http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/843.html
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SYRIA UNLAWFUL KILLINGS
シリア刑務所で1万人以上が絞首刑に アムネスティー報告
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8848
2017年2月7日 BBC News
Saydnaya Prison: Human Slaughterhouse
国際人権団体アムネスティー・インターナショナルは3日、シリアのサイドナヤ軍事刑務所で5年の間に最大1万3000人が、秘密裏に絞首刑で殺害されたという報告を発表した。
アムネスティーの報告によると、2011年9月から2015年12月の間に、首都ダマスカス北にある刑務所で毎週1〜2回、20〜50人単位で受刑者が絞首刑に処せられていた。その多くは、アサド政権に抵抗する民間人で、政権中枢が集団処刑を容認していたという。
シリア政府はこれまで、受刑者の虐待や殺害を否定している。
しかし国連の人権担当者たちは昨年、人権理事会に対して、目撃証言や証拠資料から、何万人もの人が拘束され「とてつもない規模で」大量に死亡している可能性が強いと報告している。
アムネスティーは報告書作成にあたり、刑務所の元看守や収容者、運営担当者など84人に聞き取り調査を実施した。
アムネスティーによると、収容者は首都ダマスカスのカブーン地区に「軍事法廷」のために連れていかれ、1〜3分の「審理」にかけられるという。
報告書に登場する元軍事法廷判事は、収容者は罪状認否を求められるが、「答えが『はい』だろうが『いいえ』だろうが、判決は有罪だ。この法廷は、法の支配とは無関係なものだ」と話している。
報告書によると、「有罪」となった収容者たちは刑執行の当日、民間人用の刑務所に連れていくと言われた後、地下牢に入れられ、2〜3時間にわたり殴打され続けるという。さらに夜中に目隠しをされ、刑務所内の別の場所にある地下の部屋に連行され、死刑が宣告されたと告げられる。そしてその数分後、首に縄がかけられるのだという。
処刑された人の遺体はトラックに積まれ、ダマスカスのティシュリーン軍病院で登録された後、軍の敷地内の集団墓地に埋められるという。
目撃者たちの複数証言をもとに、アムネスティーはサイドナヤ刑務所で5年の間に5000〜1万3000人が処刑されたと推定している。
2015年12月以降の処刑について証拠は得ていないが、処刑がその時点で止まったと考える根拠は何もなく、その後もさらに数千人が死亡しただろうとアムネスティーは説明。この行為はいずれも戦争犯罪で、人道に対する犯罪に相当すると糾弾している。
報告書はさらに、大量処刑の執行には大ムフティ―(最高イスラム法官)のほか、アサド大統領の代行権限をもつ国防相か軍参謀長の承認が必要だと指摘している。
アムネスティーによると、報告書の内容についてシリア政府には今年1月初めに知らせているが、回答を得ていないという。
アムネスティーは昨年8月、シリアの刑務所で推定1万7723人が拷問などのために死亡したとの報告書を公表している。アサド政権に対する抵抗運動が始まった2011年3月から2015年12月までの間に、拷問のほか、水や食料や衣料を与えられず、それだけの人数が死亡したという昨年の報告には、サイドナヤ刑務所で処刑された人数は含まれていない。
<目撃者の話>
○ 絞首刑を見た元裁判官
「10〜15分間、(ぶらさがった状態で)放置していた。体が軽くて死ななかった人もいる。若い人たちは、自重では死なない。すると将校の助手たちが、死んでいない受刑者を下して、首の骨を折った」
○ サイドナヤに収容された元軍人「ハミド」
「床に耳をつけると、ぶくぶく、ぐるぐるという音が聞こえた。だいたい10分くらい、音は続いた。私たちは、窒息死する人たちの真上で寝ていたんだ。当時の私にとって、これが日常だった」
○ 元収容者「サミール」
「すさまじく殴られた。まるで手にした釘を無理やり石に刺そうとするみたいに、何度も何度もたたきつける。絶対に無理なのに、続けるんだ。もうお願いだから殴るのを止めて、もう両脚を切り落としてくれと思っていた」
(出典:アムネスティー・インターナショナル)
(英語記事 Syria conflict: Thousands hanged at Saydnaya prison, Amnesty says)
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-38885901
提供元:http://www.bbc.com/japanese/38890661
アサド政権「5年で1万3000人を絞首刑」 アムネスティが非難
http://www.afpbb.com/articles/-/3116902?cx_part=txt_topstory
2017年02月07日 11:49 発信地:ベイルート/レバノン
シリア・アレッポでバッシャール・アサド大統領の肖像の前を歩く国民(2017年1月22日撮影)。(c)AFP/LOUAI BESHARA
【2月7日 AFP】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は7日、シリアの首都ダマスカス(Damascus)近郊の刑務所で2011年からの5年間に最大1万3000人の絞首刑が執行されたとする報告書を公表した。「絶滅政策」を行っているとしてシリア政府を強く非難している。
「人間の大虐殺現場:サイドナヤ刑務所における大量絞首刑と絶滅(Human Slaughterhouse: Mass hanging and extermination at Saydnaya prison)」と題したこの報告書は、看守や収監者、判事ら計84人の目撃者の証言を基に作成したもの。
それによると同刑務所では2011〜15年、1週間に最低1回は最大50人のグループが監房から連れ出され、恣意(しい)的な裁判にかけられて暴行を受けた末、「真夜中、秘密裏に」絞首刑に処された。
報告書は「(裁判から処刑までの)一連のプロセスを通じて、収監者はずっと目隠しをされる。首に縄がくくり付けられるまで、自分が死ぬ時期やその方法について分からない」とも言及している。
犠牲者の大半は、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権に反対していたとみられる民間人だったという。
アムネスティは、こうした絞首刑の執行は戦争犯罪と人道に対する罪に当たると指弾。シリア政府は拘束した人を繰り返し虐待し、食料や水、医療を与えないことで「絶滅政策」を遂行していると非難した。
さらに、処刑は現在も続いている可能性があるとの見方も示している。
ダマスカスの北30キロに位置するサイドナヤ刑務所は軍が運営し、国内で最大規模の拘束施設。アムネスティは先に、シリアで2011年3月の内戦開始以降に政府の拘束中に死亡した人の数について、国内全土で1万7700人余りとの見積もりを示していた。刑務所1カ所で1万3000人が死亡したというのは全体の死者が大幅に増えていることを意味する。(c)AFP
恐ろしい政権だが、これを支持する国があるとか。そっちもこわい
— アル中脱出を誓う (@secondary13585) 2017年2月7日
アサド政権「5年で1万3000人を絞首刑」 アムネスティが非難 https://t.co/HMrrKjKoNN @afpbbcomさんから
本当に? アラブの春とやらが、この結果か!! #似非リベラル 責任とれよ。。。。 アサド政権「5年で1万3000人を絞首刑」 アムネスティが非難 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News https://t.co/fdzPtvkXkp @afpbbcomさんから
— J. Slowhand Garcia (@SlowhandTokyo) 2017年2月7日
1カ所の刑務所でこの数字・・。プロの死刑執行人がいるな・・。
— 独破戦線 (@dokuha_sensen) 2017年2月7日
「アサド政権「5年で1万3000人を絞首刑」 アムネスティが非難」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News https://t.co/4ms5Us7a9g @afpbbcomさんから
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