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FBIら8000人配備 警戒強まる就任式“トランプ暗殺”実行予告 トランプ大統領就任直前リポート
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197689
2017年1月17日 日刊ゲンダイ
世界が注目(C)AP
ドナルド・トランプ(70)の暗殺予告がイスラム国(IS)から出されている――。
本当ならば怖いことである。今月20日の就任式を目前に控え、トランプに敵対心を抱くISは米国内にいるIS支持者に対して暗殺を呼びかけている。首都ワシントンのラジオ局WTOPが、連邦政府職員からの情報として伝えた。
トランプ暗殺の脅威は、昨年11月の当選以来、増えている。ISは昨年12月にもトランプ暗殺を呼びかけるビデオを公表したほどだ。ネット上でもトランプの暗殺予告は出回っており、就任式が実行日だという。
というのも、当日はトランプのスケジュールが事前に公表されているからだ。連邦議会前(屋外)で宣誓、就任演説を行った後、ホワイトハウスまでパレードが予定されている。
歴代の大統領の多くはペンシルベニア通りを一部分だけでも歩いており、半日ほど屋外で過ごすことになる。テロリストにとって、これほど暗殺に絶好な日はない。しかも約100万人の観衆が街を埋めるため、犯人も群衆に紛れやすい。
ただ連邦捜査局(FBI)をはじめ、シークレットサービス、国立公園警察、ワシントンDC市警が計3000人の要員を配置させるほか、米兵約5000人も警備に加わる。
シークレットサービスのブライアン・エバート氏は、トランプを守るために「360度警備法」を採用すると述べる。
「地上、空中、サイバーのあらゆる角度からの攻撃を想定して態勢を整えています。特に危険度が高い場所では、何層にもわたって警備をします」
特に今年はドローンによる空からのテロ攻撃に警戒感が高まっており、政府側は万全の態勢で臨む。会場付近ではドローンはもちろん、風船、花火、デイパック、自転車も持ち込めない。前出のエバート氏は「犯行はグループでなくとも、単独でも可能なので警戒しています。特にパレードの沿道には注意が必要です」と気を引き締めている。
世界中の視聴者の前で、テロ攻撃が炸裂しないことを祈りたい。
堀田佳男 ジャーナリスト
1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社などを経て1990年に独立。以来、ワシントンDCを拠点に政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活を経て2007年帰国。国内外で精力的にジャーナリスト活動を続ける。著書に「大統領はカネで買えるか」「大統領のつくりかた」「エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明」など。
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