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大分 中津 耶馬溪町で山崩れ 6人の安否不明
4月11日 10時46分
11日朝、大分県中津市で住宅の裏山が大規模に崩れて3棟が土砂に埋まりました。警察などによりますと、住民6人の安否が分からなくなっていて、警察や消防が捜索活動を行っています。
大規模な土砂崩れがあったのは、大分県中津市耶馬溪町金吉で、11日朝4時すぎ、山が崩れて住宅が土砂に埋まったと警察に通報がありました。
現場は市の中心部から南におよそ20キロ離れた山あいの集落です。現在、捜索が行われていますが、警察によりますと、住宅3棟が土砂に埋まり、住民の20代から90代の男性1人、女性5人の合わせて6人の安否がわからなくなっているということです。
大分県や中津市によりますと、安否がわからなくなっているのは、橋本アヤ子さん(86)、江渕めぐみさん(52)、江渕優さん(21)、岩下アヤノさん(90)、岩下義則さん(45)、岩下愛子さん(76)の6人だということです。
また、中津市消防本部によりますと、裏山は幅およそ100メートル、高さ50メートルから60メートルほどの範囲で崩れているということです。
中津市などによりますと、現場には午前9時すぎ、土砂や落石を取り除くため地元の建設業協会から派遣された大型の機械3台が到着し、救助の要請を受けた陸上自衛隊別府駐屯地の隊員が向かっているということです。
不明者の親族「無事に見つかってほしい」
土砂に埋まっている住宅の住人の親族の男性は「テレビで土砂崩れがあったと知って来てみたら、ここが現場だとわかった。親戚に電話をかけているがつながらず心配だ。早く無事に見つかってほしい」と話していました。
120人が救助に
大分県によりますと午前9時現在、中津市消防が20人、日田玖珠消防が8人、中津警察署と地元の消防団、合わせておよそ60人、大分県警察の機動隊が30人の合わせておよそ120人が救助にあたっているということです。
国土交通省九州地方整備局は、大分県や中津市に職員を派遣して情報収集を行っているほか、ヘリコプターを出して上空から調査を進めることにしています。また、ショベルカーや照明車を現地に派遣することにしています。
大分県建設業協会中津支部によりますと、土砂の撤去に当たる大型機械3台を現場に向かわせているということです。
現場付近は土砂災害警戒区域に指定
土砂崩れが起きた現場は、中津市の中心部から南におよそ20キロ離れた、山あいの地区です。
中津市役所の耶馬溪支所によりますと、現場は山あいを流れる金吉川に沿った低地に住宅が点在していて、周辺の山は急な斜面になっているところもあります。
土砂崩れに巻き込まれた現場では、山のふもとに数軒の住宅が集まっています。
国土交通省によりますと、土砂崩れがあった現場付近は、去年3月に大分県が土砂災害防止法に基づいて「土砂災害警戒区域」に指定していたということです。土砂災害警戒区域に指定されると、市町村は、避難場所や避難経路をあらかじめ検討し、地域防災計画に記載することが義務付けられます。
さらに、山の斜面の部分と一部の住宅の敷地は、斜面が崩壊した際に建物に被害が出て住民に大きな危険が及ぶおそれがあるとして、「土砂災害特別警戒区域」に指定されていました。土砂災害特別警戒区域では、宅地分譲などの開発行為や、新たに建てる建物の構造などに一定の規制がかかります。
避難所開設
中津市は午前8時に耶馬溪町大島の下郷地区公民館に避難所を開きました。午前9時現在、避難してきている人はいないということです。
住宅4棟のうち3棟が土砂に埋まる
中津市消防署によりますと、山が崩落した場所には住宅が4棟あり、このうち3棟が土砂に埋まり6人の安否が分かっていないということです。もう1棟に住む4人は避難が確認できたということです。
現場近くの消防団員「住宅が土砂で埋まっている状態」
現場近くに住む36歳の消防団員は「午前4時ごろ、他の消防団員の電話や消防車のサイレンで目が覚めました。現場は住宅が土砂で埋まっている状態で、知り合いがたくさんいるので心配です」と話していました。
現場の近くに住む男性は「山が崩落したということをニュースで知って現場まで車で向かったが、途中で通行止めになっていて歩いて現場を見にいった。山の上から土砂や大きな岩が何百メートルにもわたって崩れていて、4軒ある住宅のうち1軒を除いて土砂に埋まっているように見えた。住んでいる人は知り合いで安否が心配です」と話していました。
現場の近くに住む50代の女性は「崩れる音は聞こえなかったが、山が崩れたと聞き、外に出たら山が上の方から崩れ落ちていたので驚きました。大雨や地震など土砂崩れが起きる要因が全くない中でなぜ起きたのか、予兆がなく避難のしようもないので、とても怖いです。崩れた場所は知り合いの家だと思うので、一刻も早く無事で見つかってほしいと心配しています」と話していました。
現場近くは交通規制
大分県の中津土木事務所によりますと、土砂崩れが起きた地区を通る県道702号線は、現場から2キロほど北側にある国道212号線との交差点から現場周辺にかけて、通行止めになっているということです。
中津土木事務所では、職員を現地に派遣して詳しい状況を確認するとともに建設用の大型機械を手配して、救助の準備を進めているということです。
雨の観測なし
大分地方気象台によりますと、土砂崩れがあった中津市耶馬溪町のアメダスの観測点では、10日夜から11日朝6時までの24時間で0.5ミリ以上の雨は観測していないということです。
また、先週から10日まででは、6日に4.5ミリ、7日に1.5ミリの雨が観測されていますが、8日から10日までの3日間には0.5ミリ以上の雨は観測されていないということです。
年間80万人が訪れる観光地
中津市耶馬溪町は大分県の北西部にあり、町の中央部にある渓谷「耶馬溪」は名勝として知られ、秋の紅葉シーズンには例年、およそ80万人の観光客が訪れる観光地です。
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大分 中津 土砂崩れ現場付近の8世帯に避難勧告
4月11日 8時47分
大分県中津市は、午前8時に土砂崩れの現場に近い耶馬溪町の梶ケ原地区の合わせて8世帯19人に対し、避難勧告を出しました。
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【大分山崩れ】大分県中津市耶馬渓町金吉で大規模な土砂崩れ 住宅が複数土砂に埋まる 6人の安否不明
https://matomedane.jp/page/6654
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