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2017年10月16日石垣島で小型クジラ「ユメゴンドウ」14頭の群れが打ち上げ、地震につながる恐れは
http://jishin-news.com/archives/2905
2017/10/17 地震ニュース
10月16日に沖縄県の石垣島名倉湾で小型のクジラ「ユメゴンドウ」14頭が迷い込み、12頭が座礁したと八重山毎日新聞が伝えている。
現地では救助活動の結果、浅瀬まで入り込んでいた2頭が同日夜、沖合に戻ったと言うが、イルカやクジラの打ち上げ・座礁は地震との関連から語られることも多いため話題になりそうだ。
九州南部から沖縄にかけての一帯では、9月30日に奄美大島でリュウグウノツカイが見つかったばかりだが(関連記事参照)、10月に入ってから付近で起きている有感地震にそれほどの特徴は見られていない。
10月02日 M4.1 震度1 種子島近海
10月07日 M3.3 震度1 種子島近海
10月12日 M2.9 震度1 宮古島近海
10月15日 M3.7 震度2 奄美大島近海
10月15日 M4.6 震度2 薩摩半島西方沖
イルカやクジラの打ち上げ後に強い地震が起きていた例としては2011年2月のニュージーランド・クライストチャーチにおけるカンタベリー地震(M6.1)の2日前に100頭以上のイルカが打ち上げられていた他、東日本大震災の際にも約1週間前に茨城県で約50頭のイルカが打ち上げ、また2016年の熊本地震直前にも熊本や長崎でそれぞれクジラが定置網にかかっていた例が知られている。
しかし、もちろん地震に繋がらなかったケースも多く、2015年2月にニュージーランドで約200頭のクジラが打ち上がった際には地震への警戒が広がったが被災地震は発生しなかった。
また国内でもイルカ・クジラに関する話題は時々聞かれるがその後強い地震は起きなかった場合のほうが多いことから、今回の件も必要以上に警戒する必要はないだろう。
2017年にはこれまでに20回近く「座礁」「打ち上げ」「群れが出現」「死骸が漂着」といった形で言及されているが、その後の地震との関係が疑われる事例は2〜3割程度のようだ。それらを一覧にするとこうなる。
2017年01月31日 福島県の港にイルカの群れが出現
2017年02月11日 M5.2 震度3 福島県沖
2017年02月19日 沖縄県でザトウクジラの死骸が漂着
2017年03月02日 M5.2 震度4 日向灘
2017年03月01日 大分県の沖合でザトウクジラ
2017年03月02日 M5.2 震度4 日向灘
2017年03月05日 鹿児島県屋久島でシャチの死骸が打ち上げ
2017年03月10日 鹿児島県南さつま市でマッコウクジラ6頭打ち上げ
2017年03月13日 鹿児島湾内でクジラが目撃される
2017年03月12日 M5.1 震度3 薩摩半島西方沖
2017年03月17日 M4.8 震度2 種子島近海
2017年06月10日 宮崎県でクジラ7頭打上げ
2017年06月20日 M5.0 震度5強 豊後水道
関連URL:【八重山毎日新聞】名蔵湾に小型クジラ 市民らが沖合へ誘導
http://www.y-mainichi.co.jp/news/32411/
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