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トランプの大統領選挙に対するラッセル・ブランドの考えがおもしろすぎる
Wow: Russell Brand Brilliantly Explains The Trump Election
2016年11月11日【Collective Evolution】
大統領選挙の結果に対する反応が様々であることは、誰の目にも明らかです。恐怖におののいて絶望的な人もいれば嬉しくて希望を見出し、エリート層がこの件で統制力を失ったと考える人もいます。
この件についてはラッセル・ブランドの洞察が興味深く、私の深いところと共振しました。希望を失わないで、という私の考えは選挙当日からお話ししてきたとおりです。さらに詳しくは後ほどお話ししますが、どうかお願いですからこの重要な考え方をまずお読みください。
トランプが「当選」したという結果は、他の何よりも人々が変化を求めているということを明らかにしています。
ヒラリーがどれだけ腐敗していたかについては十分なほど表出し、人々はこれまでの古いものにうんざりし、多くの人がこれまでとは違うものを試すことを望んだのです。
カエル:「彼らはヒラリーの犯した犯罪から目を背けさせるためだけに、
警察の発砲劇などのニュースを報道しています」
バーニー・ブルース
後で振り返ってわかったこともたくさんあります。以前にはバーニーは相当な人気を獲得していたこともありましたが、ヒラリーとDNC(民主党全国委員会)、メディアによって大統領になる可能性を奪い取られました。
バーニーの復活を切願する人の数は今おそらく最高潮になっていると思います。多くの人が彼が大統領にならなかったのは何かの間違いだったと考えていますが、そうではありません。すべては完璧に進んだのです。なぜならこの大統領選挙によって、このシステムは不正に操作されているということに人々が気がついたからです。
「あらゆるものは理由があって起きている」、「あらゆるものは完璧である」「意識が現実を作り出す」などと言われていますが、どの場面でそれを持ち出すかを選ぶことはできませんよね。
これは宇宙的真実で、何が起ころうとも真実であり続けます。物事が望みどおりに行かない時、私たちは覚醒状態から転がり落ち、エゴ(自我)モードに陥ります。私たちは感情の中にどっぷりと浸ります。
しかしそうする代わりに、起きたことを受け入れてその理由を考え始める方がよいのではないでしょうか。そしてどうやってそれが起きたのかについて考えるのです。私たちはこの起きたことから何を学ぶことができるのでしょう?なぜ私たちが共同作業としてこの現実を作り出したのでしょう?
この信じられないくらい支離滅裂の状況を前提に、何がより重要なのか考えてみましょう。私たちが満足するような他の大統領を持つことでしょうか?あるいはこの選挙システムは不正に操作されているということを世界に知らしめることでしょうか?
私たちの世界を動かしている腐敗しきったエリート層がいますが、この選挙により私たちがここからどこに向かうべきかという議論の場をもたらされました。
私たちはこの世界で本当に起きていることから目を避けることなくこの現状を受け入れ、理解しなければなりません。そうしなければ本当に効果のある解決策を考え付くことなどできません。
意識をシフトするということには物事をクリアな目で見つめ、このサイクルが私たちに教えようとしているレッスンから学ぶことが含まれています。
イギリスのEU離脱との類似点
前にもお話しした通り、(今回のアメリカ大統領選挙と)イギリスのEU離脱劇との類似点は明らかです。メディアが行っているのは「本当の問題以外のあらゆるものや人物を批判する」議論の典型例で、メディアは人々を分断させて大衆の抱くリアリティを決定づけています。
市場は暴落し、人々は出国することを望み、血なまぐさい殺人鬼だと叫ぶ人が表れるなど、間もなく状況は彼らにとってとても望ましいものになるでしょう。
統制力を失いつつあるカバール
代替メディアのムーブメントとしてはあまり人気のない考え方ですが、個人的に大事だと思うことを言わせてください。私はこれ(大統領選挙)はカバールが統制力を失いつつあることの顕れであると考えています。
この1年半くらいの間、カバールにとっての状況が大きく変わってきており、今の彼らはかつて手にしていた権力を持っていないということについてお話ししてきました。
「エリート層」の中でも多くの分派が存在し、全員が同じ方向に進みたいと望んでいるわけではない、と私がこれまで話してきた内部者や内部告発者の全員が口を揃えて同意しています。一部の人たちは抑圧状態や彼らが人類に押し付けている誤った情報のためにそこから抜け出したいと考えています。
これはアメリカだけのことではありません。世界規模です。さらに言えばこれは地球だけのことではなく、銀河系にまで及びます。
元アメリカ国務省職員高官の一人は、ヒラリーがアメリカに対して計画していた本格的な乗っ取り計画をしていたと警告を発していました。ヒラリー側にはメディアや企業群、銀行など必要な支援がすべて揃っていましたが、それも功を奏しませんでした。その理由とは?
私たちCE(Collective Evolution)が2009年の創設されて以来、私はこの問題について話すことを中心的な目的にしていました。
進化が起こりつつあります。意識のシフトです。私は4年前にこのテーマで映画まで作っています。意識のシフトが実際に起こりつつあるというのは私たちの目から見れば明白なことですが、私たちがエリート層の中の分断を理解していないのはなぜでしょう?彼らの力が小さくなりつつあることに気がつくべきではないでしょうか?大きな出来事が、彼らの意向とは反対に進むのを目撃しているはずでは?はい。私たちはそういったものを目撃しているはずです。
しかしエリート層が常にコントロールをしていて、あらゆる行動は彼らのゲームの一部のままである、という考え方に囚われている間は、私たちは彼らの統制力にいまだに屈服しているということになります。
元アメリカ国務省職員のSteve Pieczenik氏はまさにそれについて説明してくれています。つまり諜報機関内には複数の派閥が存在し、カバール/エリート層が行ってきたことを漏洩・暴露し始めているのです。ウィキリークスが得ている情報の一部は、こうやって入手されているのです。
私たちへの挑戦
あなたが起きていると感じていることと共鳴するものの中に思いっきり入りこんで感じ、つながって見据えることをお勧めします。あなたが論理的に捉え、リサーチをしていることとあなたの感じていることを合わせることで、より明確な全体像が浮かび上がってくるでしょう。私たちは物事を異なる視点から見るよう挑戦されているのです。
私たちはみな、それぞれ自分のリーダーになることを望んでいますが、支配エリート層のいない世界がどのようなものになるかはわからないままです。彼らがここでもまた勝った、という考えに私たちが囚われているところからもそれは明らかです。しかし実際には彼らは負けていて、次はどう動こうか考え付こうとしている可能性の方が高いのですが。少なくとも私は強くそう感じています。
自分の洞察以外に、どのような論理的な証拠があるか?
メディアは真実を告げずにトランプがまるで最悪の天災のように仕立て、一方でヒラリー・クリントンの信じられない腐敗ぶりにを取り上げることはありませんでした。トランプ氏の発言の一部はあまりにも軽率すぎて私もそれは賛同しませんが、少なくとも彼は正直でそれを包み隠していません。そこがヒラリーとは異なっているところです。
だからといって私たちがトランプを支援しているという訳ではありません!そういった考えに戻るのは止めて、もっと大きく考えましょう!私が言いたいのは、一歩引いて今起きていることをよく観察しようということです。
つまりメディア、お金、大企業群そしてDNCがヒラリーの側にいたのに、それでもヒラリーは勝つのに十分な賛同を得ることができずに負けたということが大きな出来事だったのです!
マスコミを見ていると、どう考えてもトランプが勝つなど考えられませんでした。おもしろいのは、「真実追及」運動サークルの人でさえ、ヒラリーの支援者と同じくらいヒラリーの敗北に驚いたということです。エリート層の過去から考えると、これが起きる可能性などありえなかったのですから。
ではなぜ状況が突然変わったのでしょう?意識のシフトです。私たちが進化するため、まさに今、私たちが必要としている遊び場なのです。
なぜ今なのか?
ではここから私たちはどこに向かうのでしょう?次に何が起こるのでしょう?
第一歩は、私たちが真実を見ることを阻害している感情や恐怖心を昇華させることです。
恐怖心や感情に囚われ続けている限りさらなる問題が起こり続けますが、それも私たちの選択によるものです。
覚醒への素早いシフトによりより明確に物事が見えるようになり、異なる議論を始めることができるということを前提に考えて、何をするべきなのか自分自身に問いかけてください。
次のステップは、誰もが知りつつも口を閉ざしている問題について話し合うことです。何年も経っているのに私たちは依然として投票場に向かい、国民の利益など頭になく、年が経つにつれて状況を悪くさせるだけのこのシステムに投票していることが厄介な問題なのです。
意識や気づきにシフトが起これば、私たちは何か新しいものを作り出すことができます。
どちらにせよ、人々に変化が起こるでしょう。
これまでと異なる視点から私たち自身について考え続けることで、世界が異なって見え、これまでずっと生きてきたこのシステムの外側に考えを巡らせることができるようになります。
新しいものを迎える準備はできています。
高いレベルでの新しい議論を始める必要があります。
期待を持って私たちを助けてくれる「リーダー」を待ち続けることはできません。変化は私たちから起こるのです。
Russel Brand On US Elections
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【コメント】
これはトランプ勝利直後の記事で少し古いのですが、今でも強く賛同する内容だったので翻訳しました。
トランプの大統領就任について、私の考え方に一番近いのがこの辺のCollective Evolutionやラッセル・ブランドあたりのこういった考え方です。あるいはプーチン大統領のような「ロシアが好きならもちろん歓迎だが、あまり期待していない」という立場や、元大統領候補のロン・ポール氏の「誰が大統領になっても結局は同じ」という考え方にも強く賛同します。
彼が大統領になったことで、世界が一般市民にとって望ましい方向に進むのかどうかは見守るしかありません。しかし何度も繰り返している通り、個人的には彼の存在のために様々なレベルで市民の分断が起きていることが一番気になっています。アノニマスや活動家集団でもそれは同じです。
「私たちを分断させるようなものに意識を集中させることは簡単だ。
あまりにも簡単すぎることもある」
またたとえ彼が一部の人に言われている通り「世界を変えようとしている素晴らしい人」であったとしても、彼一人に頼ることはあまりにもリスクが高くて危険なようにも思えますし、一人の人間にできることには限界がありますので、やはり自分でできることを考えたいという気持ちに変わりはありません。
ラッセル・ブランド氏の動画は最近は更新が激減していますが、この動画はよかったです。内容はCEの本文にまとめられているのと、大体同じですが、もっと過激に叫んでいます。中でも一番ツボだったのは、「トランプが大統領にならなくてもよい世界にする必要がある」という一言でした(笑)。
さらにトランプ氏当選とイギリスのEU離脱投票の結果の共通点についても、何度もお話ししている通りです。
表向きは国粋主義的・人種差別的な概念が勝利し、一部の勘違い人種主義者が差別行為を助長させたり、それに反対する人たちが大規模なデモをしたりなどイギリスもアメリカも国内が分断されました。EU離脱やトランプの勝利を希望した人たちのすべてが同じ理由だったわけではありません。さらにメディアが強力に推進していた方向性と反対の結果になったというところも同じです。
どちらにせよ大きな変化を強く希望し、現在のシステムを大きく揺らしたいという人が世界中に多く増え続けている、ということ、そしてこれまで絶対的と考えられていたメディアの持つ統制力が弱くなり始めたということだけは確実に言えることではないでしょうか。
この点だけを見ていても、意識のシフトはすでに始まっていると思えます。
この動画の女性は、元はオバマ大統領の熱烈な支援者でしたが、実際の彼の政策を見ているうちに幻滅してアナーキストに転向し、動画ではオバマ支援のTシャツを燃やしています。
こうやって見ると、オバマが大統領だったことですら彼女にとっては「人生を変える出来事」で彼女の意識のシフトを進行させていたように思えます。
同じくトランプ支援の人の多くがアナキストに転向するほど幻滅する、といういつものパターンにならず、一部の人の期待通りに物事が進めばよいのかもしれませんが、未来がどうなっても「あらゆることは起こるべくして起きている」のかもしれません。
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