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米フロリダ州パームビーチで報道陣の質問に答えるドナルド・トランプ次期大統領(2016年12月28日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT
米情報機関よりもアサンジ氏信頼? トランプ氏、攻撃また疑問視
http://www.afpbb.com/articles/-/3113142
2017年01月05日 10:04 発信地:ワシントンD.C./米国
【1月5日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は4日、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」創設者のジュリアン・アサンジ(Julian Assange)容疑者の主張を引き合いに、ロシアがサイバー攻撃を通じて米大統領選に干渉したとの米政府の結論に改めて疑問を投げ掛けた。
トランプ氏は6日、この問題をめぐって米情報当局トップから説明を受ける予定。情報各機関からは今月20日の大統領就任後は常時報告を受けることになるが、それらの機関よりアサンジ容疑者を信頼しているかのようだと広い批判を浴びている。
トランプ氏は3日夜からツイッター(Twitter)に連続投稿し、中央情報局(CIA)や連邦捜査局(FBI)をはじめとする米機関について、ロシアが米民主党のコンピューターに侵入してウィキリークスに情報を流していたとの証拠を依然としてつかんでいないと主張。
「いわゆる『ロシアのハッキング』に関する『情報機関』のリーフィングが6日に延期された。証拠を固めるのにもっと時間が必要ということか。まったく変な話だ!」と書き込んだ。
アサンジ容疑者は同日、米FOXニュース(Fox News)のインタビューで、盗み出された民主党の文書をロシア政府がウィキリークスに渡したというのは事実でないと否定した。
トランプ氏はその後の4日未明、「ジュリアン・アサンジは、14歳の子どもだって(ヒラリー・クリントン、Hillary Clinton氏陣営の選対本部長を務めた)ジョン・ポデスタ(John Podesta)をハッキングしようと思えばできたと言っている。民主党全国委員会(DNC)はなぜそんなに不注意だったのか」と再びツイートした。
トランプ氏が言及したのは、ハッカーがDNCとポデスタ氏のコンピューターから入手した電子メールや文書で、11月8日の米大統領選挙の数週間前にウィキリークスによって公開された。文書の一部はクリントン氏陣営にとって都合の悪い内容だったことから、トランプ氏の勝利に寄与した可能性があるとみられている。(c)AFP/Paul HANDLEY
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