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【注意】霧島連山・硫黄山の西側で新たな噴気を観測!噴火から1週間、川も灰色に変色!
http://johosokuhou.com/2018/04/26/3942/
2018.04.26 12:00 情報速報ドットコム
先週に噴火した霧島連山の硫黄山ですが、今度は山の西側でも新たな噴気を観測したことが分かりました。
気象庁によると、4月20日以降に火口から250メートルほど西側の場所で新しい噴気が観測されたとのことです。硫黄山の噴火は今月19日に発生していることから、噴火活動によって山全体の活動が活発化していると見られています。
更に大きな大噴火が控えている可能性もあり、気象庁は噴火警戒レベル3を継続し、山からおおむね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けていました。
硫黄山の周囲を流れる長江川も「濁っている」という報告があり、霧島連山の広い範囲で今後も火山活動に注意が必要です。
↓噴火前と噴火後の衛星写真
↓硫黄山周囲の状況
↓ネットに投稿された濁った川
国土地理院
http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/h30kirishima_ebino.html
硫黄山 噴火から1週間 火口西側でも新たな噴気
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180426/k10011417581000.html
4月26日 5時10分 NHK
霧島連山の一つで、宮崎県にある硫黄山で噴火が発生し、噴火速報が発表されてから26日で1週間になります。火口からは今も噴気が勢いよく上がっているほか、その西側でも新たに噴気が上がっているのが確認され、専門家は注意深く監視を続ける必要があると指摘しています。
霧島連山のえびの高原にある硫黄山では、1週間前の今月19日の午後4時前に山の南側に新たにできた複数の火口で噴火が発生し、気象庁は噴火速報を発表したあと噴火警戒レベルを3に引き上げました。
気象庁によりますと、噴火は、翌20日の朝には停止したということですが、25日の時点でも火口から白い噴気が勢いよく上がり、黒や灰色の泥水が断続的に噴出しているのが確認されています。
一方、20日の夕方以降は、火口から250メートルほど西側にある県道1号線付近からも噴気が勢いよく上がっているのが新たに確認されました。
この県道の付近や1週間前に噴火が起きた火口の周辺では、地盤が隆起しているのが国土地理院による解析でわかっていて、最大で15センチ前後に達しているということです。
これについて、火山噴火予知連絡会の会長で、京都大学の石原和弘名誉教授は「地下水が熱せられて上昇することで地盤が膨らんでいると見られる。今後の活動の状況によっては、火口の西側でも新たに噴火が起きて噴石や土砂が周辺に飛ぶ可能性がある」と述べ、引き続き注意深く監視する必要があると指摘しています。
硫黄山について気象庁は、噴火警戒レベル3を継続し、山からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
国土地理院「同規模の噴火起きる可能性も」
国土地理院は、地球観測衛星「だいち2号」が今月23日に観測したデータを、先月のデータと比較して硫黄山の地盤の変動の解析を行いました。
その結果、1週間前に噴火が起きた場所の周辺とそこから250メートルほど西側の県道1号線の付近でも地盤が隆起し、その範囲が徐々に広がっていることが確認されました。地盤が隆起している範囲は、全体で東西およそ500メートルに達し、特に噴火が起きた火口や県道1号線の付近では、最大で15センチ前後に達しているということです。
国土地理院が公表した図では、地盤が隆起した領域が黄色などで示され、特に隆起量が多い場所は、青や紫で示されていて、気象庁の監視カメラの映像などからいずれの領域でも複数の場所から白い噴気が勢いよく上がっているのが確認できます。
国土地理院の藤原智地理地殻活動総括研究官は「1週間前の噴火から、硫黄山で隆起が続いているので、地下からの熱水の供給があれば1週間前に噴火した火口の西側でも前回と同じような規模の噴火が起きる可能性はある」と話しています。
京大「注意深く監視を」
硫黄山の火山活動について、火山噴火予知連絡会の会長で京都大学の石原和弘名誉教授は、現時点では地下のマグマが上昇し大きな噴火が発生するような兆候は見られないとしたうえで、「地震や地殻変動、それに噴気に火山灰が混じることで黒っぽくならないかなど、火山活動に変化がないか注意深く監視する必要がある」と指摘しています。
また、1週間前に噴火が発生した火口から250メートルほど西側にある県道付近から噴気が勢いよく上がり、この周辺の地盤が隆起していることについては、「地下水が熱せられて上昇することで、地盤が膨らんでいるとみられ、噴気の状態を監視する必要がある。今後の活動状況によっては、この西側からも噴火が起きて、噴石や土砂が周辺に飛ぶ可能性は十分考えられる」と話しています。
そのうえで、「霧島連山全体で活動が高まっていることは確かで、新燃岳や御鉢も含め、少なくとも、数年単位の長期的な視野で活動を監視する必要がある」と指摘しています。
えびの高原から見た硫黄山の噴火。
— JNishimori RenJ (@NR625ren) 2018年4月19日
気象庁カメラ。 pic.twitter.com/uLKs8z835f
えびの高原硫黄山の麓を流れる長江川も濁っています。一枚目加久藤神社前。二枚目えびのIC 近く。 pic.twitter.com/LMtVTJcjZe
— えびの高原鹿子 (@wdMceQ7kqVTqJDD) 2018年4月21日
現在の硫黄山です。噴気が止まりません。えびの高原すぐ下の沢の水は、コンクリートのような色になっています。 pic.twitter.com/XjlUmDIlUg
— ちい (@chii1035) 2018年4月22日
先ほど75キロ先の中央構造線中部のFM局がノイズ無しで聞こえた。
— しろくま (@hontounokotoga_) 2018年4月21日
僕は何十年もFMラジオを聞いている人だけど、ハッキリ言って、ノイズがまったくないのは超珍しいこと。
別府-島原地溝帯で幾つが地震が起こって地溝にかかる圧が増したために、250年ぶりに硫黄山が噴火するなど今回の火山活動活発化が起こったのかな?
— しろくま (@hontounokotoga_) 2018年4月21日
島根でM6震度5強の地震が起こった。
それで、愛知の三河湾付近でも珍しく震度4の地震が起こった。
その後に霧島硫黄山が噴火した。まだ何かある? pic.twitter.com/smtUAI4nBh
えびの高原、硫黄山西側、県道一号沿いの噴気地点、MRT・UMK・MBC・NHK・気象庁・環境省ライブカメラの位置関係(規制前に硫黄山より撮影した写真に追記) pic.twitter.com/ysMftiai1l
— MORIMORI (@photomiyazaki) 2018年4月21日
【防災関連情報】平成30年(2018年)霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山活動の対応
— 国土地理院 (@GSI_chiriin) 2018年4月20日
本日0時頃に観測した「だいち2号」のSARデータを使用し、硫黄山の火山活動に伴う地形変化を解析した結果、局所的に15cmの隆起とみられる変動が見られます。https://t.co/c74aPvzm7M pic.twitter.com/4bWT8PCkTr
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