http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/203.html
Tweet |
(回答先: Re: 2017年11月**日 投稿者 taked4700 日時 2017 年 9 月 19 日 15:33:01)
額に汗が噴き出してきた。
首都圏全体が被災していたら、ほぼ確実に消防は手が回らない。つまりドアが開かないことは、ここに閉じ込められてしまったまま相当期間耐えなければいけないということだ。
更に、このビル自体が次の大きな揺れで横転する可能性もある。この近くのビルでは窓の右手にある20階程度のビルが横転しただけだが、遠方では相当数のビルが横転しているようだ。
おかしい。手が動かない。何かに掴まれている。誰だ?
「健介」という呼び声が聞こえてくる。誰だ。この部屋には自分しかいない。
やみくもに手を突き出して、相手を殴ろうとした。その手を誰かがまた掴む。誰だ?
「健介、起きろ。もう5時過ぎだ。それから、東京湾北部で微小地震が急増。」
目を開けると、明が業務服を着て立っている。そう、ここは消防署の仮眠室。俺は夢を見ていたのだ。
まだ大地震は起こっていない。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。