正男”の存在自体知らず驚きも(提供:news1)

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏の暗殺ニュースが北朝鮮内部でも広がっていることがわかった。

 ただし、金正男氏の存在自体を知らなかった住民たちとしては、このニュースに大きく驚いたと伝えられた。

 匿名を要求した脱北者A氏は17日、韓国メディアとの電話取材で「ある脱北者1人が通話した話を聞いた」とし「金正哲(キム・ジョンチョル)、金正男などキム氏一家の存在をよく知らなかった北朝鮮住民らが『金正恩が(金正男氏を)暗殺した』というニュースに非常に驚いていた」と伝えた。

 A氏は「白頭血統(北朝鮮ロイヤルファミリー)に関することは極秘」とし「キム氏一家間のトラブルや厳重な事件は実際はあまり広がっていない」と説明した。

 脱北者であるチ・ソンホ北朝鮮人権団体NAUH代表は今回の事件について「王朝時代を見ているようだ」と評した。

 チ代表は「マスコミ報道などを通じて見るとき、金正男が危険だと判断していた」としながらも「しかし外部の生活をする人であるだけに“まさか”と思った」と述べた。言葉で警告を与えるのが全てだろうと思ったというのだ。

 脱北者団体のNK知識人連帯のキム・フングァン代表は「前日、新義州にいる協力者と電話したが、中国のTVを通じて該当内容を見たと言っていた」とし「他の人には話せず、家族にのみ話したが、みんな“金正恩に兄がいたのか”と驚いていた」と伝えた。

 キム代表はこれと関連し「北朝鮮の住民たちには対北ラジオを通じてニュースが伝えられるだけに、週末ごろに伝えられるのではないかと思う」とし「たとえニュースを聞いたとしても、あまりにもすごい事実であるため口外して、政治犯となるう慮があり、家族程度でのみ話すのではないか」と説明した。

 しかし、このような事実が北朝鮮内部の動揺に至ってはいないが、“金正恩の偶像化”の基本枠組みが崩れる可能性があると見込んでいる。

 この他にも米国自由アジア放送(RFA)はこの日、両江道(ヤンガンド)の消息筋を引用して「金正男が、故金正日(キム・ジョンイル)総書記誕生日を控えて海外で殺害されたという事実を住民はもちろん、地方党幹部もまだ知らずにいる」と報道した。

=================
上記ソースを信じるならば、かなりの情報統制を敷いて軍部は内政の舵取りをしてきたのだと理解します。

そしてここに見えてくるものとは、その統制が緩んでいると云うこと。国外の情報が内政を通さず漏れ出している。

そしてこれら連日の報道がますます他国で作られたフェイクニュースではないかという疑念です。

マレーシア政府の会見で金正男のパスポート番号まで述べていたことから見て(死体は見せない訳ですが)、金正男の死亡は既成事実化されたわけですが、そのことは情報に必要な正当な根拠の力強さを現しているわけです。

北が外部諜報機関により作られた国家だとすると、それを維持するパイプが切れたらおしまいでしょう。
そして実はいまやそれが現実のものとなっているのでは?ということです。

いまや北の軍部は攻め込まれたら手も足もでず、投降するしか無いような状況なのではないかと思います。すべて勝手な憶測ではありますが。

北のメディアも連日の海外メディアの情報に対して沈黙したままですし、この報道はいまや現状維持がすべてとする北朝鮮国内の内政にとってはすごく不都合な内容であるはずでしょう。

海外メディアの連日の揺さぶりに対して、いまだなんの反応も見せないというのは、それが原因でなければ後何があるでしょう。

仮にこの報道自体がフェイクであったとしても、効果はてきめんであるはずです。
想像するに易いのですが、もしかすると北の軍内部へ対する直接的な撹乱が狙いなのかもしれません。

5年前にはすでに正男氏の暗殺計画があったとするのがメディアらによる情報です。これが2013年12月12日に起きた、北朝鮮の事実上のナンバー2だった張成沢(チャンソンテク)・前国防委員会副委員長(享年 67)の(張氏がクーデターを画策する「国家転覆陰謀行為」を認めたとして)死刑になったことに符合するとなると、今回の事件関与は紛れも無く北朝鮮当局による口封じが狙いではないかという感じも否めないとします。張氏は北という国家を健全なものにしたいと考えていたから殺されたとするなら、追われるように国外生活を続けていた(実質逃亡か亡命)の正男氏もまたその軍の派閥抗争に巻き込まれる形で命が狙われていたとするのにも納得できます。
けれどもどうもその動機はどれもさほど強いものであるようには感じません。5年前暗殺未遂があったと云うのも、事実根拠はほぼ皆無と言えるものの様ですから。それから5年間何も音沙汰なく元気な姿をメディアに露出していたことを考えると理解し難いものがあります。

こうした事実背景がもしこれまで北朝鮮国内に伝わってなかったとするならばどうなるでしょう。
国内の事情を鑑みるに北の人々の殆どは下層の暮らしを強いられており、以前から根強く改革的な政治クーデターを望んでいるのではないかと思います。(蛇足ですが、認識の差こそあれど、それはこの国、日本も韓国も同一の問題を抱えています)

なんにせよ、こうした事情からあの国の雇用主の資金が尽き果ててしまったが最後、内部から変革が迫られるのは必至であり、投降の呼びかけには素直に応じる、そんな事態も間近なのではないかと云う気がします。

これまでの正男氏暗殺を伝える報道で、実質的な亡命先である中国当局の監視下での殺害計画の実行が難しかったため→比較的その監視から逃れる場所を殺害場所に選んだ、と位置づけた見解は理に適っています。しかし、メディアは暗殺の特徴からして北朝鮮によるものだと断定していることに関しては、何故実行犯は敢えてかつて失敗していた手口と類似する方法を使ってわざわざ当局の仕業だとする後を残すのかに対して疑問が残っていました。入念に計画されていたと報道されている割には随分とずぼらな証拠を多数メディア側に提供している点。直感的に内部を匿うフェイクだとする印象が強かった為です。
けれども、そこにも納得をみることができます。

そしてまた、北の内部事情を知る工作員であれば、自ら、国内にわざわざ不都合となる事件を起こす必要もなかったはずですから、如何なる殺害理由をもっていたとしても、これまで同様泳がせていたとしてもさほど違いはなかったはずです。

(あくまで勝手な憶測で、根拠も無い事ですが一応腑に落ちましたので)  

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コメント
 
1. 2017年2月20日 04:09:01 : q931E3NW4E : Xao0gDyXwoc[702]
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/「金正男暗殺」は、20年前の事件とソックリだ-故・金正日総書記のいとこ暗殺も2月だった/ar-AAmZS2Y

「金正男暗殺」は、20年前の事件とソックリだ 故・金正日総書記のいとこ暗殺も2月だった

東洋経済オンライン 3日前 イ・ジェフン,パク・ホンファン


(C) 東洋経済オンライン マレーシアでも「正男氏殺害」は大きく報じられた  

 「なぜこの時期なのか」――。北朝鮮の最高指導者である金正恩・労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺されたことをめぐって、多くの疑問点が出されている。そのようななか、事件の発生時期こそが、今回の事件を読み解く重要なカギとの見方が出てきた。それは、1997年2月に発生した故・金正日総書記のいとこである李韓永氏が殺害された事件を想起させるからだ。李氏はソウル首都圏・京畿道城南市のあるマンションで2月15日に殺害された。

 この事件は北朝鮮にとって「特別な日」の前日に発生した。2月15日は金総書記の誕生日である「光明星節」の前日である。そのため、北朝鮮内の各機関が最高指導者への忠誠心を見せる競争を繰り広げたものと多くの専門家が分析していた。「今回の事件も、現体制の基盤固めを目標に、北朝鮮内の各種機関が最高指導者への忠誠心競争を繰り広げ、金委員長へのプレゼントとして行われた」と、ある専門家は分析する。

 李氏は北朝鮮のロイヤルファミリーの実像を暴露した本を出版するなどしたため、“金王朝”の怒りを買った。金正男氏もまた金日成、金正日、金正恩と続く三代世襲を公に批判したことで金委員長の怒りを買っていた。


金正恩側近による忠誠心競争のため?

 金正男氏と長期間メールのやりとりを行い、2回の直接インタビューを行って金正男氏に関する本を出版したことがある東京新聞の五味洋治記者も、「金正男氏が金正恩側近による行きすぎた忠誠心競争によって殺された可能性がある」と見る。北朝鮮は毎年、光明星節を前に機関別に忠誠心報告大会を開くなど、金正日・金正恩への忠誠を誓う競争を行ってきた。

 一方で、金正男氏が韓国に亡命しようとするのを阻止するために殺害したのではないかという「亡命阻止説」も出ている。これは、今回の事件を説明する重要な背景の一つだ。韓国の情報機関・国家情報院は否定しているが、金正男氏は亡命させる価値のあるターゲットの一人だった。韓国・統一研究院のチャ・ドヒョン研究員は「政権の頂点にいるファミリーが亡命したとなれば、ファミリーにとって対外的に大恥をかくことになる。一般的なエリートの亡命とは意味が違う。そのため、金正男氏をあわてて除去しようとしたのではないか」と指摘する。

 これについて、金正男氏の行動を24時間体制で監視してきた北朝鮮は、彼が中国とマレーシアを行き来していることを把握していたようだ。彼の亡命を現地で阻止しようとする関係者が最近、中朝国境を接する北朝鮮の新義州市から中国入りしたという話も聞こえてくる。

 もう一つ、有力な仮説がある。2013年12月に処刑され、かつては北朝鮮のナンバー2と言われた張成沢氏の残存勢力を一掃するために行った、というものだ。金委員長を公に反対する「目の上のたんこぶ」のような金正男氏を除去することは、金政権にとって至急の課題だった。金正男氏が北朝鮮に残っているシンパを動かそうとする動きを把握した金委員長があわてて殺害を指示した、との仮説だ。張成沢氏が金正男氏と親密な関係にあった証拠はいくつかある。


事件の時期、場所に不透明感漂う

 ほかの仮説も成り立つ。家族とともに北朝鮮に戻るように、との命令を金正男氏が拒否し続けたため殺害したに過ぎない、という可能性もある。ただ、この仮説だと、なぜこの時期なのかという疑問が残る。また、空港という公の場で事件を起こした理由を説明できない。

 金正男氏は2004年にはオーストリアで、2009年には北京で暗殺されそうになったことがある、ともいわれている。2009年に北朝鮮・人民武力相だった金永春が中国を訪問したのも、金正男氏の暗殺未遂を中国当局に謝罪するためだったという話もある。

 ロイター通信は2月15日、ある消息筋の話として「米国政府は北朝鮮の工作員が金正男氏を殺害したと強く信じている」と報じた。韓国の国家情報院も今回の事件を暗殺と見なし、金委員長の「永久の命令」で北朝鮮政権によって行われた可能性を強く指摘した。すなわち、政権基盤が弱い金委員長が金正男氏を体制を揺るがしかねない不安要因と見なし、自らの権力基盤を利用して殺害を指示したというものである。その真相が明らかになる日は、やってくるのだろうか。


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