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側近更迭に頬かむりも「反アメリカ」と情報機関に矛先 炸裂! 今日のトランプツイッター砲
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/199781
2017年2月17日 神保哲生 ビデオジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し
「The real scandal here is that classified information is illegally given out by “intelligence” like candy. Very un-American!」
今回の真のスキャンダルは「情報機関」によって機密情報が違法に漏らされたことだ。何と反アメリカ的な行為か!〈2月15日午前8時13分(アメリカ東海岸時間)にツイート〉
トランプ政権のマイケル・フリン国家安全保障担当補佐官が、政権発足前の駐米ロシア大使との電話会談の内容を偽って政権幹部に報告していたことが明らかになり、13日、辞任した。大統領自身が辞任を求めた、事実上の罷免だった。
大統領の最側近だったフリン氏の退任はトランプ政権にとっては大きな痛手だ。しかも、問題となった虚偽報告の内容が、対露制裁の解除に関する密約めいたやりとりだったことから、政権発足前から取り沙汰されてきたトランプ政権とロシアとの癒着疑惑が、より一層クローズアップされることになってしまった。
普通であれば、これは政権にとっては命取りになりかねない大問題だが、もちろんトランプ政権は普通の政権ではない。まずは、この問題を報じたニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストを「偽ニュース」と激しく口撃。返す刀で、両紙に情報を流した情報機関を「反アメリカ的」と斬って捨てたのが、上のツイートだ。
側近中の側近を得意の「You are fired!」とクビにしておきながら、そこは頬かむりしたまま、ツイッターではもっぱら情報機関とメディア攻撃に終始するあたりは、まさにトランプ政治の真骨頂だ。
15日にイスラエルのネタニヤフ首相との会談後の共同記者会見でも、この問題から逃げるために親トランプの無名メディアにしか質問をさせず、食い下がる他の主要メディアの質問は完全に無視し通した。
選挙戦でも、全米に放送された失言を「そんなことは言っていない」と言い張り、一切非を認めないばかりか、批判するメディアや他の政治勢力を「偽ニュース」と攻撃し続けることで幾多の窮地を切り抜けてきたワシントンの異端児は、最高権力者の座に就いた後も、「ポスト真実」政治を一切変えるつもりはないようだ。
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