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台風20号北上 本州で再び大雨のおそれ
藤野 勝成日本気象協会
2019年10月20日18:31
22日(火)は台風や前線の影響で、先に被災した地域も含めて再び大雨のおそれがあります。今後の情報に注意して下さい。
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台風20号は北東進
あす21日は沖縄で荒天
身の安全確保を
台風20号は北東進
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強い台風20号は、20日午後3時には沖縄の南にあって、1時間に約20キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は975hPa。中心付近の最大風速は35メートル。中心から半径70キロ以内では、風速25メートル以上の暴風となっています。
強い台風20号は、今後北東へ進み、あす21日には暴風を伴ったまま、沖縄地方や奄美地方に接近するでしょう。その後、22日の朝には四国の南で、低気圧に変わる見通しです。
あす21日は沖縄で荒天
沖縄地方や奄美地方では、台風の接近に伴って次第に風が強まり、沖縄地方では、あす21日の昼過ぎにかけて、非常に強い風が吹き、海上はしけとなるでしょう。あすにかけて予想される最大風速は、沖縄地方で25メートル、予想される波の高さは沖縄地方で6メートルなどとなっています。沖縄地方では暴風やうねりを伴った高波に警戒して下さい。
また、台風周辺の発達した雨雲のかかる所があり、大雨となるおそれがあります。あす夕方までに降る雨の量は多い所、九州南部で100ミリとなっています。台風が近づく地域では土砂災害や低い土地の浸水などに注意して下さい。
身の安全確保を
あす以降、台風の北上とともに日本の南にのびる前線も北上してきます。22日(火)は、台風が持ち込んだ暖かく湿った空気の影響で、前線の活動が活発になりそうです。四国や近畿から関東、東北南部の太平洋側では雨が降りやすく、風が強まるでしょう。台風19号による甚大な被害が発生した関東甲信や東北でも、復旧作業が終わらない状況のまま、再び雨となりそうです。台風から変わる低気圧の動きや前線の活動具合によっては雨・風ともに強まり、大雨になるおそれがあります。
たとえ大雨にならないにしても、堤防が損傷している川では、少しの雨でも氾濫するなど、洪水の危険度が高まるおそれがあります。今後の気象情報と自治体から発表される避難情報を確認しながら、引き続き、身の安全の確保に努めて下さい。
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週間 台風20号・21号と秋雨前線の動向
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台風20号・21号と秋雨前線の動向に注意
白石 圭子日本気象協会 本社白石 圭子
2019年10月20日13:59
週間 台風20号・21号と秋雨前線の動向に注意
強い台風20号は21日(月)には沖縄に接近する恐れ。22日(火)は本州の南岸で秋雨前線の活動が活発に。台風21号は非常に強い勢力まで発達し、24日(木)頃に小笠原近海を通る見込み。
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強い台風20号 21日(月)にかけて沖縄へ
22日(火) 秋雨前線の活動が活発に 東海や関東で大雨の恐れ
台風21号発達へ 24日(木)頃は小笠原諸島で大荒れの恐れ
強い台風20号 21日(月)にかけて沖縄へ
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強い台風20号は、風速25メートル以上の暴風域を伴って、21日(月)にかけて沖縄に接近する見込みです。沖縄では北風が強まっています。風はさらに強まり、21日には瞬間的に沖縄本島地方と大東島地方30メートル、先島諸島25メートルと、風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る程の風が吹くでしょう。21日にかけて、台風周辺または本体の雨雲がかかり、沖縄本島地方では多い所で1時間に40ミリ、大東島地方で1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。台風の進路等によっては沖縄本島地方と大東島地方では、21日にかけて暴風となる恐れがあります。また、沖縄本島地方では警報級の大雨になる恐れがあります。今後、最新の台風情報をご確認下さい。
22日(火) 秋雨前線の活動が活発に 東海や関東で大雨の恐れ
台風20号は、沖縄付近を過ぎる頃は勢力を弱め、低気圧に変わる見込みです。台風から変わる低気圧は本州の南に進むでしょう。22日(火)は、本州の南岸に延びる前線に向かって、台風が持ち込む非常に暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。このため、前線の活動が活発になり、前線がかかる東海や関東を中心に発達した雨雲がかかるでしょう。雨は、ほぼ丸一日降るため、雨量が多くなり、大雨になる恐れがあります。
23日(水)以降も、本州付近は湿った空気の影響を受ける見込みです。九州から北海道は、雲が広がる日が多いでしょう。24日(木)から25日(金)頃は、上空の気圧の谷の通過で、本州を中心に雨雲がかかる可能性があります。
台風21号発達へ 24日(木)頃は小笠原諸島で大荒れの恐れ
トラック諸島近海にある台風21号は、西よりに進んでいます。海面水温27度以上の所を通り、21日(月)にはマリアナ諸島付近で、強い勢力になる見込みです。23日(水)には非常に強い勢力になり、北よりに進むでしょう。24日(木)頃に小笠原近海を進み、小笠原諸島では大荒れや大しけ、大雨の恐れがあります。台風21号は、その後も勢力はあまり衰えずに、北上する見込みです。
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