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この6月には山形県沖のM6地震発生があり、7月28日には三重県南東沖でM6地震発生がありました。この二つの地震に挟まれた地域で次のある程度大きな地震が起こりやすいはずで、関東付近でのM6以上地震の発生がこの一月間程度であり得ます。
なお、311大地震は、その直前と言っていい時期に次の地震が起こっていました。
2010年(平成22年)
11月30日 小笠原諸島西方沖で地震 - Mj7.1 (Mw6.8)[152]、深さ494 km[153]、関東から東北地方南部の広い範囲で最大震度3[154]。
12月22日父島近海で地震- Mj7.4[155]- 7.8[156] (Mw7.3[156]- 7.4[157])、父島と母島で最大震度4。小笠原諸島に一時津波警報が発表された。伊豆諸島で0.5 m[注 21]、八丈島で最大60 cmの津波を観測[158]。
上の地震のうち、12月22日の父島近海は震源深さが10キロ未満の浅い地震です。
この7月28日は三重県南東沖で震源深さが400キロ以上の深い地震M6が起こりましたし、7月30日には八丈島東方沖で震源深さ60キロのM6地震が発生しました。震源深さが浅くなってきている点では同じであり、震源の緯度が北上している(つまり、本州の陸域に近づいている)点も同じです。
結局、太平洋プレートは、日本付近では、伊豆・小笠原海溝ではかなり急角度で沈み込み、東日本の東方沖の海溝からはかなり水平に近い浅い角度で沈み込んでいるため、どうしても、最初に急角度で沈み込み、そのプレート部分が海溝部分に下へ引っ張り込む力を加えることで、海溝部分の大きな固着域の破壊に結びつくことになるのでしょう。
よって、かなり大きな関東付近の陸域地震の発生が、相当に近い将来あると思えます。長くても数か月以内だと思います。なぜなら、311大地震発生以来、日本列島付近での太平洋プレートの沈み込み速度が、311以前の年間5cm程度から年間15cm以上になっていて、陸のプレートへ伝わる太平洋プレートの西進圧力が急速に大きくなっているはずだからです。
なお、どちらかと言うと、伊豆・小笠原海溝付近でのある程度浅い地震でM7以上が先に発生する可能性もかなり高いと思います。
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