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「大阪北部地震は、やはり南海トラフの前兆の可能性」専門家が指摘 常に備えよ。それが大事だ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56187
2018.06.19 高橋 学 現代ビジネス
<8日朝に発生した、大阪府北部を中心に最大震度6弱を記録した大地震。なぜ突然大阪で…と戸惑いを覚えた人も多いだろう。地震は常に突発的に起こったように捉えられがちだが、立命館大環太平洋文明研究センターで災害リスクマネージメントの研究を行う高橋学教授は、「地震には『予兆』がある。それを見逃さず、常に大地震に備える用意と覚悟が必要だ」と指摘する。>
大阪地震の前兆
まず、今回の地震に遭われた被災者の皆様にお見舞い申し上げます。
そのうえで、今回の地震には予兆があったことを指摘したいと思います。
2017年の12月から今年3月にかけて、今回大地震があった地域付近で、震度1や2といった弱い地震が、頻繁に起こっていたのです。これを偶然と捉えるか、予兆と捉えるか。私は後者と捉えています。
私は旧知のメディア関係者にこのことを伝えて、「有馬―高槻断層帯付近で大地震が起こる可能性を報じた方がいいのでは」と呼び掛けたのですが、残念ながらその提起に耳を傾けてくれたメディアはありませんでした。
ここ最近、西日本を中心に、大きな地震が連続して起こっています。まず、2016年4月の熊本地震、同16年10月の鳥取県中部地震、2018年4月の島根県西部地震…範囲を広げれば、2016年には韓国の慶州でも大きな地震が起こっています。
そして、今回の大阪北部地震です。ごく簡潔に言いますと、熊本から少しずつ、東へ東へと地震が起こっているのが分かります。偶然と捉えることもできますが、私はこの流れを軽視してはいけないと思っています。
もう少し広い範囲で見てみますと、台湾でも2016年と2018年に大地震が発生しましたし、それと同時期ごろから、沖縄・西表島・トカラ列島などでも地震が頻繁に起こっているのです。
これらは、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込み、ユーラシアプレートを圧縮することによって生じている地震だと思います。そしてその先にあるのは……南海トラフ地震(スーパー南海地震、千葉から沖縄、台湾まで被害が及ぶ大地震)です。
私は熊本大地震が起きたときも、これは南海トラフ地震の前兆であると指摘しました。その見解はいまでも変えていません。ユーラシアプレートの歪が非常に大きくなり、今、悲鳴を上げている状態なのです。桜島や霧島新燃岳、硫黄山などの火山活動の活発化も、ユーラシアプレート内のマグマ溜まりが圧縮されてマグマが外に飛び出そうとしているのです。
地震は、単体で捉えるべきではないというのが私の考えです。前回の南海トラフ地震が起きたのは1946年ですが、43年には鳥取地震、44年に東南海地震が起こり、45年に三河地震が起こっているのです。
もうひとつ付け加えるなら、2011年、あの忌まわしい東日本大震災が発生するその3年前に、岩手・宮城内陸地震が起こっています。
やはり、プレート型の超巨大地震と、内陸直下型の大地震は連動していると考えるべき。歴史に学ぶなら、西日本で連続して大きな地震が起こっているときは、やはり南海トラフ地震を警戒すべきなのです。
気分のいい話ではないが…
気分のいい話ではないことを承知のうえで、重大な事実を指摘しておきますと、4月16日、17日には紀伊半島で地震がありました。また、それ以降には徳島県南部で地震が起こっています。そして先週には紀伊水道で地震が連続して起きています。いま、西日本では地震活動がとても活発になっているのです。
南海トラフが起こる確率を、政府や研究機関は「30年以内に80%」というなんとも曖昧な数字で表現しています。地震学で80%というのは確実に地震が起きるということであり、30年以内の中には今日も明日も入っています。30年先ということではありません。
私は、2020年までに南海トラフ地震が起こるだろうと思っています。決して脅すわけではありません。どうか来るべき震災のための「備え」を進めてほしいのです。
先日発表された土木学会の試算でも、南海トラフ(スーパー南海)地震の被害額は、最悪の場合1400兆円とされています。日本の国家予算と比較しても、それがどれだけ深刻な問題かわかります。
残念なことに、南海トラフに備え、備蓄を進めたり、避難訓練を実施したりする自治体は非常に少ない。起こる可能性が高い災害に対して、十分な備えをしていなければ、行政の怠慢といわざるをえません。国はもちろん、自治体は南海トラフにそなえるための対策を一刻も早く講じるべきです。
津波タワーが各地にできつつありますが、その高さは約15m程度で、収容できる人数も200人以下のものがほとんど。あまりに貧弱です。南海トラフが起こった時、津波による死亡者は、国の試算で約32万人。筆者の試算では最低47万人に達します。
プレート型地震では、揺れの周期が約5秒と長く、一般住宅の倒壊は少ないです。危険なのは津波や液状化。標高の低いところでは「避難所とそこに至る避難路の確認」を進めるべきことは言うまでもありません。
1995年以降に各地で作成され各家庭に配布されているハザードマップは、様々な理由から極めて被害想定が少なく見積もられている、とみるべきです。
東北地方・太平洋地震時に津波が来ないという宮城県が作成したハザードマップを信じたばかりに、逃げる場所も時間もあったのに、適切な垂直避難が指示されず、極めて多くの児童や教職員が津波の犠牲となった大川小学校のようなことは、繰り返してはいけないのです。
生存のためにやるべきこと
地震は防ぎようがない。しかし、大地震・巨大地震にはほとんどの場合「予兆」があるのです。決して、突然に大地震・巨大地震は起きていません。
経験則ではありますが、次のような前兆がみられることが多いのです(ここは大いに見解が分かれることを承知しています)。
1)これまで地震がほとんど発生しなかった地点にM3程度の地震が続けて発生する。
2)約60日間の静穏期がある
3)1)と同じ地点にM3程度の地震が発生する。
4)3)の半日から3日後に大地震・巨大地震が発生する。
こうした予兆を見逃さず、常に警戒することが重要です。実際、1995年の阪神・淡路大震災を起こした兵庫県南部地震、2004年中越地震、2011年東北地方・太平洋沖地震、2016年熊本地震、鳥取県中部地震にはそのパターンがみられました。
予兆を見極めながら、南海トラフが起こる日に備える。悲壮な話ですが、それが、われわれ日本人の「生存戦略」なのです。
このような予測を信じたくない人もいるでしょう。でたらめだという人もいるでしょう。しかし、とにかく日ごろの備えとして、避難場所や避難路を確認する、非常食などを常備する、といった、最低限の備えだけは忘れないようにしていただきたい。心からそう思っています。
<地震にはまだまだ「未解明」の点が多く、様々な学説がある。高橋教授の指摘も「一説」といえばそれまでだが、しかし、南海トラフは起こることがほぼ確実な大災害だ。地震の国に住む以上、その備えを怠ってはならない、ということは常に心にとどめておくべきだ。>
「大阪北部地震はやはり南海トラフの前兆の可能性」専門家が指摘https://t.co/7R0kqkn7Iu 高橋教授の指摘も一説といえばそれまでだが、南海トラフは起こることがほぼ確実な大災害だ。
— 文鳥さん ぶんちょうさん ( ⁰⊖⁰) (@komatsunotsuma) 2018年6月20日
地震の国に住む以上、その備えを怠ってはならない、という事は常に心にとどめておくべきだ。#南海トラフ
南海トラフきたら、九州、四国、静岡の原発はアウトだろう。
— ユスラウメ (@yusuraume529) 2018年6月20日
どうするつもりなんだろう。自分だけは逃れられると思っているのだろうか、再稼働推進してる連中は。
大阪北部地震は、やはり南海トラフの前兆の可能性」専門家が指摘 https://t.co/eLdbiAZZ4I #現代ビジネス
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— ちぃこ (@gos_tets07) 2018年6月20日
、だったとしたら……
確かに、東日本大震災の2、3日前に震度4の地震があり、奇妙な数日を過ごした記憶。
いつでも自分自身を守る備えが必要…。
とても怖いです。
まじめに、怖いです。
— ユスラウメ (@yusuraume529) 2018年6月20日
ミサイル訓練なんかより、やるべきことあるだろう!
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— pagotta (@tanikaminohi) 2018年6月20日
恐怖やな、、逃げるとこあらへん。カジノやのオリンピックやの無駄金使う暇があったら防災に金使え!言いたいわな。
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