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歴史は繰り返すのか 揺れが続く静岡・愛知・和歌山の“次”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/227442
2018年4月19日 日刊ゲンダイ
倒壊した熊本県益城町の家屋(C)日刊ゲンダイ
熊本地震から丸2年を迎えた先週末の14日、愛知県西部で有感地震が3回続いた。それぞれ規模はM3.5(震度3)、M3.1(震度2)、M4.6(震度4)。M6.5(震度7)だった熊本地震ほどではないが、無視できるものではない。
立命館大学環太平洋文明研究センター教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)が言う。
「今回の地震の震源は1945年1月に起きた三河地震の深溝(ふこうず)断層と同じか極めて近い場所にあります。ユーラシアプレートが歪みに耐えかねて活断層が動いたために発生したと考えられます」
当時の三河地震の前後には、43年鳥取地震(内陸直下型)、44年東南海地震(プレート型)、46年には南海地震(プレート型)が起きている。
歴史は繰り返される可能性が高い。すでに2016年には鳥取県中部地震(M6.6)があった。
「昨年11月ごろから、静岡県の天竜川の東側で地震が何度かみられました。浜岡原発のある御前崎との中間付近です。さらに4月9日には島根県大田市の地震(M6.1、震度5強)、16日には和歌山県南部で地震(M3.4、震度2)が発生しています。フィリピン海プレートの影響を受ける西南日本、および東京周辺で地震が顕著になっているのです。
紀伊半島南部、紀伊半島南東沖、それに琉球諸島の西表島、トカラ列島付近などでも、地震が頻発しています。これらは、すべてスーパー南海地震の前兆と考えられます。極めて近い将来、東海―東南海―南海―琉球列島―台湾―フィリピンの広域で、一度にあるいは間欠的に巨大地震が発生する可能性があります」(前出の高橋教授)
人口密度が高い地域で起きる地震は、大震災になりやすい。内陸直下型地震の場合は住宅の倒壊に、プレート型地震の場合は、津波に対する警戒が必要である。山陰と太平洋沿岸はグラグラな状態だ。
「まだ大丈夫」とは言えなくなってきた。
【暮らし】14日に起きた愛知県西部の地震。「今回の震源は1945年1月に起きた三河地震の深溝断層と同じか極めて近い場所にある」と専門家は注目します。 https://t.co/92PlWs12Rs #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年4月18日
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