http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/713.html
Tweet |
ジェームズ・マティス国防長官は“生涯独身”の戦う修道士 トランプ政権の閣僚を裸にする
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/198672
2017年2月1日 日刊ゲンダイ
ジェームズ・マティス国防長官(C)AP
今月3日、トランプ政権の閣僚として最初に来日するジェームズ・マティス国防長官(66)。稲田防衛相と会談し、安倍首相にも表敬訪問する予定だ。
米海兵隊の退役大将。読売新聞によれば、トランプは安倍との電話会談でマティスについて、「いち早く日本に送り込むからよろしく」「マッドドッグ(狂犬)というあだ名は、戦争で一度も負けたことがないからだ。彼は極めて有能だ」とベタ褒めだったという。
●マッドドッグ 恐ろしい人物という印象は、2005年にサンディエゴで行われた討論会での、次の発言が大きい。
「アフガニスタンに行けば、ベールをつけていないからと女性を5年間も殴り続けてきた連中がいる。そういう人間を的にするのは死ぬほど愉快。実際、戦うのは楽しい。正直に言えば、私は喧嘩が好きなんだな」
●ストイック もうひとつのあだ名が「戦う修道士」。独身を貫き、隠し子さえいない。ストイックで知的な戦略家として兵士の信頼も厚いという。若い少佐が家族と休暇を過ごせるようにクリスマス当日の勤務を買って出たという逸話がある。戦史研究にいそしみ、蔵書は7000冊。古代ギリシャのスパルタ人、ローマ帝国の皇帝や哲学者、日本の侍、米国の先住民などあらゆる戦いを研究している。
1950年、米北西部のワシントン州生まれ。高校卒業後、19歳で海兵隊に入隊。その後、セントラル・ワシントン大で歴史を学んで学士を取得、72年に少尉に任命される。以降、順調に昇格。アフガン戦争では海兵隊員として初めて海軍のタスクフォースを指揮した。イラク戦争では第1海兵師団の司令官を務め、04年のファルージャの戦いで武装勢力を掃討する作戦を監督、激戦を勝ち抜いた戦歴は有名だ。「狂犬」のあだ名には「極めてタフでしぶとく戦う軍人」の意味もあるという。
10年、オバマ政権で中央軍司令官に就任したが、イラン政策を巡って解任された。オバマのイラン核合意に反対したことが原因とされる。
●語録 忌憚のない物言いは語録として語られている。
「礼儀正しくあれ、プロらしくあれ、しかし会う人間すべてを殺すための計画を持て」
「海兵隊は敗北という言葉のつづり方を知らない」
トランプが復活を唱えていた「水責め」などの拷問を否定、トランプを翻意させた。「私の経験では、たばこ1箱とビールが何本かあれば拷問よりもっとうまくできる」という発言にトランプが感銘を受けたという。
学者肌の冷徹な軍人に暴走大統領の歯止め役を期待する向きもある。
- 「Mad Dog」→「荒くれ者」→手練れ「熟練者」 日本のメディアが「狂犬」と直訳するのは誤り Air−Real 2017/2/02 14:38:00
(0)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。