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2017年09月09日震度5強の秋田県内陸南部で収まらない地震、震度4含む15回発生で更に強い地震は
http://jishin-news.com/archives/2713
2017/09/09 地震ニュース
9月8日の22:23にM5.3・震度5強を記録した秋田県内陸南部での地震が収まりを見せておらず、今後の強い地震への懸念が強まっているようだ(画像は気象庁より)。
9月8日22:23のM5.3・震度5強以降、9月9日14時までに同震源で発生している有感地震の数はなんと15回。地震の規模自体はそれほど大きくないが、9月9日の11:42には震度4も起きるなど揺れが続いている。
09月08日22:23 M5.3 震度5強 秋田県内陸南部
09月08日22:35 M2.4 震度2 秋田県内陸南部
09月08日22:37 M1.7 震度1 秋田県内陸南部
09月08日22:40 M1.6 震度1 秋田県内陸南部
09月08日22:45 M1.4 震度1 秋田県内陸南部
09月09日01:40 M1.8 震度1 秋田県内陸南部
09月09日01:50 M1.6 震度1 秋田県内陸南部
09月09日05:30 M2.0 震度1 秋田県内陸南部
09月09日05:58 M2.6 震度2 秋田県内陸南部
09月09日07:09 M1.8 震度1 秋田県内陸南部
09月09日08:57 M2.1 震度1 秋田県内陸南部
09月09日11:07 M1.8 震度1 秋田県内陸南部
09月09日11:42 M3.2 震度4 秋田県内陸南部
09月09日11:46 M1.8 震度1 秋田県内陸南部
09月09日11:52 M1.9 震度1 秋田県内陸南部
09月09日13:19 M1.7 震度1 秋田県内陸南部
これらの地震の殆どが震度5強と同じ「北緯39.5度/東経140.4度・深さ10km」で発生しており、9月8日22:45のM1.4・震度1の深さが20kmだったこと、そして9月8日22:37のM1.7・震度1の東経が140.5度であったこと以外は同一である。
9月8日のM5.3・震度5強の際に言及したが(関連記事参照)、今回の震源と1914年3月15日の仙北地震(M7.1)との位置関係については気象庁が示した上記の図の通り、ごく近い場所であったと言えるため、今回の震源では非常に強い地震が起き得る、という点からは更に強い揺れの可能性も否定出来ないが、相次ぐ地震は今後の「本震」の存在を意味しているのだろうか。
また、M7クラスとまでは行かなくとも、同規模程度の地震が起きる可能性があることについては過去のデータからも示すことがで出来そうだ。
2011年4月19日に秋田県内陸南部でM4.8・震度5弱の地震が発生した際には、今回と同様余震が相次いでいたが、徐々に減ってきたタイミングである5月27日に再びM4.5・震度4の地震が起きていたためである。
秋田県を中心とする東北地方では今回のM5.3・震度5強が仮に前震であった場合や同程度の規模が再発する場合にも備えておいたほうが良いだろう。
2017年09月08日秋田県内陸南部でM5.3・震度5強が発生、活発化する地震活動への厳重な警戒を
http://jishin-news.com/archives/2710
2017/09/08 地震ニュース
9月8日の22:23に秋田県内陸南部でM5.3・震度5強の地震が発生した(画像はYahoo!天気・災害より)。
日本国内でM5以上の地震が発生したのは同日未明9月8日2:27の小笠原諸島西方沖M6.1・震度3以来20時間ぶりで、同じ日にM5以上の地震が2回以上起きたのは7月28日の鳥島近海M5.6・震度1と茨城県沖M5.0・震度1以来約1.5ヶ月ぶりである。
また、震度5強以上を記録した地震としては7月11日の鹿児島湾M5.2・震度5強以来約2ヶ月ぶりで、2017年に入ってからの震度5強以上としてはこれが4回目。
秋田県内陸南部での有感地震としては8月25日のM1.9・震度1から2週間ぶりのことだが、同震源はそれほど頻繁に地震が起きる場所ではなく、2017年としては今回が6度目である。
今回の震源位置が正確に特定されてから改めて検証する必要があるが、近い場所で過去に記録されていた地震としては1914年3月15日の仙北地震(M7.1)があるようだ。この時の揺れは最大震度7相当と推定されており94名の死者が出たといわれている。
また多少離れているとみられるが、付近には横手盆地東縁断層帯が南北に走っており、ここではM7.2〜M7.3程度の地震が起きる可能性があるとされている。
今後の強い地震への警戒が必要だが、メキシコでM8.1、熊本で震度4、そして秋田県で震度5強と9月8日に地震活動が活発化した背景にはX9.3の大規模太陽フレアが影響しているのだろうか。
因果関係ははっきりしないものの、日本全国で今後数日は地震への厳重な備えが必要であることは間違いないだろう。
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